AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『瞳』

2008年03月31日 | TVドラマ
朝のドラマを最初から観るのは、いったい何年ぶりでしょうか。


それにしても、初回から安田さんが登場するとは。
(なんか最近同じことばっかり書いていますけども)
『次郎長背負い富士』の頃にはもう、
出演依頼が来ていたんですものねえ。
そういえば、三谷幸喜さんが山本耕史さんに
「3年後(だったっけ?)に身体を空けておいてくれ」
と言った、というエピソードを読んだことがあります。
(もちろん『新選組!』のためです)
NHKって、番組づくりが丁寧なんだなあ、と
こんなところでも感じてしまいます。


しかし、今回の安田さんの登場シーンは、
なぜか『LOOSER』での
「俺だい! 古高俊太郎だい!」
を思い出してしまったのでした。なんでだ?(笑)
 


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巡る季節

2008年03月30日 | 日記・エッセイ・コラム
3月ももうすぐ終わりますね。


私が、大騒ぎしながら転勤してきて、
もう1年が過ぎようとしています。
家も人も車も多すぎる、とストレスを感じていたはずですが、
そんな環境にもいつの間にか慣れ、
広すぎると思っていた今の職場にも慣れて、
前任の、大好きだった職場は、思い出になりつつあります。


ただ、読み返すとわかるのですが、
このブログから季節ネタや自然ネタは格段に減りました。
同じ北海道とは言え、田舎町と市街地とでは
やはり感じるものが違うようです。


冬の木立は清々しく美しい、と
感じていたこの数カ月ですが、
そろそろ緑が恋しくなってきました。
いまは、暖かい日射しや芽吹きや
色の濃い青空が、とても恋しいです。
各地の桜の便りが、その想いをますます強くさせます。


    春風や 闘志抱きて 丘に立つ    高浜虚子

 

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教師/刑事/語り部

2008年03月29日 | TVドラマ
■今日の午後は、録り貯めておいて観ていなかった
 『エジソンの母』を一気に4話くらい観てしまいました。
 なかなか面白いドラマだったなあ、と思います。
 何より、大人達の言い分が最後まで平行線で、
 そんなにわかりあっていなくて、
 でも、お互いちょっとずつ影響され合っている、というのが
 ちょっとリアルな感じで面白かった。
 あっさりしっかり仲良くなっている子どもたちとは違って、
 大人はいろいろ大変です。


■旭川の妹は、もう引退しましたが小学校教師だったので、
 鮎川先生の悪戦苦闘ぶりが何か身に沁みてしまいました。
 授業の道具作りで朝方まで~とか、
 学芸会の準備で真夜中~とか、よくやっていたなあ、妹。
 しかもしょっちゅう保護者から自宅まで電話来ていたし。
 そんな状態でも、ちゃんと相手見つけて結婚して、
 いまや一児の母です。タフだ。尊敬してしまいます。


■相手と言えば、鮎川先生のお相手・佐々木先生は、
 最後までちゃんとお相手のポジションだったので、
 何だかちょっと意外でした。
 (鮎川先生は、教授と仲直りするんだと思っていました)
 「いいパパになりそう」と思われている場面では
 「いいパパなんです、実際!」と思わずこぶしを握ったり(笑)

 そんな安田さんも、いよいよ来週からNHKの朝の顔ですねえ。
 毎朝録画することになりそうです。HDD空けておかなくちゃ。


■NHK『刑事の現場』が最終回。
 固すぎず軽すぎず、ちょっと面白い感じのドラマでした。
 『クライマーズ・ハイ』とか『人生はフルコース』まではいきませんが、
 俳優陣が個性的だったこともあり、毎週楽しみにしていました。
 それにしても北村有起哉さんって、同じ拳銃を構えても
 『SP』のテロリストと全然イメージが違って、感心してしまいました。


