AND SO ON

世界の片隅から、愛をささやいてみたり @goo

『探偵ロマンス』

2023年01月22日 | TVドラマ
NHK土曜ドラマ『探偵ロマンス』

1920年代の帝都・東京を舞台とし、
江戸川乱歩の若き日を描く探偵活劇ドラマ。

時代背景や舞台や美術が、とても好みのドラマです。
まだ何者でもない平井太郎の鬱屈や自尊心は
『アオイホノオ』でもお馴染みで、青春譚としても好みなのです。
そしてそこに登場する名探偵白井三郎のかっこよさ!

時代は、「華燭の1930年代」よりは前ですけど、
太郎さんの下宿の雰囲気とかは、『夢幻外伝』っぽいですよね。

江戸川乱歩について、実はあまり詳しくないのですが、
満島ひかりさんの明智小五郎シリーズは観ていたし、
前に『世界ふしぎ発見!』で「トキワ荘も江戸川乱歩邸も池袋にある」という話を
観たことがあるので、いつか行きたいと思っていたし、
乱歩さんが地域住民の皆さんと仲良くしていた話も微笑ましいと思っていました。

個人的に、ドラマ『乱歩R』も偏愛していましたしね!
本上まなみさんと岸部一徳さんがどちらにも出演されているのは、
何かのご縁でしょうか単なる偶然でしょうか。

話が動き出した第2話が楽しみです。


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ドラマの話

2022年10月14日 | TVドラマ
困ったことに頭の中が『チェンソーマン』一色なんですが、
ドラマも結構見ているのでその話もしようかと。

今年の夏は、『石子と羽男』が面白かった!
毎週楽しみにして見ていました。
決して巨悪を追及したりしない、いわゆる「マチ弁」の物語なのですが、
「真面目に生きる人々の暮らしを守る傘になろう」というコンセプトと
「だから、困っていたら声を上げてください」という主張が一貫していて
そういうところでも清々しかったです。
扱われる事案も、最近の社会問題を取り上げるものが多かったし、
ちょっと勉強にもなりました。
何より石子さん(有村架純さん)と羽男さん(中村倫也さん)をはじめ
登場人物がとてもチャーミングでした。できれば続きが見たいです。

もう一つ、『アストリッドとラファエル』も楽しく見ていました。
フランスの刑事ドラマで、フォーマットとしてはホームズとワトソンなのですが、
二人が女性であり、ホームズ役のアストリッドが自閉症スペクトラムであることに
新しさを感じます。
アストリッドが参加する「自閉症友の会」のメンバーが
生きづらさや他人の不可解さについて語り合う様子に考えさせられます。
また、日本やアメリカの刑事ドラマと同様に街並みの空撮があるのですが、
そこはパリの街並みなので、とても新鮮に感じました。
こちらは来年シーズン2が放映されるみたいですね。

秋のドラマは『PICU』『拾われた男』が楽しみです。
(『PICU』の初回は録画だけして『エマージェンシーコール』を見ちゃった)
(こちらもすごい番組でした)
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『大豆田とわ子と三人の元夫』最終話

2021年06月16日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

最後まで楽しく、ちょっとほろ苦く、でも幸せなお話でしたね。
そして前に書いたように、あの街であの人たちがこれからも暮らしている、
そんな風に感じられる最終回であったので、私としては嬉しいです。

会社でも私生活でも、常に周りの人に愛されるチャーミングなとわ子さんでしたが、
それは前に元夫の皆さんが言ったように、「他人を責めない」からなのでしょうね。
不機嫌になったり文句を言ったりしても、相手を追い詰めすぎないし、あとで謝るし。

そして、元夫の皆さんも、器が小さくてわがままで人の話を聞いていなくて
「だから離婚されるんだぞ!」とツッコミ入れたくなるんですけど、
なのにチャーミングでいとおしい人たちでしたね!
というか、3人で仲良くなっちゃっているのはなぜなんだ。

映像や音楽も美しくて、毎週心待ちにして拝見していました。
主題歌のCDが欲しくなっていますけど、エンディングの映像も入っているかしら。



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『大豆田とわ子と三人の元夫』第9話

2021年06月15日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

本日いよいよ最終話の大豆田さん。

前回、小鳥遊さんは最後まで(とわ子さんにとって)いい人でしたね。
若干警戒していたので、心からほっとしました(私が)。
とわ子さんとお別れはしたけれど、よい別れ方だったので、
マレーシアから帰国するたびに会いに来そうだと思いました。
というか、来てほしい!(と私が思っています)

