パリのテロ事件以降、イスラム恐怖症を煽るメディアがやはりでてきているのですね。
ハフィントンポスト(2015年11月22日)
イスラム恐怖症を煽る報道がエスカレートしている。これは終わりにしなければいけない。http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/22/islamophobia-mainstream-media-paris-terrorist-attacks_n_8626560.html?utm_hp_ref=japan
Fair Organization
Once Again, Media Terrorize the Public for the Terrorists
http://fair.org/home/once-again-media-terrorize-the-public-for-the-terrorists/
西側はマララ・ユスフザイさんを救済し、彼女にノーベル平和賞まで与えながら、ナビラ・レフマンさんは無視。ナビラさんのことをCNNやFoxは当然報じない。
ハフィントンポスト(2015年11月25日)
"もうひとりのマララ"、「なぜ私たちを殺すの?」 米ドローンに"誤爆"された少女が訴える
http://www.huffingtonpost.jp/2015/11/21/nabila-comes-to-japan_n_8616310.html?utm_hp_ref=japan
パリでは自分達の町は永遠であることを確認し合っています。
BBC (2015年11月24日)
パリに捧げられたヘミングウェイ名作 市民の間で人気に
ttp://www.bbc.com/japanese/video-34907418
ヘミングウェイを読むのもよいですが、カミュの本も開いてほしい。
フランス人が自分の国をパラダイスと思うように、「パラダイス」とはいえないかもしれないにしても、自分達が愛した町を、自分達の国が破壊している現実も知り、そこで失われる無垢の人達の命や、国を出なければならなかった人達がいることにも気が付いてくれたなら。
パリのテロ以降、マリやチュニジアの襲撃事件、ロシア軍用機をトルコが撃墜、各地でテロ予告・・・事態がますます悪化しています。
しかし、10年前より、賢くなった人が増えているのだと、信じたいです。
(蛇足ですが・・・ロシア軍用機を撃墜したトルコは、ISと戦うクルド戦線なども爆撃するという行為をしていますが、「トルコのエルドアンは実はISと一緒になって、オスマン帝国をもくろんでいるのでは?」と一瞬考えたりしてしまいました。
まあ、それはないにしても、ちょっと理解できない部分はありそうですね。
AFP (2015年1月27日)
大統領のお気に入り?甲冑姿の儀仗兵が物議かもす トルコ
http://www.afpbb.com/articles/-/3037543
映画『アラビアのロレンス』でも観ると何か見えてくるかも。)
参考:
「私は正義を信ずる。しかし正義より前に私の母を守るであろう」と言ったカミュのジレンマ
http://blog.goo.ne.jp/afternoon-tea-club-2/e/3ba9c08cb4f62c9261bc427b55de3769