AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

よいお年を

2014年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム


                       2013.2.20 撮影


さて、今年もあと1時間20分となりました。

今年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか。

とにもかくにも皆様、本当に今年も、どうもありがとうございました。
皆様に、少しでもあたたかく心楽しいお正月が訪れますように。
そして、来年がもっと明るいよい年になりますように。
 
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『ホビット 決戦のゆくえ』

2014年12月28日 | 映画
『ホビット 決戦のゆくえ』 ピーター・ジャクソン監督作品(14年)

今年最後の「映画館で観た映画」です。
今年は映画館で『ホビット』しか観ていない~!

三部作の最終作ですし、前作はちゃんと映画館で観ていますし、
これもぜひ映画館で、と思っていたのですが、
ついでに字幕版で、とも思っていましたら、
日曜の朝8:50から上映だっていうんですよ(^^;
映画館まで1時間ちょっとかかるというのに。
あと、舞台が北の方で、雪山や凍った湖が出てくるのですが、
そのせいかどうか劇場内がだんだん寒くなってきて…
いえ、臨場感があってよかったんですけど、
映画観ていて鼻の頭が冷たくなるってどうなんでしょう。

そんな万難を排して拝見した映画ですが、
一つの物語として考えると、後半に行くにつれてシリアス成分が増えていくわけで、
結果的に映画の最終作はほぼ全編シリアス、ということになってしまいました。
『ロード・オブ・ザ・リング』っぽくなっているというか。

あと、いくつかよくわからなかったところがあって、

・アーケン石は結局どうなったんでしたっけ?
・はなれ山はその後どうなるんでしょう?

というところが特によくわかりませんでした。
ここら辺を理解するためには、原作を読むしかなさそうですね。

そんな中でも、実に4つ(!)の勢力の位置関係と人間関係は
ちゃんとわかりやすく描かれていて、そこはすごいと思いました。
ビルボがトーリンに話した「ドングリを植える」話もよかった。
ほのぼのとしていて、でも奥が深く感じられました。





*****
 




さて、そういうことで、これで今年観る映画は終わりだと思うのですが、
昨年同様、さかのぼっておさらいをしてみたいと思います。

『ホビット 決戦のゆくえ』(劇場)
『オリエント急行殺人事件』(DVD)
『ナイル殺人事件』(DVD)
『エグゼクティブ・デシジョン』(DVD)
『戦争と平和』(DVD)
『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』(DVD)
『ロード・オブ・ザ・リング 二つの塔』(DVD)
『ホビット 竜に奪われた王国』(劇場)
『ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間』(DVD)
『ホビット 思いがけない冒険』(DVD)
『英国王のスピーチ』(DVD)
『アルゴ』(DVD)

基本的に指輪関連かクリスティーか、っていう1年だったようですね。

そして、この中から1本を選ぶとなると
やっぱり『英国王のスピーチ』かなあ、と思います。
うーむ、2年連続でコリン・ファースにやられております。
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ボビー・フィッシャーを探して

2014年12月27日 | テレビ番組
昔、小学生くらいの時に、
世界から戦争をなくすにはどうしたらよいかを考え、
「チェスで勝ち負けを決めればいいんじゃない?」
と思いついたことがあります。
各国から代表を一人出して、試合をして勝負を決する。
そうすれば、誰も死なないし傷つかないじゃないですか。

でも、その5秒後くらいに
「…あ、でもきっと、負けそうになったらライバルを暗殺しようとするな」
ということも思いついたので(^^;
だから戦争はなくならないんだ、と暗澹たる気持ちになった覚えがあります。

先ほど偶然NHKで、ボビー・フィッシャーのドキュメンタリーを観て、
そんなことを思い出しました。

>>> 『天才ボビー・フィッシャーの闘い』

『ボビー・フィッシャーを探して』という映画があって、
私はタイトルと概略しか知らないのですが、
そのおかげでボビー・フィッシャーというチェスの世界チャンピオンの名前と、
彼が栄光と挫折を味わい、どうやら行方をくらましてしまったらしい、
ということは知っていました。

