スイフヨウの実

花の季節の夕方には、ほんのりピンク色に変わるのを、綺麗だと見に来てもらったが、冬のこんな姿では誰も注目してくれません（この木の嘆き）。綿のような毛の中に小さな種がのぞいていた。
老いぼれた姿を「不要」だなんて言わないで、花の咲いていた華やかな頃を思い出して、老いても正しくスイフヨウ（酔芙蓉）と呼んでほしいものです。

　
（左はよく登場する隣接する麻溝公園のスカイタワー）

酔芙蓉／アオイ科／フヨウ属。
アオイ科の落葉低木。
朝に白い花を咲かせ、午後になるとだんだんピンクにかわり、夕方から夜にかけてさらに赤くなって、翌朝にはしぼむ。　
名前の由来：時間の経過とともに白からピンクに変わるのでこの名が付いた。
花期：７月～１０月。
（神奈川県立相模原公園）
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