AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

いらかの波と

2008年04月30日 | 日記・エッセイ・コラム
    ♪いらかの波と 雲の波
      逆巻く波の 中空(なかぞら)を
      橘(たちばな)香る朝焼けに
      高く泳ぐや 鯉のぼり


鯉のぼりの歌というと、昔からこっちの方が好きでした。
何と言ってもリズミカルで雄壮なのです。
文語調の歌詞もかっこいいなあ、と思っていました。大人っぽくて。


私は子どもの頃からそういう歌が好きで、


    ♪汽車汽車 しゅっぽしゅっぽ
      しゅっぽしゅっぽしゅっぽっぽ

よりも


    ♪お山の中行く 汽車ぽっぽ
      ぽっぽぽっぽ黒い煙(けむ)を出し
      しゅっしゅしゅっしゅ白い湯気吹いて


の方が好きだったし、滝廉太郎だったら
「花」より「箱根八里」だという人だったんですよね。
前世は男だったのかもしれない、と思ったり(^^;


…なんでこんな話になったかというと、
今日帰宅途中で寄ったスーパーで、
「いらかの波と~」の歌がかかっていたからなんです。
単純ですね☆
 

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『相棒』三昧

2008年04月29日 | TVドラマ
劇場版の公開が間近ということで、
毎日のようにテレビでお見かけする右京さんと薫ちゃん。
もとい、水谷豊さんと寺脇康文さん。


こんなにテレビに登場していたら、
劇場に観に行く前に満足しちゃって
行くのを辞めてしまうんじゃないか、と
老婆心が働いてしまうほどです(笑)
そう言いつつ、結構な割合で追いかけて観ているのですが。


ところで、
5/3(土)に『相棒』の第1作を再放送するようなのですが
(右京さんが若いったらありません)
(若い分だけあの話し方は腹が立ちますが・笑)
同じ時間帯に、シゲさん出演のドラマ『愛馬物語』も
放映されるみたいなのです。
どっちを録画しよう? ということが目下の悩みです(笑)
 

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座敷わらしはそこにいる

2008年04月29日 | 本と雑誌
『愛しの座敷わらし』 荻原 浩著/朝日新聞社


これまでも二度ほど感想を書いておりました(その1その2
『愛しの座敷わらし』が、めでたく単行本化されまして、
この1週間ほど毎日少しずつ読んでおりました。
で、今日は休日をいいことに一気読み。楽しかった!


私が初めて読んだのは、7章の冒頭だったんですね。
ここから読み出すと、ものすごくサスペンス色の強いお話なのですが、
最初から読んでいくと全然そんなことがない、というのが、ちょっと愉快v
新聞連載時に感心していた
「章が変わるごとに話者(視点)が変わる」という部分、
ここが何よりも魅力的だったのですが、
単行本化されてもそのままで、
しかも違和感がなかったのも、とても嬉しかったです。


まあ、タイトルがすべてを言い表していますので、
あらすじを紹介するのはやめておきますが、
主人公の高橋さんちの人達だけではなく、
カッちゃんや米子さんや、名前しか登場しないフォスターさんまで、
何だか愛おしくなってしまう物語です。
すべての人に幸あれかし(座敷わらしにもね)。
 
 

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心に希望を、踵に翼を

2008年04月27日 | テレビ番組
いまさっき見ていたNHKスペシャル『ミラクルボディー』
すごかったです。努力か才能か、という永遠の問いが。


走り高跳びのツートップの話だったのですが、
一人はアテネ五輪金メダリスト、ステファン・ホルム。
身長181cmで「小柄」と言われるスウェーデンの選手。
(181cmで小柄って、どういうことよ、と思いますけど)
そのハンデを猛練習と研究で克服し、世界の頂点に立った
文字通り「努力の人」です。


もう一人は、世界陸上でホルムを破ったドナルド・トーマス。
ダンクシュートを決めるときのジャンプ力がすごいバスケットの選手で、
友人に勧められて生まれて初めて跳んだ高跳びが2m22cm!
フィールドでも、一人「ダンクシュートを打つつもりで」
我流のフォームで跳んでいる「才能の人」。


