あられの日記

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古都ホアルー観光&ベトナムの通貨計算方法

2015年05月14日 00時05分34秒 | ベトナム旅行記
ベトナムの旅の2日目。本日の観光はホテルのロビーに9時集合から。メンバーが揃うまで、ロビーのソファで待ってる間の話題は、朝の散歩です。その時に傘が壊れてしまったのも嘆いたりして。
そんなこんなで予定通りバスは出発しました。すぐに車窓は中国の広西チワン族自治区を旅した時の景色そっくりに見えた。そう言えば、中国の広西チワン族自治区の世界遺産・徳天瀑布は国境の滝で、左半分がベトナムだった。石灰岩の山の景色が似てるのは当たり前かも?
移動のバスの中、添乗員さんから『皆さんご心配の日本円からベトナムドンへの両替ですが、ガイドのフォンさんがして下さるそうです。気になるレートも、フォンさんのレートの方がホテルのレートよりいいです。1000円から両替しますとの事です。』
おおっ!マジでぇ~??やはりその国のお金を持たずに旅をするというのは不安です。外国人相手のレストランや土産物屋では困らないにしても、その場合の最低単位が1ドル!その場合、日本円だと122円。ベトナムドンだと…(実は、レストランや土産物屋では1ドルのレートにばらつきがあります。なぜなら、いつ時点のレートを基準にしてるか?場所によって違うのです。大体で書くと、1ドル=20000ドン~25000ドンでした。最低単位かこれって…。どない考えてもドルでの買い物は外国人をボル為としか思えません。
それました。
さて、フォンさんのレートですが、1000円=17万ドン。5000円だと=85万ドン。でした。
計算機。計算機。実は同人誌即売会で使う小さい計算機を常時ショルダーバックに入れてある~。
今回、旅の間の流通通貨が、日本円とアメリカドルと現地ベトナムドンの3種混合になると添乗員さんに事前に聞いていたので、そんなんいちいち暗算で計算出来ない!と思っての対策です。
取りあえず、日本円で5000円分の両替を頼みます。つまり85万ドン(20万ドン札4枚と、5万ドン札が1枚)の交換レートでした。
バスの中で計算しました所、フォンさんレートは、1ドン=0.0058823円 20万ドン=1176円。 5万ドン=294円でした。たちまちはこういう事ですが、せっかく計算機があるのだからして~。
1万ドン=59円。
2万ドン=118円。です。
ついでにベトナムのレストランで支払うドルは、
1ドル=122円。
5ドル=600円
です。う~む。これは慣れるの大変なんじゃ…。この懸念は、旅の5日目にハノイフエの飛行機移動の時、待合での搭乗待ち時間をフルに使って搭乗する待合にあった全てのお店で売られてる商品を見て回りつつ販売価格を日本円に検算しまくり、ベトナムドンに慣れて解消しました。(2015年4月現在、ハノイ発の飛行機の国内便は、2015年1月まで国際線に使用していたターミナルを使用してます。つい4ヶ月前まで国際線のターミナルだったので、入ってる売店は数も多いし、種類も多くてベトナムドンに慣れるのに最適でした)タイミング的に随分遅いと思いますが、それを他でする機会がなかったのだ。
結論、ベトナムドンを日本円に換算するには、50,000ドンの場合、1000以下を飛ばし、上の50の部分を6倍すればほぼ日本円になる。つまり…50、000ドンの場合、50×6倍=約300円(実際は294円)です。
九九なら暗算出来る日本人なら軽い軽い~。あ。スッキリ!とかやってると目的地に着いちゃった!!し・車窓を後半見てなかった~。