そして、とわ子さんと田中さんが、かごめさんとともに生きていく、
と決めたことは、ああ一番落ち着くところかもしれない、と思いました。
大切な人の思い出や、あったかもしれない未来の話を、一緒にできる相手がいる、
ということは、何より心地よいことではないでしょうか。
家族でもパートナーでもない、友人ともちょっと違う感じ。
お互いを尊重し、思いやっているけど干渉しすぎない、なんて
割と理想的な関係なんじゃないかと思いました。
中村さんは多少暴走することもありますけど(^^;

ドラマ本編は終わっても、あの街であの人たちがこれからも暮らしている、
そんな風に感じられる最終回であったら嬉しいです。

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『大豆田とわ子と三人の元夫』第8話

2021年06月08日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

しまった、今週分が始まるまで20分しかありません。
急いで先週の感想をメモ程度に。

前回「公私分けすぎて訳が分からない」と思った小鳥遊さんですが、
言い分を聞くとなんとなく説得力があったというか。
何よりいろいろと大変な人生を歩んできたらしいことも(視聴者には)わかって、
そんなに怖い人じゃないような気がしました。網戸直してくれたし。
今までの人と違うのは、二人の間でちゃんと会話が成立しているところでしょうか。
ビジネスの場面に行くと敵対しているわけですが。

一方、元夫の皆さんは、なぜか佐藤さんと中村さんがとても仲良しになっていて、
それというのも二人ともいまだにとわ子さんが大好きなのに
二人とも相手にされていない、という同じ境遇だからなのでしょう。
田中さんを自分たちとは違うカテゴリに入れている感じなのも、ちょっと面白い。

そして、田中さんととわ子さんがちゃんと向き合えないのを見ていると、
なぜか私は、母のマリエを失ったエーリクに、マリエの再婚相手のユーリ・シドが
「僕らは二人ともマリエをたいそう愛していたから、一緒に暮らせないか」
と言った場面を思い出すのです。(萩尾望都の『トーマの心臓』ですね)
田中さんが何かを言いかけているのは、もしかしたらそういうことなのかも。
(という妄想をしています)

妄想ついでに言うと、小鳥遊さんはとてもいい人に思えるけど、
『宝石の国』のエクメアを連想するので、まだちょっと警戒しています(私が)。
元夫の皆さんが3人とも割とよくある苗字なのに、
大豆田さん並みに珍しい苗字なのも、何かを暗示しているような。

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『大豆田とわ子と三人の元夫』第6話と7話

2021年05月29日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

今夜、第6話と7話の録画を続けて観ました。

第6話の直前に、田村正和さんの訃報がニュース速報で流れたので、
その日は観る気になれなかったんですよね(ニュースを観ていました)。
観なくて正解でした。こんなことになっていたとは。

本当言うと、第5話の社長との決着をどうつけたのだろう、
ということが気になって、でもそれは描かれていなかったので、
ちょっと消化不良な感じもしたのですが、
なんでも説明されなければならないということでもないですしね。
1年後の第7話でちょっとその辺の話も出ましたし、
そういう、時間をおいてから以前のことを語るというスタイルは、
わかりやすさからは遠いかもしれませんが、
視聴者を信頼してくれているようでとても心地がいいです。

それにしても、第5話の社長が公私混同もはなはだしい男だったのに対し、
第7話の外資の人?は、公私分けすぎて訳が分からないですよね!
結果、相対的に元夫3人がどんどん魅力的に感じられていくのが面白いです。
というか、3人も徐々に変化していっていますよね。
大人になっても人は未完成で、変わっていくことができるのだ、
ということを思いながら観ております。

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『大豆田とわ子と三人の元夫』第5話

2021年05月18日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

なんか毎週、その週の回が始まる直前に前の週の感想書いてますけど。

軽妙なロマンティック・コメディなんだな、と思っていたら
やっぱり不穏な感じになってきてしまった大豆田さん。
不穏の塊だった『カルテット』に比べればまだいいのかもしれませんが、
しかしとわ子さん。仕事上のクライアント(?)が、ビジネスランチの席で
いきなり「離婚3回」なんて直球プライベートな話をし始めたら
まずは警戒するべきだと思うんですよ。
そんな話をするのは、1年以上一緒に仕事をするなりして、
付き合いと信頼が深まってからの方がいいのでは(個人的見解です)。