■その『刑事の現場』の前は、世界遺産の特集でした。
 アウシュビッツと原爆ドームの話。
 アウシュビッツから脱走した生存者が、80歳を越えてなお
 自らの経験を語り継いでいくその姿勢に、心打たれました。
 そして、ポーランドの大学の先生が言った
 「アウシュビッツと同じことをしようとしたら、あの組織をもう一度
 作らなければならない。でも、原爆は落とそうと思えば、
 たった一人がボタンを押すだけでできてしまう。だから、
 原爆ドームと平和公園を世界遺産として登録すべきだ」
 という言葉にも、考えさせられてしまいました。

 ドラマやエンターテインメントを楽しめるのも平和であればこそ、ですよね。
 

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記憶に残る本(20)

2008年03月28日 | 「記憶に残る」シリーズ
『ラジオ・テレビ局の笑いと怪談』 松谷みよ子著
■民話集


文庫化されているんですねえ。
私は、がっつりハードカバーを買いましたが。


松谷みよ子さんといえば、
『龍の子太郎』や『モモちゃんとプー』、『ふたりのイーダ』などで知られる
児童文学作家です。80歳を過ぎてなお、お元気で現役です。
その方が、80年代くらいから始められた「現代民話考」の第2期Ⅲ巻が
この『ラジオ・テレビ局の笑いと怪談』。


「実際にあった(かもしれない)話が、民話・伝承と化す過程」
に関心を持たれた松谷さんが、テーマごとに採集した逸話の数々。
そうして、「では古来の民話も実際にあったことだったのか?」
というちょっと怖い仮説にまで到達するシリーズです。


私は、この本の中では、NHKの松平さんがやらかしたという
天気予報の「ニ」という符号の意味を忘れて
(ニ、ニ、そうだ)
「今夜は虹が出るでしょう」
とアナウンスしちゃった話を覚えています。(夜に虹?!)
上司の方から
「お前のは夢があっていいよ。俺も一度見てみたいよ」
と、変な叱られ方をしたんだとか(笑)
(ちなみに「ニ」は「にわか雨」だったんだそうです)


もっと古い時代のアナウンサーが
宿直で入浴中に緊急放送をすることになり、
ラジオなのに「裸で失礼します」と言った、という話は
後日、当のご本人がすまして
「でも、ちゃんと前は隠していましたよ」
と言ったというおまけもついて紹介されているはずです(笑)
でも、笑い話より怪談の方が多かったりするんですけど。


いまにつながるラジオ・テレビ局という空間でのお話なので、
なお一層親しみと不思議さを感じることと思います。
もしも機会がありましたら、ぜひ。
(一応学術書みたいな感じなので、
 『新耳袋』よりももうちょっと固い雰囲気の本ですけど)
 

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春をどうぞ

2008年03月28日 | 日記・エッセイ・コラム
先日放映された『いのちのいろえんぴつ』を見ました。
実話をもとにしたSPドラマで、釧路市のお隣
厚岸町が舞台です。
厚岸(アッケシ)は、カキがおいしくて有名です。


私は、ドラマでは原田美枝子さんが演じた
小山内先生ご本人に、かすみさんが描いた原画を
見せていただいたことがあります。
まだ絵本にまとめられる前のことですが、
そのときは、ただただ粛然とした気持ちになり、
言葉もありませんでした。


ドラマも、やさしくあたたかく、淡々としていて、
心に残るものでした。
かすみさんが逝って何度目かの春が、
もうすぐそこまで来ています。
 
 

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絵文字

2008年03月27日 | 日記・エッセイ・コラム
たったいま気づいたのですが
ブログ人さんてば、絵文字のサービスも始めたんですね!
というわけで、さっそく使ってみていますが
やりすぎると恥ずかしいですね


…でも、うちの母のメールには、結構絵文字が多いです…



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花吹雪

2008年03月27日 | どうでしょう界隈
ここ数日、春めいた暖かい日が続いていて、
南の方からは桜の便りなんかも聞かれるようになって、
ブーツを脱いでコートも脱いで、みたいな感じだったのですが、
いまは吹雪いています(^^;  さすが北海道。


『みなさんのおかげでした』見ていますよ~。
「次の人、どうぞ!」と言われるたびにどきどきしていました。
大泉さんの場合、もっと細かすぎて面白いモノマネが
いっぱいあるのですが(代表例が「小林製薬の糸ようじ」)
ホントに細かすぎるので来たなあ(笑)
石橋さんが「土井善治さんが似てる」と振ってくれたけど、
後半も出てくるかしら?
  

