AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

松江の思い出

2005年03月16日 | 日記・エッセイ・コラム
『水曜どうでしょう』公式HPの本日の日記に、
嬉野さんが次のように書いていました。

いいねぇ松江。
ぼくの好きなラフカヂオ・へルン先生ゆかりの土地ですね。


嬉野さんもハーン先生お好きでしたか!
私もNHKドラマ『日本の面影』を見て以来、好きで、
松江の小泉八雲記念館にも行ったことがあります。

何年前でしょうねえ。
もう瀬戸大橋はできていましたね。
夏の松江は天気が良く、空は水色。
プールに行く小学生達が、わいわいとバスに乗ってきて、
テレビでしか聞いたことのない方言で話していました。
小泉八雲記念館の他には松江城に行きました。
静かなお堀で、水鳥が数羽泳いでいました。
タクシーの運転手さんは
「どこから来たの? 北海道?!
なーんにもないところでしょう、ここは」
と言っていました。というか、島根や鳥取の人はみんな、
ここは何もないでしょう、と言うのでしたが。

北海道から行くと、本州(とひとくくりにするな、とよく
言われます)は、「ああ、日本だ」という感じがします。
田園、瓦屋根、杉の木、湿度の高い空気、けむる夏空。
北海道の東側にはないものばかりです。
その中でも、松江はいいところでした。また行きたいです。


コメント (2)
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救命病棟24時のお話・その16

2005年03月16日 | CX『救命病棟24時』
第10話「命の終わりを看取るとき」。

先週の予告映像の緊迫感がとても高かったので、
急転直下の事態を予想しておりました。

しかし、蓋を開けてみれば、もう少し日常的な、
「震災のためではなく、ガンのために亡くなる人のお話」でした。
珍しく1話の中でかなり長い日数が経過しましたし。

そう。震災のような出来事がなくても、日々人は死んでいく。

省吾くんが「あのおじさん死んじゃうの?」と聞いたときの、
千尋ちゃんの返事が、小さな女の子とは思えないほどすごかった。

「人は誰でも死ぬんだよ」。

彼女は言う。
人は死んだら天国に行く。
天国はどんなところかはわからない。
そして帰ってこられない。

それを知っていることは大事なことだ。
命には限りがある。
だからこそ私たちは、今を大切に、精一杯生きなければならない。
ここでも「最善を尽くせ」というテーマが立ち現れる。

城丸さんの父親は、信念を貫き、精一杯生きて、そして逝った。
そんな彼が、息子が指示通りの働きをしたときに言う
「欲張りなものだ。息子と一緒に働きたくなった」
という言葉には、もう胸が詰まりそうになった。
「あきらめない」「負けないで」と書いた子ども達の絵にも。

寺泉パパ、大丈夫です。あなたの娘とその友人は、
とてもつよく育っていますよ。





*****





本日の佐倉くん。

もうね、「いて当然」の人になりましたが、それでも
ちらっとでも映ると嬉しいし、台詞があるともっと嬉しい(^^)
今回は日比谷先生への突っ込み担当でしたね(笑)

そして、日比谷先生は、どんな立場の人であれ、
ひねくれ者・嫌われ者には一定の理解と親しみを示す人で、
ステレオ・タイプの「いい人」ばかりがいい人なのではない、
という姿勢を貫いているところが立派。
って、自分もそういう人間だからなんでしょうけど。

でも私も、イクラとたらこマヨネーズのおにぎりだったら遠慮する(笑)



*****



最後の最後で、スタッフを集団食中毒が襲うわけですが。
よく見ていると、細かく細かく伏線張ってあるんですね。
ずいぶん前に、支援物資のお弁当が賞味期限切れだ、とか
あったじゃないですか。
事態に落ち着きが出てきたことで、逆に仕事に狎れが生じる怖さも
感じましたし。そこらへんはリアルな感じがします。

ただ、何となく
「スタッフの大多数が一撃で倒れる」ための事態のようにも見えて、
ちょっとあざといかなあ、と感じたり(^^;)
だけどそれを言ったら、最終回直前で誰かが撃たれる
『踊る大捜査線』とか『きらきらひかる』とか『TEAM』とか…(笑)

私が好きなのは、
「物語の扉が閉じても、その向こうであの世界は続いている」
という最終回なので、ぜひその境地に達して欲しいです(偉そう)。
扉の外に放り出されてもいい、置いてきぼりを食らってもいい、
あの世界の人々のその後に心を寄せたくなるラストにしてほしい。
来週も楽しみです。見届けるぞっ。






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