『探偵はBARにいる2』 橋本 一監督作品
観てきたのが「ネットに復帰できない2ヶ月間」の最中でしたので、
感想を書くにも、いろいろうろ覚えになってますけど。
ラジオで大泉さんが試写を観た人に
「『エイリアン』と『エイリアン2』みたい。『今度は戦争だ!』」
と言われた、という話をしてましたけど、なるほど、でしたね。
と言っても、私は『エイリアン』を観ていないので、
旧ルパンと新ルパンみたいね、と思いました(『ルパン三世』のことですよ)。
大人の渋さが勝つ1作目と、陽性でマンガチックな2作目、という感じ。
桐原組はやり過ぎだし、峰子は迫力ありすぎだし、弓子は強烈だし、
そして高田! 高田が強すぎる! (しかしかわいさは倍増・笑)
それに、探偵が今回は、女でも金でも欲望に正直で(笑)
おいおい、ハードボイルドって「やせ我慢の美学」じゃなかったの~(^^;
あと、ここら辺は記憶が曖昧ですが、探偵の無駄に教養あるモノローグが
減っていた気がします…高田との無駄話も。
でも、不遇な境遇であっても健気に生き抜いたマサコちゃんや、
脱原発や環境保護を訴えながら(つまり人優先の政策を掲げながら)
かつて愛した人の死を悼むことすらできない政治家や、
その政治家に勝手に連帯して人を襲ってしまう無名の人々や
(あれ、勝手連方式ってことでいいよね?)、
「そんなことで」人を殺してしまう真犯人やの
登場する人々の人生の、やるせなさ、切なさ、不条理さは健在でした。
真犯人を前に呆然とする探偵の場面から、弓子のリサイタルまで
私はずっと泣いていた気がします。
人は、欲望や信念だけで生きようとすると「人間であること」をやめてしまうけれど、
人への愛や思いやりのためだったら、最期まで人間らしく生きていけるのかもしれない。
ホント言うとあと2回は映画館で観たかったのですが、
こちらでの公開は終わってしまいました。DVD化が待ち遠しいです。
もちろん、第3作の公開もものすごく楽しみ!
それにしても、予告映像で一番わしづかみにされていた
「雨の中、ひざまづいて叫ぶ探偵」
の場面が、あんな状況だったとは(笑)
観てきたのが「ネットに復帰できない2ヶ月間」の最中でしたので、
感想を書くにも、いろいろうろ覚えになってますけど。
ラジオで大泉さんが試写を観た人に
「『エイリアン』と『エイリアン2』みたい。『今度は戦争だ!』」
と言われた、という話をしてましたけど、なるほど、でしたね。
と言っても、私は『エイリアン』を観ていないので、
旧ルパンと新ルパンみたいね、と思いました(『ルパン三世』のことですよ)。
大人の渋さが勝つ1作目と、陽性でマンガチックな2作目、という感じ。
桐原組はやり過ぎだし、峰子は迫力ありすぎだし、弓子は強烈だし、
そして高田! 高田が強すぎる! (しかしかわいさは倍増・笑)
それに、探偵が今回は、女でも金でも欲望に正直で(笑)
おいおい、ハードボイルドって「やせ我慢の美学」じゃなかったの~(^^;
あと、ここら辺は記憶が曖昧ですが、探偵の無駄に教養あるモノローグが
減っていた気がします…高田との無駄話も。
でも、不遇な境遇であっても健気に生き抜いたマサコちゃんや、
脱原発や環境保護を訴えながら(つまり人優先の政策を掲げながら)
かつて愛した人の死を悼むことすらできない政治家や、
その政治家に勝手に連帯して人を襲ってしまう無名の人々や
(あれ、勝手連方式ってことでいいよね?)、
「そんなことで」人を殺してしまう真犯人やの
登場する人々の人生の、やるせなさ、切なさ、不条理さは健在でした。
真犯人を前に呆然とする探偵の場面から、弓子のリサイタルまで
私はずっと泣いていた気がします。
人は、欲望や信念だけで生きようとすると「人間であること」をやめてしまうけれど、
人への愛や思いやりのためだったら、最期まで人間らしく生きていけるのかもしれない。
ホント言うとあと2回は映画館で観たかったのですが、
こちらでの公開は終わってしまいました。DVD化が待ち遠しいです。
もちろん、第3作の公開もものすごく楽しみ!
それにしても、予告映像で一番わしづかみにされていた
「雨の中、ひざまづいて叫ぶ探偵」
の場面が、あんな状況だったとは(笑)