そして、前回私の中で株を大幅に下げた田中さんは、
この回でもさらに下がった感じがしました。
佐藤さんと中村さんのチャーミングさがマシマシになってきてるのに比べ、
ちょっと気の毒なほどです。

今週はサブタイトルに「地獄」とついているし、
観てて楽しくなくなったらどうしよう、とちょっと心配です。
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『大豆田とわ子と三人の元夫』第4話

2021年05月11日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

本日第5話が放映される大豆田さん、
その前に先週の第4話の感想を。

とはいえ、すぐ書かなかったことからお察しの通り、
私には、第4話があまり楽しくなかったんです。
最初の夫・田中さんの話だったのですが、
これまでの佐藤さん、中村さんが「第一印象が悪かったのに、
かわいらしいところや好ましいところが見えてきた」のとは、まったく逆で、
「優しそうに見えたけど、割と自己中心的だなこの人」
と思ってしまったからなのです。

親友の彼女と恋に落ちる、というのはまだわかるのですが、
困った彼は彼女に「嫌われようとする」じゃないですか。
なぜ、「自分が」しっかり振らないのだ、と。
困っているのならなぜ、自宅にあげて、一緒に囲碁とかしてるんだ、と。
結局、自分が悪者になりたくないだけのように見えたのです。
(とりあえず第4話の時点では)

第1話でとわ子さんを「拾った」ところとか、好ましく感じたのですが、
やっぱり第一印象だけで人を判断しちゃいけないのね、と思いました。

一方、かごめさんの話の方は、
自由人のように見えて、実はこの人もとても不器用だったのでした。
社会と折り合いをつけて生きていくことは、大人にとっても大変です。
それにしても、とわ子さんともども破天荒なエピソードをお持ちですね。
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『大豆田とわ子と三人の元夫』第3話

2021年04月27日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

結局勢いでまた感想を書いていますが、今夜も楽しかった!
佐藤さんの話も、なんかとてもよかった。
「器を小さくすればいい」って、いいセリフだったなあ。
とわ子さんが結婚した理由も離婚した理由も
詳しく説明しなくてもわかる感じなのが、面白いなあと思います。
人間、美点もあれば欠点もあるし、許せる時もあればそうでない時もある、
という、当たり前のことを再確認しているかのよう。

前回、「インテリアやお店やオフィスがリッチ」と書きましたが、
とわ子さんのファッションもまた目の保養です。
それから都会の風景も。
私にはぜーったい暮らせませんけど、眺める分には楽しい。

そして、観ているうちに吞みたくなって、
冷蔵庫に1本取っておいた檸檬堂を空けてしまいました。
明日(休日の前日)に取っておこうと思っていたんですけどねえ。


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『大豆田とわ子と三人の元夫』第2話

2021年04月25日 | TVドラマ
ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』

2話目にして、正座して観るようになってしまった本作。
セリフの面白さもさることながら、美男美女ぞろいだし、
登場人物の年齢がやや高めのせいか、
インテリアやお店やオフィスがリッチで、それも目の保養。
音楽も何だか心地よいです。エンディングも素敵。

本当は毎回感想を書くつもりはなかったのですが、
今回、中心人物だった中村さん(3番目の夫)がかわいくてですね。
この人、第1話ではすっごくイヤだったんですけど
(それこそ「なんで結婚した?」と思った)
それというのも、単なる面倒くさい男ではなく、
言ってることが(私は)1ミリも共感できなかったから。
例えば『カルテット』の家森さんも面倒くさい男でしたが、
彼の場合は「それ、わざわざ言わなくても」と思う「面倒くささ」であって
言ってる内容には共感できることが多かったんですよね。
中村さんの場合は言ってることのイチイチが腹立つ!という感じだったのですが、
2話目では「司法試験を受けているときに結婚した」ということがわかって、
ちょっと納得したので、そこからは割と素直に観ることができました。
そうすると、この人はエリートというよりも、
何だかいろいろと不器用すぎる人だったのでした。
やっぱり第一印象だけで人を判断しちゃいけないなあ、と改めて自戒。

あと、『カルテット』や『問題のあるレストラン』は割と重めだったのに、
本作は軽妙なコメディでかなり作風が違う点も、すごいなと思っています。


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