AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『九十歳。何がめでたい』を観てきました

2024年07月14日 | 映画

『九十歳。何がめでたい』(前田哲監督作品/2024年)


今年は、3連休になると映画館に行っていますね(前回は2月でした)。

前田哲監督って知っている監督さんのはずだなあ、と思っていたら、
『パコダテ人』の監督だったんですね! 
それから『こんな夜更けにバナナかよ』も。
というか、今作を含めてこの3作品しか拝見していませんが、
温かいユーモアや、ウェットになりすぎないバランスが
どの作品にも共通しているように感じます。

今作も、何しろ草笛光子さんの<生誕90年記念作品>と銘打つだけあって
佐藤愛子さんを演じる草笛さんの魅力が満載な、楽しい映画でした。
この年代の人は、「引退して余生をのんびり」なんていうのは
むしろ元気をなくしてしまうんだなあ、というところも説得力があったり。
彼女の前では、唐沢寿明さん演じる初老(?)の吉川さんも
まだまだ若輩者感があったり。
というか、佐藤愛子さんすでに百歳におなりだったんですね!
佐藤愛子さんの作品は、実は全く読んだことがないのですが(すみません)、
生涯現役というのは気力の上でも大事なんだなと改めて思いました。

舞台となる佐藤愛子さん宅が、生活感があるのにとても素敵で、
しかもエンディングで登場する実際の書斎がそっくりだったので、
てっきり「ホンモノのお宅で撮影したの?!」と思ってしまいましたが、
そんなことはなかったのでした。映画の美術監督さんってすごいなあ。

>>> CINEmadori Room152

あと、なぜそこにオダギリ・ジョーさん、とか
芋洗坂係長さんかと思ったら三谷幸喜さんだった、とか
そんなところも楽しかったです。
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周回遅れで『ゴジラ-1.0』を観てきました(少々ネタバレ)

2024年02月11日 | 映画
『ゴジラ-1.0』 (山崎貴監督作品/2023年)


3連休をいいことに、周回遅れで『ゴジラ-1.0』を観てきました。
映画館自体半年以上ぶり!
多少ネタバレを交えつつ感想を書こうと思います。
一応画像を置いておきますので、ネタバレを回避したい人は
この下をご覧にならないようにしてください。




        2009.06.24 撮影(釧路市千代ノ浦から太平洋を望む)


私、ゴジラシリーズは『シン・ゴジラ』しか観ていないんですよ。
怪獣映画自体あまり思い入れがある方でもありません。
それでも「今度のゴジラは終戦直後のボロボロになっている日本を襲う」と聞き、
その手があったか! とは思っていたんですよね。
『シン・ゴジラ』の舞台が現代日本というのも好きでしたけど、
やはり怪獣映画は昭和の香りが似合うのかもしれません。

そして実際、これはやはり映画館の大画面で観て正解でした!
映像も音響も圧倒的でした。鳴り響くオーケストラも。
物語は、丁寧に布石が打たれているので流れがわかりやすく、
どちらかといえば予定調和的で、
だからこそ安心して没入できる感じでした。
いや、ゴジラは怖いし絶望的でしたよ。
でも「観る人の知識や想像力」にそれほど左右されないというか、
観たことをそのまま受け取れる感じでした。
その分予想外の大団円だったことにびっくりしましたけど。
(まさか主要な登場人物が誰も退場しないとは!)