追記:結局、後半は出てきませんでしたねー。
   石橋さんのはフォローだったのか…(笑)
   でも、細かすぎるモノマネ自体好きなので、まあいいか、というところ。
   個人的には、優香さんと谷原さんのモノマネが、
   雰囲気が良くて好きでしたv
 

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夜明け前が一番暗い

2008年03月26日 | 日記・エッセイ・コラム
「夜明け前が一番暗い」って、
確かヘイスティングズがポアロさんに言ったセリフだと
思うのですが(しかも『ABC殺人事件』あたりで)、
そして、北海道の実感だと
「夜明け前が一番寒い」だったりするのですが。


とにかく、おかげさまで、夜は明けましたよー。


送別会で貧血を起こす、というおまけが付きましたが(^^;
とりあえず元気です。
これからはまた通常ペースで更新できそうです。
『瞳』や大泉さんの出演ラッシュに間に合ってよかった♪(それかい)


では、仕事に行ってきます!
 

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終わらなかった仕事はない(by水谷豊さん)

2008年03月22日 | 日記・エッセイ・コラム
今シーズンの『相棒』がクランクアップしたときの
右京さんこと水谷豊さんのコメントだそうです。
映画版も撮影していたので9ヶ月も『相棒』漬けで
「途中、終わるのか不安になった」んだそう(笑)
「でも、これまで終わらなかった仕事はないので、終わるんだろうと」
って、相当大変だったんでしょうかねえ。


このお言葉と、
「何にでも終わりはあるのね」(from「あじさい色の時計」)
の言葉を胸に、今日も仕事に励んでいます。


この修羅場の日々を支えてくれているのは、
10分間の通勤途中で聴いている『サンサンサンデー』の録音。
最初は今週の日曜日の分を聴いて、
いまは、昨年末の「紅白歌合戦」を聴いています。爆笑。


ささ、この週末も笑い飛ばしながら先へ進むぞ。
 

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『鹿男あをによし』最終話(ネタバレあり)

2008年03月20日 | TVドラマ
何とか10時に間に合わせて帰ってきましたよ!
(もちろん、休日出勤だったですよ・涙)
というわけで、感想だけは早めに書きます。


最後の最後まで、楽しかったですねえ。
儀式が、そんなに難しいものではなかったのが意外でしたが、
奈良女学館の創立の理由がわかったり、
いろいろな点がちゃんと説明されていて、よかったと思います。


鹿が、こんなにも長いこと、日本を守り続けている理由が、
「使命感」ではなく「恋」だというのも、
何だかいいなあ、と思ってしまいました。
人を想う気持ちが大きな力になる、ということですよね。
小川先生も、東京では人間不信で無愛想で
自分の不運を嘆いてばかりいたのに、
奈良を去るときには、多くの人達(鹿まで!)に温かく見送られて、
最初とは全然違う人のように見えました。
そういう意味でもとても幸せな最終回だったと思います。
リチャードだけはちょっとかわいそうなラストでしたが、
まあ、お仕置きは必要ですものね。


それにしても、使い番のキスで顔が元に戻るなんて、
『ハウルの動く城』のカブかと(笑)
鹿も粋なことをしますね。
(だから使い番は女で、運び番は男なのかな?)
強引にキスして突き飛ばす堀田さんがかっこよすぎ(笑)
一方、小川先生と藤原先生のキスシーンは、
今までの流れがあるだけに、ちょっと胸がときめきました。
藤原先生、よかったねーーーっ。
それで、ちょっと雰囲気が違う、というのを
いち早く察する美術の先生(笑)


結局、美術の先生は
「何もわかっていないのに理解して見守ってくれる人」
だったんですね。それもすごいなあ、と思いました。


今まで見たことのないタイプのドラマでしたが、
3ヶ月、本当に楽しかったです。
マニアックすぎて、あまり一般受けはしなかったようですが、
私が好きなドラマの視聴率が低い、なんていつものことですから(笑)
とりあえず08年最初の忘れられない作品です。
  


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