高尾山などの「寅太の山野草」

中越地震で被災した小千谷市と長岡市にある戊辰史跡の復興を応援しています。
山野草を中心にしたブログです。

富士山と綿毛で飛ぶ種子(その1)

2009-12-09 00:42:28 | 四季

週明けから2日続けての快晴に恵まれたので、冠雪の富士山を見たくなり高尾山に向かった。今回は薬王院経由で高尾山頂まで来たが、思ったより観光客が少なかった。山頂からの富士山は、大室山と御正体山の間に見える。御正体山よりは大室山が約100m低いのだが、高尾山に近い大室山がかなり大きく見える。
今朝はかなり冷え込んだので、シモバシラ(霜柱)の状況を観察したくなり、一丁平方向に向かったが、まだ氷は付いてなかった。しからばキジョラン(鬼女蘭)の、髪を振り乱した姿を観察したくなった。綿毛の付いた種子が飛ぶ寸前で、今回はかなり良い画像が撮れた。


(大室山と御正体山の間に真っ白な富士山)


(富士山の周りの山)

【テイカカズラ】
ところで、東京都美術館で、冷泉家王朝の和歌守展(うたもりてん)を開催中である。新聞でも冷泉家の祖先の藤原定家が話題の中心になっているので、同じ綿毛で飛ぶ種子でも、今回は定家縁りのテイカカズラ(定家蔓)を取り上げ、キジョランは数日お預けにする。


(杉の木にぶら下がるのテイカカズラ)

 
(逆光で輝くテイカカズラの綿毛)

 
(綿毛の付いた細い種子が飛び出す)

(高尾山)
コメント (8)
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