戦争体験のある人たちが、その経験を生かしながら、
しかし今度は生きるために戦う、というあたり、
当時の感覚と現代的な価値観とが無理なく描かれていたと思います。

その他、メモ的に。

・アメリカでも大人気だったと聞きましたが、
 そういう「観たことをそのまま受け取れる」ところがよかったのかな、と。
 家族の物語でもあるし、ハッピーエンドだし。
 (しかし、敗戦直後の焼け野原はアメリカのせいなんですが、
  そこら辺はどう割り切ってご覧になったんでしょうね)

・俳優陣はどの人もはまり役で、とてもよかったです。
 個人的にはいかにも昭和の小母さんな安藤サクラさんと
 艦長役の田中美央さん(制服が似合う!)が嬉しかった。

・ゴジラは『シン・ゴジラ』しか観ていないので、
 旧作へのオマージュがどれほどあったかはわからないのですが
 (実況中継の人たちが襲われるところは知っていましたが)
 冒頭のゴジラに暴れ方は『ジュラシック・パーク』を連想したし
 逃げ惑う人混みの中の赤い服の少女は『シンドラーのリスト』を思い出しました。

・唯一「失敗したな」と思ったのは、昨年のうちに観なかったこと。
 焼け野原や崩れていく家屋や、立ち尽くす人々には
 どうしても能登半島地震を思い出し、胸が痛くなってしまいました。
 本当に、人間の敵は自然と災害だけでいいのです。
 人間同士で争っている場合ではないのです。


【追記 24.07.14】
 映画のタイトルを間違えていたことに、今、気づきました!
 -0.1って何。恥ずかしい。遅ればせながら訂正しました。
 すみません。

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映画『岸辺露伴ルーヴルへ行く』

2023年06月25日 | 映画
『岸辺露伴ルーヴルへ行く』 渡辺一貴監督作品(2023年)

                    Photo by NOION


テレビドラマでも楽しんでいた『岸辺露伴』を、
先週末に観に行ってきました。
映画館に行ったのも半年以上ぶり。楽しかったです。

よい意味でドラマとあまり変わらない、というか、
映画化による予算を、ルーブル美術館でのロケを含めて
舞台美術の丁寧さに使っていた感じで、とてもよかったです。
特に、露伴さんのおばあさんの屋敷! 
ふだんの葉山「加地邸」もそうでしたが、
ルーブル美術館と並んでもまったく見劣りしない素晴らしさで、
緑滴る真夏の風景がとても素敵でした。
もちろん、ルーブルは言うまでもなく建物自体が美術品だし、
有名作品が惜しげもなく出てきてびっくりでした。

たぶんまだネタバレとかしない方がいいと思うのですが、
一つだけ。泉ちゃんの鋼のメンタルは、今回も健在でした!
 
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クイーンの午後

2023年05月06日 | 映画
映画『ボヘミアン・ラプソディ』 ブライアン・シンガー監督作品(2019年)

先日テレビで放映された『ボヘミアン・ラプソディ』を
録画しておいたので、本日の午後拝見しました。
映画の後に、これも録画しておいたNHK『アナザーストーリーズ』も。

クイーンは昔、「スターダスト・レビューが好きならおすすめ」と
CDを貸してくれた人がいて、それ以来結構聴いていましたが、
実は詳しいことは何も知りませんでした。
映画が公開されたときに、本当は映画館に観に行きたかったのですが、
機会を逃しました。楽しみにしていたのに(^^;

というわけで、絶対連休中に録画を観るぞ! と思っていたのです。

大変見ごたえのある映画でよかったです。
昔『ドアーズ』も観ましたが(カイル・マクラクランが出ていたから!)
ドアーズはあまり曲を知らなかったので(すみません)
曲に親しみのある分クイーンは楽しかったし、
最後のライブ・エイドの場面も圧巻でした。

でも、最も心打たれた場面は、
フレディが疎遠にしていたジム・ビーチに電話をかけて
「マイアミ?」と言っただけでジムが「フレディ?」と返したところ。
その後フレディが電話を切るときにビーチを「ジム」を呼んだことにも
何故だかわかりませんが涙が出そうになりました。
互いへの思いやりや尊重する雰囲気を感じ取ったからでしょうか。

その後、ちょっと休憩してから『アナザーストーリーズ』も観ました。
改めて映画のライブ・エイド再現度の高さに驚きましたし、
映画と実際の違いもわかって、よかったと思います。
観る順序を逆にしなくてよかった。
『アルゴ』は原作を先に読んじゃったからなあ)
(原作ではカナダが映画より数段かっこいいんですよ!)

