毎週土曜日朝(私にとって)のお楽しみだった
ドラマ『アオイホノオ』が、ついに最終回を迎えてしまいました。
最後まで、熱くて面白くて胸が痛くて、最高でした。
さすがに最終回はちょっと駆け足だったかな、と思いましたし、
ちょっとシリアス成分多めかな、と思いましたが、
でも、いろいろな面で絶望的になっていた焔くんが、
初心に返って応募したマンガでデビューが決まる、という
すごくいい流れだったと思います。
「痛みは生きている証だぜ」というセリフは、
焔くんの実感でもあっただろうし、
だからあの新人編集さんの心を掴んだのだろうし。
そして、庵野さんの「プロとしての責任と不安」のセリフは、
ようやくそういう話ができる同士になれたんだね、という感慨と
ああーっ、きっとNACSもそうだったんだーっ、という思いとで
すごくぐっときました。アマとプロの差ってそういうことなんですね。
ここから始まる戦いの方が、ずっと苦しいし果てしがない。
ただ楽しいだけではなくなるわけなのですが、
そういうことをすべて凝縮していて、いいなあ、と思いました。
エンディングで、焔くんが歩く先にみんながいる、というのにも(涙)
この人達のちょっと先、も観てみたいなあと思いました。
(現在の姿は、結構知っているから・笑)
さて、ここからはちょっと(中途半端に)オタクな話。
・80年代の再現で、一番すごいと思ったのは、
実はクリネックスの箱でした(笑) 細かすぎる!
・あとアニメージュの表紙にも見覚えのあるものがあって、
おおっとなりました。あるところにはあるものなんですね。
(一番は『イデオン』のコスモの色指定のやつ)
・南さんが言ったDAICON3に来ていた著名人のうち
私でもわかった人は、吾妻ひでお、いしかわじゅん、加藤直之(敬称略)。
・手塚治虫を知らなかった山賀さんって、ある意味大物だなあ。
(たぶん実話エピソードなんだと思いますが)
・DAICON3のオープニング・アニメを放映するのは
ヤマトはいいけどギガントはダメってことですね(笑)
・安田さんはやっぱり最後までステキだった。
庵野さんはいろいろな意味でかっこよかった。
戸高さんもそうだったけど、無表情な安田さん最高、
ということでしょうか私の中では。