正直、個人的には「努力の人」に勝ってもらいたいところですが、
驚異的な身体能力の持ち主、というのも
「神様に愛されている人」なわけで、やはりワクワクしてしまいます。


そんなトーマス選手が、世界記録に挑戦するために
正しいフォームを学び始め、その結果負傷する、というのも
皮肉であり、納得のいくことでもあり。
(足にものすごい負荷がかかるらしいのです)
(ホルム選手の足首には、それに耐える強さがあるそうです)
だけど、才能の人が努力を始めたら、
いったいどの地平にまで行ってしまうのでしょうか。


(ちなみにタイトルは、映画『炎のランナー』のコピーなんですよ)
 

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ブルーとピンク

2008年04月26日 | どうでしょう界隈
ブルーの表紙は「CUT」、ピンクは「ピクトアップ」。


結局両方買ってしまいました(^^;
いや、母にも読ませたいなと思って(言い訳)。


表紙なんてめったになるもんじゃないんだから、
資料として「勇気を出して」買うように、という
ご本人からのエール(?)もあり、
平然としたフリをしながら表紙を向けてレジに差し出しましたよ。
それでも、2冊同時になんて買えませんでしたけど。
(タイムラグが1週間くらいあったりします)


それにしても、どちらも読み応え十分で、
資料以上によかったんじゃないでしょうか。
写真も素敵でしたし…荒野(晴海?)とかじゃがいもとか、
なんか不思議な感じでしたが、それが別におかしくない、
というのも面白いなあ、プロのお仕事だな、と。
(カメラマンさんのことですよ=プロ)


『アフタースクール』、実に実に楽しみですが、
本当にこっちで公開するのか、一抹の不安もあったりします。
『茄子~アンダルシアの夏』が公開されたくらいだから、
大丈夫だろうとは思っているんですけどね。
 

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後遺症

2008年04月25日 | 日記・エッセイ・コラム
3月の修羅場がウソだったかのように、
4月は、忙しいながらも穏やかな毎日です。


ただ、3月の後遺症で、肌がボロボロ(涙)
吹き出物が止まりません。
もともとニキビが出やすい方ですし、
歳のせいか治りも遅くなっています。
こうなるともうどうしようもないです。
嵐が過ぎ去るのをただ待つのみです。あーあ。
 
  

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記憶に残る本(24)

2008年04月23日 | 「記憶に残る」シリーズ
『君たちはどう生きるか』 吉野源三郎著
■倫理・哲学(なのかな?)


本当は中学生くらいで読むとよかったのでしょうが
実際には大人になってから読みました。


読んでみたら、これが面白い!
内容や表現は古めかしいのですが(1937年刊行ですからね)
それでも面白かったのは、中盤、
主人公のコペル君が親友達を裏切ってしまったからです。
なんかちょっと衝撃的でした。
この時代の小説で、主人公がモラル的に正しくない行動をとるとは。
しかも、裏切った理由が、「勇気がなかったから」なんです。
上級生の暴力に対抗する勇気がなかったからなのです。


それを苦にしたあげく学校を休んでしまったコペル君に、
相談相手のお兄さんが言います。
「君はどうしたいの?」
「謝りたい」
「じゃあ、謝ればいいじゃないか」
「でも、許してもらえなかったらどうしよう」
「許してもらうために謝るのか。
 許すか許さないかは、相手の問題だ。
 大切なのは、謝ることそのものじゃないのか」
(例によって記憶だけで書いております)


謝るのは、許してもらうためではない。
なんかねー、目からウロコ、でした。


一方で、お兄さんはこんな手紙をくれます。
「帝王になったことのない者は、
 自らが無冠であることなど、気に留めたりしない」
「帝王だった者だけが、無冠である現在を嘆くのだ」
「だから、コペル君、君が友人を裏切ったことに苦しむのは、
 本来の君がそのような卑怯な人間ではないからなんだよ」