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映画『沈黙のパレード』(ややネタバレ気味)

2022年09月24日 | 映画
『沈黙のパレード』 西谷弘監督作品(2022年)

長らく長崎に行っていた叔父が釧路に帰ってきたのですが、
長崎にいる間に福山雅治さんの大ファンになった、
映画も見たいと言うので、一緒に行ってきました。
高齢男性も虜にする福山さん恐るべし。

【ご注意!】
ちょっとだけ内容に触れて感想を書きますので、
まだ観ていない人は、この下を読まないでください。




2013.08.02 撮影


『ガリレオ』は最初のドラマシリーズを観ていた覚えがあります。
1年半ぶりに映画館に行きましたが、見ごたえがある映画でよかったです。
ミステリなのに説明臭くないし、登場人物も多いのにわかりやすい。
人々の感情も思惑も、十分伝わってきました。
パレードのシーンも迫力があってよかったと思います。

本当はもっとえげつない真相なのではないかと思っていましたが
(例えばあの女の子はセクハラ被害を受けていた? と思ってしまった)
人情味のある着地で、後味も「ほろ苦」くらいでよかったと思います。
科学捜査的な部分もあまり突飛ではなかったし。
(突飛なのもちゃんと映像にしていて面白かったし)

それにしても湯川先生というか福山さん、年取りませんね!
夏の日差しの中に涼しげに立っていて、それだけで見ほれました。
柴咲コウさんも言うに及ばず、北村一輝さんがとてもよかった。
そして、事件にかかわるすべての人が、とても印象的でした。
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映画『騙し絵の牙』(追記・ネタバレあり)

2021年04月19日 | 映画
『騙し絵の牙』 吉田大八監督作品(2021年)

*コロナの影響で20年公開の予定が21年に延期されました。

*後半の「追記」で若干ネタバレしていますので、ご注意ください。




           2012年8月25日 撮影(晴雨の境目)



NACSさんの本公演で盛り上がっているのを受けて、
「大泉さんの映画観に行かない?」と母を誘って出かけました。
原作は読んでいません。
映画館で映画観たのは、なんと2年半ぶりでした!

とてもテンポがよくて面白かったですv
登場人物がとても多く、筋も複雑なのにわかりやすかったのもよかった。
役者さんたちも豪勢でしたね。
大泉さんは言うに及ばず、松岡さんは役によって印象が違うなあ、と思ったり
大御所小説家が國村隼さんだとわかるまでややしばらくかかったり、
新人小説家とモデルさんの並びが美しくて(特にインスタの画像で)
令和の美男美女だなあと思ったり、人を見ているだけでも楽しかった。

ただ、一番の大ネタの部分は「あ、やっぱり」と思ってしまいましてね。
そんなにびっくりしなかったんですよ。
むしろモデルさんの件が、思いがけない方向に進んでしまって驚きました。
あれも、速水の仕掛けだったんじゃないかとひやひやしましたよ。
(そうだったらイヤな奴すぎて許せなかったですもん)


【追記 21.04.25】
ちょっとうまく感想が書けなかったので、追記します。
上記の「一番の大ネタの部分」の件ですが、
映画の宣伝文句とは違い、私には、そもそも速水は最初から
「生き残るためには何でもやる」人にしか見えなかったんですよ。
(宣伝文句だと「人当たりのいい人が牙を剝く」みたいな印象)
薫風社に来る前のことを知ってる人もそう言ってるし、
大御所作家に対する態度もそんな感じだし、
だからモデルさんの事件も仕掛けてるんじゃないかと思ったのです。
(そうでも不思議ではない感じだった)

