「チャント国民年金を掛けておくのよ!付加年金の方も忘れないようにね!」 仕事を一時休み子育てに専念していた私は内心 ”それどころじゃないよ” と思っていたが、煩く言い募る母に根負けして子供をおんぶして市役所へ出かけた。あれからウン十年。年金受給年齢になって試算してもらった際、よくぞ付加年金を掛けときましたねと褒められた。
巡りめぐって・・今、外国にいる娘の年金定期便が我家に届く。20才以来加入が義務づけられ大学、会社員時代と約15年継続していたが移住以来空白になったままだ。記録を見ると納付累計額323万円。受給額は月当たり4万円と試算してあった。20年後の4万円相当額は?
米国の年金制度の確認を促しても、「教える人によって様々よ」と言うばかり。今が大変な彼女にとって将来のことは遠~い先の話のようだ。熟慮の末、日本国籍を持つ娘に代わり親が国民年金(任意)を代理納入することにした。17ケ月の空白は生じたが気がかりの一つがヤット解消された。今後手続きが必要なケースは?の問いに「本人の姓が変わった際、日本に永住する際(任意から強制に変更)」だった。双方共大いに有り得る事態だ。