とても有名な本ですが、
特に後半の盛り上がりが非常に好きです。
何十年も読み継がれている理由がわかる気がします。
理想主義的で甘い、という論評もあるそうですが、
理想を知らずして現実の過酷さと闘えるのでしょうか。
倒れない者が偉大なのではなく、
倒れても再び立ち上がろうとする者が勇者なのだと、
気づかせてくれる本だと思います。
 
 

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多少、まじめな話

2008年04月22日 | 日記・エッセイ・コラム
植木等さんといえば、映画『無責任男』シリーズ。
「スーダラ節」に代表されるような、
お気楽で無責任で軽くて調子がよくて、という役柄で
一世を風靡したと聞いております。
(さすがにリアルタイムで知っているわけではないですが)


思うんですけど、それは、
社会全体が基本的に非常に責任感が強く、
そのせいで、時々ちょっと疲れちゃう、という状況だったからこそ、
あんな風にお気楽にできたらいいのに、と憧れた、
みたいなことだったのではないでしょうか。


江戸時代に「女大学」という本がありましたが、
女性に厳しい作法と心得を説くその本のことを
「そんな女がいないから書かれたんですよ」
「でなきゃ出版されませんよ」
と言ったのは、どなただったでしょうか。
あ、そうか~、と妙に納得した記憶があります。


最近のニュースで、
「入学金が未納だった生徒が入学式に参加できなかった」
というのがありましたが、案外多くの方が
「そりゃ当然でしょう」
「ルールは守らないと」
という反応だったんですよね…。
もしも、いまの日本社会が、ルールとマナーを重んじていて、
義務と責任をキチンと果たす人が多い状況だったら、
「もう少し寛容でもよかったのでは」
という論調になったんじゃないかなあ、と思うんです。
裏返せば、ルールをないがしろにする自分勝手な人が増えたから、
多少の逸脱を許す余裕もまた、なくなってきてしまったのではないかと。


住みやすい社会って、もしかしたら、
ちょっとずつ我慢し合うこと、譲り合うこと、
他人の立場や気持ちを思いやること、
義務と責任をキチンと果たすことで
自分と他人の権利を守ること、などから
できていくのかもしれません。


…うわ~、固い話書いたら眠くなってきましたよ(^^;
 
 

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NHK『瞳』

2008年04月19日 | どうでしょう界隈
たとえ連続テレビ小説であっても、
ウチでは「どうでしょう界隈」扱いです(笑)


毎日録画して、夜中に見ておりますが、
何かだんだん楽しくなってまいりました。
最初は、ホームドラマの典型だなあ、と
ちょっと退屈に感じていたのですが、
シンプルな話なのに続きが気になってきちゃいました。
何より、俳優さんたちがむやみに達者な人ばかり。
西田さんとか、フツウの言葉に説得力がありすぎですv


そんな中、安田顕さんもフツウに登場していて、これまた楽しい限りです。
勇蔵くん、おバカだけど結構頼れるところもありますね。
今週は、築地市場の人混みの中、
小さなカート(?)を運転していましたが、
大丈夫なのかとハラハラしてしまいました(笑)
何しろ、オフロード四駆を横転させ、犬ぞりを制御不能にした人ですから。
ベテラン俳優さん達に囲まれて、勉強になることも多いのでしょう。
最後まで印象的な役どころであってほしいな、と思います。
 

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まわるまわるよ

2008年04月19日 | 日記・エッセイ・コラム
Nec_0051


ぬさまい公園からロータリーを望む。


春めいた陽気に誘われて、今日の午後は散歩をしてきました。


ロータリーは、六叉路という無計画な交差点をさばく手段で、
釧路人でも、初めて免許を取った人はどう走らせればいいか悩む
高度な判断力と譲り合いを要求される(?!)ポイントです。


何より、このロータリー、すごい要所にありまして。
写真右上の道路は、実は幣舞橋(ぬさまいばし)で、
JR釧路駅に通じる北大通(きたおおどおり)に直結しています。
そのためもあって、ラッシュ時の交通量が多い多い。


ここをうまく(迷わず)運転できるようになれば、
釧路人的には一人前のドライバーかも??
 

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