ところで、上に書きませんでしたが、
柴崎役の坪倉由幸さんもいい感じでした!
「我が家」ってよく知らなかったので、普通に俳優さんだと思った。
モデルさんのマネージャーもいい感じだったのですが、
俳優さんの名前がわからない(^^;




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映画版『七つの会議』

2021年03月30日 | 映画
先ほどまでテレビで、映画『七つの会議』を放映してましてね。

『半沢直樹』を作った人たちで作っているから、
なかなか『半沢直樹』的だったなあ、と思いました。
エンタメ色が強くなりますよね。

2013年のNHKドラマ版『七つの会議』の重さが好きだったので、
テイストが違って、おや?と思いましたが、
やっぱり面白かったので問題ないです。音尾さん出てたしv
(NHKのには戸次さんが出てたけど)(小泉孝太郎さんと同じ役で)

ちなみに、NHKのは主役が東山紀之さん演じる原島さん。
ハッカクさんは吉田鋼太郎さんで、キーマンだけど脇役でした。
そして実は、ハッカクさんの役回りがよくわからなかった2013年の自分(^^;
でも、この役で吉田鋼太郎さんを覚えましたから、印象的なことは確かだったのです。

>>> 2013年の感想はこちら

それにしても、最近は重いドラマを見られなくなりました。
歳のせいでしょうかね。


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映画『カメラを止めるな!』(ちょっとだけネタバレ)

2018年10月06日 | 映画
『カメラを止めるな!』 上田慎一郎監督作品(17年)


話題作の『カメラを止めるな!』が、釧路くんだりまで来たので(!)
おととい、仕事帰りに観に行ってきました(誕生日だったので定時で退勤)。
映画館で映画を観るの、今年はこれが最初です。

(追記)ウソです!今年、GWに『ジュマンジ』観ていました!忘れてたけど(^^;


【ご注意!】
ちょっとだけ内容に触れて感想を書きますので、
まだ観ていない人は、この下を読まないでください。




                              Photo by NOION


最初はちょっとおっかなびっくりだったんですよね(^^;
ゾンビ映画もホラー映画も映画館で観たことがないので。

でも、とっても楽しかった!

冷静に考えると、割とよくある筋立てですし、
『アフタースクール』ほど緻密ではないのですが、
とにかく勢いで突っ走る感が若々しくて楽しい。
役者さんが無名ながら存在感のある人ばかりなのも、いいと思いました。
舞台となる廃墟がまた、よくまあこんな場所見つけたな、というくらい
素晴らしい造りで、感心してしまいました。
妙な間とかとりとめのない会話とかも、不穏な雰囲気を醸し出していて
私は怖かったです。リアルな感じがして。

そして、ここからがちょっとだけネタバレなんですけど、

常々チョロい視聴者であり、ホラー映画を見慣れていない私は、
あれ、これワンカットで撮っていく作品? と思ったあたりから
すっかり作品の術中にはまってしまったものだから、
え、ちょっと待って、じゃあこのカメラ持っているのは誰、と、
前半の最後では割と混乱していたんです(^^;

だからその後の反転攻勢は、とても楽しかった。
なんならちょっと元気づけられてしまったくらいで。


人生どんなことがあっても、みんなで力を合わせれば、まあ何とかなるさ!


という感じです。

私のような「メタな構造の物語が好き」な人間には、たまらない作品でした。
機会があれば、また観たいです!

コメント (2)
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『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』

2018年04月30日 | 映画
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』 ジェイク・カスダン監督作品(17年)

3連休を利用して、『ジュマンジ』の新作を観てきましたよ!
カスダン監督って聞いたことのある名前だなあ、と思ったら、
お父さんのローレンス・カスダン氏が『スター・ウォーズ』の脚本家なんですね。

『ジュマンジ』と言えば、前作を家族で観に行き、
映画館の最前列で観たおかげでいろいろ大変だった、という思い出が(^^;
(以来、「アドベンチャー映画を最前列で観てはいけない」が我が家のルール)

今回ナゼ観に行ったかというと、ひとえにジャック・ブラックが観たかったから!

