船上での規則正しい生活が始まったのは乗船4日目、自主企画でウオーキング、ラジオ体操、太極拳が始まってから。朝5時30分集合の為その前に起き出す必要あり。時差調整を1時間づつやったので暗いときばかりではではなかったが、概ねデッキで日の出を見ることができた。夜が白々と明け、暗かった海洋が青く照らされ、そのうち地平線の向こうに朝日が昇る。その心地よさにつられ最後まで参加し通すことが出来た。なんせ早起きしなければならず落伍者も多く出る。そのせいで程よいスペースができてウオーキングし易くなった??
朝食は7時前から。汗がひどいときにはシャワーに戻るが、大方はそのままデッキから1階下にあるトパーズダイニングに下りて、気分や天候、混雑の具合を見ながら屋内か屋外のテーブルに席を取り、コーヒーや紅茶、フルーツ、ヨーグルトなどをバイキング方式で戴く。また当日の船内新聞のタイムテーブルを見ながら、ドレに参加しようか等とお茶しながらお喋りする貴重な時間でもあった。若者たちは朝が遅いので中年組が多くち・と寂しい?正式のダイニングルームもあって、帰室する途中、私の常食であるお茶漬けと少々のフルーツをバイキングで済ます。
9時すぎからいっせいに活動が始まる。ダンス、映画、英語教室、折り紙、絵手紙、茶道、短歌、俳句、紙芝居、パッチワーク、布ぞうりづくり、楽器の演奏、合唱、囲碁、将棋、マージャン、パソコン、トランプ、講師との打ち合わせやCM用の看板作り、屋上では筋トレ、テニス、バレー、サッカー、カポエラ、フットサル、太鼓、大漁節や現地のダンスの練習、水泳、甲羅干し、若者たちは今風の音楽やダンス、午後からは1日に4回前後のレクチャーも加わった。
それらを2ケの大会場、1ケの中会場、6ケの小会場、船の両舷の長い廊下に置かれたテーブルを使って行うことになる。部屋を使うグループの担当者は帯、単発を含め場所取りが大変だったろうと思う。とりわけダンスグループ40~50名はリ・キがいっており、帯時間で連日朝、夕2回づつ組んであって他を圧倒していた。いずれにも参加せず、ひたすらベンチでまどろむも良し。読書にふけるも良し。いわゆるナ・ン・デ・モ・ア・リの解放区。写真は船内でのレクチャー。