玉川上水の辺りでハナミズキと共に

春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり (道元)

10人で囲んだ正月の宴

2008年01月05日 | ねったぼのつぶやき

 普段2人で囲む食卓は新聞を両面開きにしても間に合っている。家庭持ちになると号令をかけなければ参集は不能だ。スペースが限られていてもせめて正月位はと2人の子供家族に声掛けし全員9人が集合した。こんな時代だからこそ親子、兄妹、従姉妹といった親戚意識を孫子の代に伝えたい。

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 さてこの人数になると食卓を囲むのは簡単ではない。家中のありったけの椅子を出しテーブルの周りに配置する。とりわけ子供達の席順はいつも悩ましい。子供なりに席にこだわる理由がある。「誰それの隣に座りたい」「誰の正面がいい」等。ヤット満足のゆく席順で大会食が始まった。

 小学3年の双子姉妹は祖父母の家を訪ねるといつにも増して賑やかしい。お稽古事や塾があって休暇以外は滅多に来れなくなりX’sのプレゼントと正月のお年玉が重なってニコニコだ。ゲームは制約されており注文は3本目というソフトだった。ゲームが始まると負けん気の強い妹が半泣きになって1回り大きい姉に食い下がる。青い目のオジサンとはどちらも引かず泣いてなんかいられなかった。

 そして翌3日、兄嫁さんから「さっきよりお腹が下がったのじゃない?」と指摘されていた通りBabyが飛び出して総勢10人家族(男3女7)でヨリ強固な「女上位の世界」が確立した。

コメント (3)
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