映画『探偵はBARにいる』を観てきました!
いや~映画館で映画観たのって、
2月の『相棒-劇場版Ⅱ-』ぶりです。
なんだこの好みの偏り(笑)
とはいうものの、スタイリッシュな『相棒』とは違い、
こちらの方は酒とタバコと血と暴力に満ちていて、猥雑。
男の人が好きな映画だなー、という感じです。
見終わって思い出したのが
『ワイルドバンチ』でしたもんね。
と思ったら、監督さんがインタビューで話していた
「参考にした映画」の中に『ワイルドバンチ』入ってました(笑)
そして、私は大泉洋さんのファンだからこの映画を観に行ったのですが、
途中から「探偵」が大泉さんだということを忘れていました(笑)
いや、まじめに。
エンドタイトルで名前が出て、我に返りましたもん。
「おっと、大泉さんだった、そういえば」という感じで。
それくらい「探偵」は「探偵」として、そこにいましたねえ。
原作とはイメージが違う(んじゃないかなと思う)のですが、
モノローグが饒舌なところは原作通りだなあ、と思いました。
(と言っても、私は映画の原作は読んでいないのですが)
(予習のため読んだのはシリーズの1作目)(映画化されたのは2作目)
(そしてこの記事のタイトルは、1作目の探偵の台詞です)
原作ではあまり目立たない高田ですが、
映画ではなんかすごく魅力的な造形になっていました。
あんなにださい格好で、マイペースでぶっきらぼうで、
なおかつかっこいい、ってなんだそれ(笑)
場にそぐわない反応ばかりしている高田ですが、
でも、口を開けば結構常識的なことを言っていて、
直情径行の探偵の抑止装置になっている感じでした。
あんまり抑止できてなかったけど。
物語は、そんなに複雑な感じではありません。
たぶん東京や大阪でも成立しそうな話です。
でも、これが雪のサッポロを舞台にしているから
独特の雰囲気になっているんでしょうね。
今度は、夏のサッポロ(意外と暑い!)で彼らを観てみたい!
とやっぱり思ってしまいましたよ。
いやでもその前に、今作をあと数回は観たいです。
(ネタバレしないように書くと、こんなことしか書けません・苦笑)
【追記】PR番組で拝見した以上の見せ場があるといいなあ、
と思っていたら、むしろテレビでは観られなかった部分に
見せ場がてんこ盛りでした。
探偵と高田以外の人々も、一人一人が印象的でよかったと思います。