今回、このドキュメンタリーでようやく詳しいことを知ったのですが、
いろいろとすごいなあと思いました。
やっぱりチェスであれスポーツであれ、
才能ある個人に代理戦争なんか背負わせてはいけない、ということを痛感しました。
また、「行方をくらました」フィッシャーがいたのが日本だった、ということ、
70年代の話だと思っていたのに9.11の時代にまで話が及んだことに
結構驚いてしまいました。

でも、本当に尊敬される人物というのは、
多少性格に難があっても尊敬されるし、友人もいるし、
いざとなると手をさしのべられるものなんだな、とも思いました。
最後、フィッシャーを助けるのは「またしてもカナダ」かしら、と思いましたが、
アイスランドでしたね。
日本としても、あっさりアメリカに渡さなかったあたりは
ちょっと意地のようなものを感じました。

どんなに激動の人生であっても、晩年が穏やかであればすべてよし、
と私は思っています。
フィッシャー氏の晩年が穏やかだったことに、少しほっとしました。
コメント (2)
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今年のドラマ

2014年12月25日 | TVドラマ
08年までは、12月に「今年観たドラマ」から
私的ベスト3を選んだりしていたのですが、
最近は、はまるドラマが1本だったり(『リーガル・ハイ』とか)
すごく大好きなんだけど完成度は…だったり(『シェアハウスの恋人』とか)
なかなかベスト3宣言するのが難しくなっておりました。
昨年は、ずーっとベーカー街から出てこなかったし(^^;
もしくは映画やDVDばっかり観ていたし。

連続ドラマを続けて観る習慣も薄れてきて、
そもそも観る本数も減ってきている気がします。

でも! そんな悪条件をくぐり抜けて、
今年は心に残る上に完成度も高かった(と勝手に評価する)ドラマが
2本もありました! やった!


『隠蔽捜査』
『アオイホノオ』


の2本であります。(あら、どっちもア行ですね)
08年もそうでしたが、私は男ドラマが好きなんですねきっと(^^;

この2本の共通点は、主人公が揺るぎない! ということです。
公明正大、まっすぐすぎて周囲から変人扱いの竜崎さんと
根拠のない自信だけは壮大にある!という焔くんは、
どちらも、自分の流儀を曲げずに生きているところが似ていると思います。
(方向性は全然違いますけれど)
ホームズもそうですが、「君は変人のままでいろ」ですよv
そこが愛おしい人たちだったなあと思うのです。


あ、あとどちらも安田顕さんが見始めるきっかけでしたv
今年は大泉さんよりシゲさんより、安田さんをたくさん観た気がします。
(この間、『怪奇大作戦』も再放送で観ましたよ)
(大泉さんは映画が多かったけど、なかなか劇場に行けなかった…涙)
来年は、音尾さんと大泉さんがNHKだなあ。
あと、音尾さんのドラマ版『ORANGE』も楽しみにしています。


【追記】06年と07年の「今年のドラマ」はこちら >>> 06年 ・ 07年 
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メリー・クリスマス

2014年12月24日 | 日記・エッセイ・コラム


              Photo by Pari's Wind


世界に愛と平和が訪れますように。

みんなが笑って暮らせる日々が

できるだけ早く戻って来て、

そして、ずっとずっと続きますように。
 




*****
 




今年も、クリスマス寒波だとは聞いていませんが、
昨日から急速に寒くなってきました。
最高気温がプラスにならない真冬日が続いています。

暖かくて明るい家の中にいられることは
とても幸せなことだと感じています。


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「今年の目標」反省

2014年12月23日 | 日記・エッセイ・コラム


          Photo by NOION

今年もあと10日ほどとなりました。

というわけで、PLAN-DO-SEE、今年の目標の反省をしてみましょう。


私の今年の目標は、

1)500円玉貯金をする
2)できるだけ本を読む

でした。

500円玉貯金の方は、あまり無理せず、
サイフに残っていたらジャムの空き瓶に入れる、くらいでしたが、
それでも1年で1瓶と半分くらいたまりました。
さっき計算したら5万円超えていましたねv
ただ、夏に1瓶、弟にプレゼントしてしまったので、
いまは半分しかないんですが。
来年も同じくやっていこうと思います。