午前9時20分、古都ホアルーに到着です。実はここ、旅行会社のパンフレットには1日目に訪問してたハズの場所でした。でもハノイの歴史博物館訪問を差し替えて訪問したので、ホアルーに立ち寄るのも2日目に差し替えになったのです。ンな事はともかく、ホアルーに到着したら雨が降ってました。ツアー仲間は早速雨具を取り出した。私もレインコートを着て、雨除けの帽子をかぶります。その上で壊れてしまった傘も開いたのですが…。
ホアルーで待ち構えてた観光客目当てのベトナムの物売りのおじさんにたちまちバレた~~~。傘を取り出して、「壊れてるから買って下さい」という雰囲気でしゃべってるんだが、何を言ってるかさっぱり分からん!特にかさの値段がベトナム語なのがお手上げです。
速攻、ガイドのフォンさんに頼る。
「すみません。このおじさんが『傘を買え』って言ってる気がするんだけど、傘の値段が分からないの」
と。フォンさんに壊れた傘を見せる。
「おじさんがいくらって言ってますか?」
事情が分かったフォンさんはおじさんに聞いてくれた。
「4ドルって言ってます」
4ドルってーと、両替した成田空港レートが1ドル=122円だったからして、4ドルは約500円。ベトナム価格だと高いかな?と思ったけど、値段を値切る時間がもったいないし、観光中にツアー仲間に迷惑をかけちゃいけない。即決です。
でもツアー仲間は優しいのな。みんなすぐに口々に高い!とか言ってくれました。けど、交渉時間がもったいないのです。ここは4ドルをおじさんに渡します。
でもさ~。なんか空気が悪いな~。ここは一発!
「これ、おじさんにプレゼントフォーユー」と壊れた傘を気持ちは授賞式みたいなパフォーマンスで手渡した。ら…。オジさんがすんごいいい笑顔&笑い声付きで受け取ってくれたのね。と。ツアーの仲間達も一気に雰囲気が和らいだ。あ~。よかったわ~。
さて、観光開始。
古都ホアルーは、今から1000年前、968-1010年の間王朝の首都が置かれてました。王朝は丁(ディン)王朝(968-980)&前黎(レイ)王朝(980-1009)といいます。<1010年、次に遷都したのはハノイです>
ちなみに都の建物などは現存してません。ディン王朝のディン・ティエン・ホアンの廟と、レイ王朝のレイ・ダイ・ジャンの2つの祠が残ってます。

まずは初代皇帝、ディン・ティエン・ホアンの祠を見学。

門の手前に中国て皇帝を現す『龍』の石彫がありました。どうなんだろ?これ、かつての石彫なのだろうか?後世つーか、ごく最近作った石彫だろうか?

こちら、門の天井です。門は最近吹き替えたばかりの模様です。門を過ぎると、奥に石の柱が見えて来ました。

観光ガイドのフォンさんは説明してくれるんだけどね。何しろ雨が降ってるので、傘をさしつつ写真撮影しつつ更にメモを取るのは無理っ!手が足りない。考える頭も足りんわ!ああ~~、こういう時私がもう一人いたらなあと思う瞬間。ンでメモを取るのを諦めて撮影してました。





これらは最近置かれた模様です。何とゆーか、グラジオラスって派手だったのね。日本ではます寺や墓地の花瓶に生ける花じゃないもの~。でも、ベトナムにはふさわしい気がする。

こちらは皇帝に捧げられたものです。
「フォンさん、質問です。このバナナや飴ってこの後どうなるの?捨てるの??」
「捨てません」
う~む。ならどうなるのかな?祠ではあるけど寺ではない。つまり管理するお坊さんがいないって事ですよね??
謎は謎のままに残る…。







祠なので、祀られてるのは初代皇帝です。仏像ではありません。
ちなみに、現存する祠は王朝時代のものではなく、17世紀になり再建されたものです。
2016.5.27に左のデジカメ画像を追加しました。

祠の手前に大きな木がありました。ハノイの歴史博物館にもあったレーの木の模様です。
2016/5/27デジカメ画像を追加しました。
2つの祠は徒歩で移動。移動途中に水田に水牛を見つけました。
さて、デイン・ティエン・ホアンの祠から徒歩約5分でもう一つの祠に到着です。これがレ・ダイ・バンの祠です。

何か似てる!と思います?もともと2人の皇帝が亡くなったのは30年位しか離れてないし、再建したのはおそらく同じ頃だから、デザインも同じなのはあたり前。
2016.5.27デジカメ画像を追加しました。
お供えです。奥のコイル状に巻いてあるのはお線香です。日本ではまず見られない形ですが、香港やベトナムはこの形が普通のようです。
2016/5/27デジカメ画像を追加しました。
同じくお供えです。中央奥のは「仏手果」といいます。

テンションが落ちたのか、撮影枚数も少しだけ。

テンションが上がらない観光客の目をひいたのは、祠の入口で刺繍していたお姉さん。なんつーか、辛抱強いのね。
ホアルーの2つの祠では、現在修復工事の最中です。フォンさんはかつての姿に戻す形でやってるので時間もお金もかかります。とのこと。歩道に修復に使う屋根瓦が積まれていました。