イマドキの女子高生が、ゲームの中ではジャック・ブラック扮する博士になっちゃって、
でも中身が女子高生なので振る舞いがずっと女子高生、って、
聞いただけで楽しいじゃないですか!
そして、期待に違わず、ずっと女子高生でしたv すごい!
ジャックさんが、もともと目がキレイなのもあり、ちゃんとかわいいv
音尾さん演じるちえちゃんやイクヨさんがちゃんとかわいいのと一緒、ですが、
舞台じゃなくて映画ですからね。しかも姿はジャックさんのままですからね(^^;

最後のタイトルロールで「ベサニー/ジャック・ブラック」になっていたのには
「いや、ベサニーじゃないだろ!」と笑ってしまいましたが、
確かにジャックさんが演じていたのは、博士ではなくベサニーだったわけですよね。
なんか妙に納得しました。俳優さんって凄いなあ。
女優さんが演じるベサニーは「ヤング・ベサニー」と表記されていましたよ。

ほかにも、スペンサー役のドウェイン・ジョンソンが、
きっとこんな役を演じたことはなかっただろうと思うほど気弱な役なんですが、
彼もまたちゃんと気弱な男子高校生だったことに、好感が持てました。
ほかの二人も、後から加わる一人も、生き生きしていてとてもよかった。
彼らが、知恵と勇気で難局を乗り切っていく様子も、です。

前作の『ジュマンジ』とはまったく違うといえばそうなのですが、
とにかく楽しいファミリー向け映画に仕上がっていました。
たぶんもうそろそろ公開終了だと思うのですが、
子ども連れで観に行くにはいいんじゃないかなあ、と思います。


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映画『探偵はBARにいる3』(ややネタバレ)

2018年03月04日 | 映画
『探偵はBARにいる3』 吉田照幸監督作品(17年)

日本アカデミー賞のTV放映、少し観ることができましたが、
それで『探偵はBARにいる3』を観ていたのに
感想を書いていなかったことを思い出しました(^^;
すでに時期遅れもいいところですが、少しだけ。

監督が今回替わっていますが、多少下世話感が薄れたものの、
世界観がぶれていなくて「お帰りなさい!」という感じでした。
ブランクがあったとは思えないほど、探偵は探偵だったし、高田は高田v
今回のヒロイン北川景子さんは、予想以上に複雑な役柄を演じ切っていて、
素晴らしいと思いました。

実は、今回の冒頭の「大学生の彼女が失踪した話」というのは
原作の『探偵はバーにいる』と同じなんですけど、
私、これだけは読んでいるのにあらすじをちっとも覚えていない! 
ただ、麗子ちゃんが結構したたかだったことだけは覚えています(^^;
あと、モンローも印象的だった気が…なんてことだ。

できればもう少しシリーズを続けて欲しいなあ、と思っています。

その他、細々と。

・映画の撮影の頃は、松田龍平さんは『カルテット』も同時進行だったはず。
 なので、サンドバッグを殴っているシーンでは
 「やめて! ヴァイオリン弾けなくなるからやめて!」
 と思ってしまいました。余計なお世話ですね。(^^;
・今作でも札幌市長が出演されていますが、1作目の時とは違う方です。
 栗山監督も、まさかご本人が登場するとは思いませんでした。
 サッポロ的にも総力戦です。
・高田を吹っ飛ばす波瑠を演じる志尊淳くん。
 この次に観たのがNHKの『女子的生活』のみきちゃんだったのですが、
 確かに後藤に蹴りを入れるときは同じ迫力でした。
 今後も観ていきたい俳優さんです。

ラストで、探偵は「自分の子ですらないのかよ」と涙していましたが、
自分に子がいないからこそすべての子どもが愛おしい、と
直虎も言っていたじゃないですか。
だから私は、むしろマリの覚悟が感じられてよかったと思います。

コメント (4)
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