そして「できるだけ本を読む」の方ですが、
個人的には結構読んだつもりだったんですけど(^^;
さかのぼってみたら、たいしたことありませんでした。


『「超」整理法』(20年越し)
『アガサ・クリスティーの秘密ノート(上)』(下は途中でストップ)
『チェーン・ポイズン』
『リンボウ先生、イギリスへ帰る』(積ん読解消)
『探偵になりたい』(再読) 
『黒後家蜘蛛の会 1』(新しく買って再読) 
『おしどり探偵』(新しく買って再読) 
『アルゴ』


8冊! 少なすぎる! 1か月に1冊ですらない!
しかも新しく読んだのは3冊だけで、
ほかは再読だったり積ん読の解消だったり(しかも20年越し)で…
逆に言うと、昨年までは1年に2、3冊しか読んでいなかった、
ということなんでしょうね…確か趣味は「読書」だったはずなんですが。
(昔は年に100冊近く読んでいたんですけど!)

そんなわけで、来年も「できるだけ本を読む」が目標です。
積ん読もまだまだたくさんありますし(^^;



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『「超」整理法』の中のホームズ

2014年12月20日 | ベーカー街界隈
まさか、『「超」整理法』を読んでいて
ホームズに出会うとは思わなかったのですが、
あとがきも含めて2度も登場した上、
巻末の索引にもしっかり項目があるくらいですので、
著者の中で結構比重の高い存在であることがわかります。

引用するとこんな具合です。まずあとがきの方。

    何らかの専門分野で日々情報と格闘しているものの経験ほど、
    他の人に役立つものはないからだ。実際、シャーロック・ホームズの
    手帳がどうなっているかを書かなかったのは、コナン・ドイルの最大の
    ミスだった、と私は思っている。
                           (『「超」整理法』P.221)

なるほど。
でも、あんまりホームズが手帳に書いていたイメージがないのですが。
むしろそれはワトソンの方だったような。
そういえば、グラナダ版の「入院患者」でホームズが探していた切り抜きを
ワトソンがあっさり見つけ出す場面がありましたが、あれも月別のフォルダに
入っていましたね。先生、注目すべきはワトソンです!
どうせホームズはメモなんかとらずに、頭の中の屋根裏部屋に入れて、
用事が済んだらさっさと忘れてしまうんですから。

そして本文中では。

    シャーロック・ホームズも、しばしば事件の最中に捜査を中止して
    音楽会に出かけ、ワトソンを当惑させている。
                           (『「超」整理法』P.181)

これは発想法について書いている章で、

    「意識的活動」によって問題を頭の中にインプットしておくと
    「無意識的活動」によってそれが処理され、何かの機会に解答
    として外に出てくる            (同上)

の一例として出てくるものです。
これを、立花隆氏は「頭の中の発酵を待つ」と言い、
外山慈比古氏は「寝かせる」と言ったそうで、
その次に、ホームズと音楽会のくだりが出てきます。
野口先生本人は「私は、歩く」と書いていますけど。

…私はこれまでの人生で一度だけ、同様な体験があります。
それは高3の大学受験のために勉強をしていた時期のことです。
どうしても解けない数学の問題があって、
解答を見てもなぜそうなるのかがわからない。
数学が苦手な私には珍しく、粘りに粘って考えた3日目の朝、
目が覚めたのと同時に解けたんですよね。あれは自分でもびっくりでした。
(つまり「私は、歩く」に相当するのが「寝る」だったということでしょうか)
(なんかすごく…残念な感じが)