これさ。ど~みても貝殻だよね?
「フォンさんこれ貝を模してるの?」
「そうです」
「なんで貝なの?」
「理由はありません。瓦の色が赤いのは土の色です」
ないんかいっ!や~絶対理由はあるハズなのですが…。必要な解説書とか詳しい歴史書とかはないのかもしれん…。だいたい祠のあるあたりに、宮殿もあったらしいとのこと。発掘調査とかもされてない模様です。
ふと、道沿いに掛けてある観光の旗が目に入る。

これは今から行くタムコックです。川の両側は黄色くなった稲なのだとか。そうか~。こんな感じなのね。つーか、さすがに稲が黄色くなるのは早いよね?
フォンさん曰く「北部のハノイ近辺では年に2回米が取れる。中部のフエでは年に3回米が取れる。南部のメコンデルタでは年に4回米が取れる」とのこと。どうだろうか?どうせ観光するならば、黄色い稲を見たいよな~。
さて。実は2つの祠を移動する間、なんか勝手に撮影してる若いオバちゃんがいたのですが、帰ろうとしたら写真片手にやって来た。これが…。いわゆる観光地でよくある奴なんですが。それはベトナムでもあるのかと。凹む程度だったけどね。なんつーか、構図が箸にも棒にもひっかからないんですわ。ぶっちゃけ全身像が写ってるだけの写真を買う日本人はいない!どうせやるならすぐそばで座ってる水牛を連れてこいっ!石灰岩の山を背景か、祠を背景にした写真にしろや!と指導したくなる程にお粗末なのね。要修行!ですね~。でもさ、若いおばちゃんは必死で「1ドル1ドル」を連呼してるのです。ま。1ドルなら妥協しちゃる!と払ったら、若いオバちゃんは次のターゲットの元へ。もちろんうちのツアーの人でした。やっちまった??少しだけ反省したけど、若いオバちゃんは押しは弱いんだが諦めはとても悪かった。つまり観光客が金を払うまで離れない。こういうやり方もあるのね~。ちなみに1ドルは約22000ドン。ベトナムの物価にするといいお金になる模様です。

観光客はバスを降りた場所に引き返す。少し前までここは工事中だった模様。

門をくぐった先に、フォトジェニックな風景が広がっていた。ここは一つ記念写真が欲しいな~と。ダンナにシャッターをお願いする。念のためと。デジカメでも撮影をお願いする。
「うわっ!何かおかしい~~」
どこを押したんだ?
「今まで普通に撮影出来てたからそんな事はないよ?念の為もう一度撮影して?」
と頼んだら、またまた何か変な音がする!と主張する。そんなハズは…??
バスの中で確認した所、確かにデジカメは変になってました。ダンナがうっかり変な所を触ってしまい、デジカメの連写機能を作動させた模様です。何やってくれちゃってんの!?
仕方なく、デジカメの取扱い説明書を取り出し、バスの中で該当箇所(連写機能の解除方法)を探します。そうなのね。私のデジカメはカシオのEXILIM EX-ZR100という機種なんですが、計算機メーカーが作ったデジカメは、使い勝手がいまいちなのです。性能はニコンとかカメラメーカーに劣る所はないけどね。実際使うと操作がいちいち面倒くさい。いちいちSETボタンを押して、上下ボタンを押して、やりたい機能を呼び出してセットする。のは面倒なんじゃ~~っ!そうそう現場でやれんわっ!と。購入して1~3回使った所で放置。それがフィルム式のコンパクトカメラが壊れて購入したのが2012年の夏だった。そっから今回の旅までずっと放置してたので、やりたい事が出来る度にいちいち取扱い説明書を確認してる訳だ。だからして、旅のメイン撮影機は携帯電話なのだな。万一に備えてデジカメで撮影。あとは、私の携帯電話では望遠機能がないので望遠撮影したい時だけ使う。あとは私の携帯電話は暗い場所の撮影が苦手なので、暗い所だけ撮影するといった具合です。
なぜにこないに詳しく書いてるか?と言えば、この後訪問したタムコック・昼食・ファトジェム教会だけしか携帯電話で撮影した画像が現存してないのだね。ええ。旅の5日目、古都フエのフォーン川をクルーズ途中に、携帯電話を川に落としてしまいました。川を舟で移動する途中の出来事です。川底に沈んでったので、携帯電話は拾えませんでした。つまり、撮影済みの画像も回収不可能で、現存してません。それを踏まえての今回のベトナム旅行記のブログ記事起こしですわ。
ホアルーの皇帝の廟を10時10分頃後に、タムコックへとバスは向います。
さ~て?どうすれば連写機能を停止させられるんだろうか…。

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