2019.03.29 撮影
昨日から年末休暇に入り、大掃除をして過ごしております。
年賀状は、珍しく26日に投函できました。
今日は午後から実家に戻ります。
(毎週戻っているので「一緒にいる人」扱いです)
昨日は、玄関フードのガラスを拭いたら、
拭くそばから凍り付いて、かえって今一つになってしまいました。
確認したらー5℃だったので、やめればよかったと反省しました。
(朝がー15℃だったので、寒さをあまり感じなかったのです)
さて、日中のテレビがあまり趣味に合わなかったので、
録画しておいたままだったEテレ『ららら♪クラシック』をつけていたら、
スメタナの「モルダウ」の解説付き演奏の回でした。
「モルダウ」はもともと好きな曲でしたが、そのクライマックスが、
「コチカレゼディーロウ」というチェコ民謡の引用とは、初めて知りました。
その民謡の歌詞が、
雨が降れば濡れるでしょう
でも太陽が出れば乾きます
というもので、
「今は雨が降るような苦しい状況でも、いつかは必ず晴れた明るい未来がやってくる」
という意味だということでした。演奏していたチェコの方々も、
「川が流れ続けるように、大変な時代もいつか乗り越えていける」
「どういう状況におかれても希望を持って生きていく、というチェコの国民性」
と話していました。
スメタナの時代、チェコはオーストリアの支配下にあり、
民族運動が盛んだったとのことですが、
いま聞くその言葉は、別の意味を持って響いてきます。
今年2月の放映でしたので、その頃はまさかこの1年がこうなるとは
思ってもみなかったのでしょうけれど。
来年こそは太陽が輝く年になりますように。
いまご苦労されているすべての方々に、安心と平穏が訪れますように。
皆様、どうぞよいお年を。