ところで、現在、私は同じ野口先生の2002年の著書『「超」文章法』を
読み始めたところですが、やっぱり索引にホームズがいるんです。
どんな文脈で登場するのか、いまから楽しみですv
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読了『「超」整理法』

2014年12月18日 | 本と雑誌
『「超」整理法』 野口悠紀雄著/中公新書

1993年に刊行されたベストセラー。
私が持っていたのは1994年の12版です。
なのできっと、当時購入したのでしょう。
しかし、全文読み切ったのは今回が初めて(だと思います)。
買った当初は、たぶん序章と第1章を読んで、
あとはパラパラ斜め読みをしたのだと思います。
なぜなら、第2章からパソコンによる整理法や発想法の話に移るから。
今読むと、現在の私の知識よりちょっと古い、くらいですが
当時は最先端でしょうからまったく歯が立たなかったはずです。
でも、今ならこの「ちょっと古い」のおかげで、私でもよくわかります(笑)
いやほんとは、20年前の本ですから、ITとしては「相当古い」のでしょうが、
私の知識と技能では「ちょっと古い」くらいに感じられます。

この本を買った頃、私は「山根式袋ファイル」に挑戦していました。
そして、野口先生ご指摘の通り、あっという間に「君の名は」症候群に陥っていました。
つまり、捜したいものをどこに分類したのかわからなくなっていたのです(^^;
あと、「こうもり問題」(どのカテゴリに入れればよいかわからない)も日常茶飯事で。
だから、序章のくだりはすごく共感いたしました(20年前ですが)。
その後、私の情報整理は「時間軸」に移行したのですが、
「押し出し式」は定着しませんでした。
「超整理法」の最大のポイントはそこだったんですけどね。
これはたぶん、ちゃんと読んでいなかったからです。

現在、私の情報や整理の仕方は、読みかじった「超整理法」の
「時間軸で分ける」(例えば14年12月のフォルダを作って
その月に作成したデータはそこに全部入れる)方式と、
「内容で分類」方式の2本立てです。
(スケジュール管理は、リズ・ダベンポートを参照v)
(月別フォルダは、当初は月別フロッピーでした。1年で12枚♪)
その年の特別任務で、後日他の人に引き継ぐ必要のあるデータについては、
「内容で分類」方式にしています。
そもそも図書館員になりたかったので、分類自体はそんなに嫌いじゃないし(笑)

理路整然とした実用書でありながら、
細部まで行き届いたユーモアと教養が、大変楽しい本でもありました。
同じページに、立花隆、ポアンカレ、外山慈比古、ホームズが
並んで出てくるんですよ。これで楽しくないわけがない!
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とりあえず

2014年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム
北海道地方は、猛吹雪に見舞われている、と
ニュースなどで報じられていますが、
私の住んでいる街は、雪自体はそれほどでもないです。

ただ、風がすごく強くて、家の中にいてもすきま風が(^^;
あと、低気圧のせいか雪かきのせいか、なんか体がだるいです。
頭がぼーっとしてくるんですけど(それはいつものこと?)

国道が通行止めになったり、高潮で街の中が冠水したりしている所も
あるみたいです。停電している地域も。大変だなあ。

明日は、少しでも落ち着いていればいいのですが。
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残念ながら

2014年12月16日 | 日記・エッセイ・コラム
残念ながら、昨日の予報よりも低気圧が発達するそうです。

これが今日出された明日の予想天気図。さらにひどい(^^;



                   Yahoo!天気・災害より

気圧が950を切っていますね。台風並みですよね。

ただ問題は、「北海道は大荒れ」「数年に一度の猛吹雪になる恐れ」と言われても
北海道は広すぎて、どの地域のことなのかわからない! ということなんですよね。
とりあえず、釧路管内の全小中学校は(一部高校も)臨時休校になるようです。
仕事はそうはいかないんだろうなあ、と思いつつ、
何とか無事にやり過ごしたいと思います。
皆さん、がんばりましょう!
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