ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』
しまった、今週分が始まるまで20分しかありません。
急いで先週の感想をメモ程度に。
前回「公私分けすぎて訳が分からない」と思った小鳥遊さんですが、
言い分を聞くとなんとなく説得力があったというか。
何よりいろいろと大変な人生を歩んできたらしいことも(視聴者には)わかって、
そんなに怖い人じゃないような気がしました。網戸直してくれたし。
今までの人と違うのは、二人の間でちゃんと会話が成立しているところでしょうか。
ビジネスの場面に行くと敵対しているわけですが。
一方、元夫の皆さんは、なぜか佐藤さんと中村さんがとても仲良しになっていて、
それというのも二人ともいまだにとわ子さんが大好きなのに
二人とも相手にされていない、という同じ境遇だからなのでしょう。
田中さんを自分たちとは違うカテゴリに入れている感じなのも、ちょっと面白い。
そして、田中さんととわ子さんがちゃんと向き合えないのを見ていると、
なぜか私は、母のマリエを失ったエーリクに、マリエの再婚相手のユーリ・シドが
「僕らは二人ともマリエをたいそう愛していたから、一緒に暮らせないか」
と言った場面を思い出すのです。(萩尾望都の『トーマの心臓』ですね)
田中さんが何かを言いかけているのは、もしかしたらそういうことなのかも。
(という妄想をしています)
妄想ついでに言うと、小鳥遊さんはとてもいい人に思えるけど、
『宝石の国』のエクメアを連想するので、まだちょっと警戒しています(私が)。
元夫の皆さんが3人とも割とよくある苗字なのに、
大豆田さん並みに珍しい苗字なのも、何かを暗示しているような。