俳優のピーター・フォークさんがお亡くなりになりました。
83歳だったそうです(
こちら)。
思いの外ご高齢だったので、少し驚きましたが、
懐かしい方がまた一人旅立たれたことを、とても寂しく思います。
ということで、さっそく『刑事コロンボ』のDVDをレンタルしてきて、
一人で追悼特集をしておりました。
ピーター・フォークさんが演出した「パイルD-3の壁」と
「黒のエチュード」。
この回は、テレビで見たことはなかったけど、ノベライズで読んでました。
読んだのは中学生の頃でしょうか。
コロンボさんもまだ若い頃の作品ですが、やっぱり面白いなあ。
犯人は美男美女で、地位も富も名声もある人物。
彼らの計画的な殺人を、一見よれよれのコロンボさんが、
ささいな点にほころびを見つけて、理詰めで追い詰めていく、
というのが痛快なのだと改めて思います。
思えば、映画が上映される時には右上に印が出ることとか
(フィルム交換の合図だそうです)
下着(に限らないけど)のタグはいつも左側についているとか、
コロンボさんに教えてもらったことは多かった。
子どもの頃は、ちょっと難解であまり好きではなかったのですが、
大人になるにつれて面白さもよさもわかってきた作品でした。
今度は『ベルリン・天使の詩』や『カリフォルニア・ドールズ』も借りてこようと思います。