週末は、ハウスメーカー(F林業)が委託しているメンテナンス会社のスタッフが6か月点検に来ました。
先ずスタッフから、「何か問題はありますか?」との質問があったので、
「洗面所の引き戸の上部レールの金具がちょっと傾いているため扉の開け閉めに支障があります。
一階トイレの扉のストッパーが堅いので、これも直してください。」
と答えると、
「では、まずその不具合部分を直してから、外回りをみて、次に点検口からの点検、建具、窓、シャッターの点検をし、最後に床下点検を行います。」
と。
そして作業が始まるも、不思議なことばかり。
洗面所のレールをねじ回しで触っていたものの、治った形跡もなし。
一階トイレの扉も硬いまま。
窓の点検をするというのに、たてすべり窓は開けもしない。
屋根裏収納の点検口に乗っていたる断熱材を移動させずに、いきなり頭を突っ込み、断熱材がずれた状態で点検口を閉めようとした。
点検するところが見られるのが嫌なのか、トイレ、洗面所の点検をするとき、扉を閉めて私たちに見えない状態で確認。
二階のトイレにいたっては、全く問題を感じていないのに、いきなり扉のストライクを外しだす。しかも、トイレの扉はほとんど閉めて内側からやりだしたので不安になり、
「何か不具合があるのですか?」
と訊くと、
「ここは遊びが他の所よりあるので、調整しています」
(→ストライクを調整したがために、逆にストライクの柱に隙間ができたのと、周辺に傷が。このトイレは使用していないので、引き渡し後に使用中傷をつけることはない。)
洗面所の床下点検口からユニットバスの下を確認をするのに、「断熱発泡スチロールを5㎝くらい切らないとカメラが入らない」といい、発泡スチロールのカッターをいれるも、
「やはり切らなくても大丈夫だった」と言って切り込みをそのままにしようとする。
(→私が養生テープを持って行って、切込みを入れた部分にバンドエイドのように貼ってもらった。)
作業が一通り終わって、
「洗面所のレールと一階トイレの扉が直っていないようですが?」
と訊くと、
「レールは直すとなると大変な作業になるのであのままにした。一階トイレの扉はあの状態でも問題ないと判断した」
と無表情で答えます。
作業中、
クロゼット扉をいきなり開けて、物にぶつけても無表情、無言。
畳の上に道具箱をそのまま置くので、それをローチェストの上に置き直しても、再び畳の上に置いてしまう。
ベランダの床の点検に支障がないはずの、干してある洗濯ものを触る。
ということがあったので、このスタッフがちょっと変わった人であることは気が付いていましたが、仕事をきちんとしているのであれば、まだ我慢しました。
しかし、彼が帰ったあと、
① 洗面所のレールを見る時、スタッフは踏み台を使わずにドライバーを差し込んでいたので、レールと桟に深い傷がついていた
⓶点検が終わったとしてサインを求められたチェックシートには、全くしていない作業までもが、作業報告に書かれていた。
(点検をしたという事でのサイン、印鑑を求められ、夫がそのままサインと押印をしました。作業内容の記載は後で気が付きました。)
に気が付き、洗面所のレールの不具合を直してもらうことのお願いと同時に、メンテナンス会社に⓶のことを伝えてもらおうと、F林業の現場監督に相談しました。
それにしても、家のメンテナンスも、それをする相手によっては、逆に家にダメージを与えられること、予期していなかったことが悔やまれます。
外周部や点検口からの点検はしてもらっても、その他の部分は、調子が悪いところだけを見てもらえばよかったな・・・と。
(今回は調子が悪いところは、言っても悪化させられただけでしたが。)
家も、人間と同じで良かれと思った点検(=健康診断)、調整(=ワクチン、薬)が、逆にダメージを与えられる危険と隣り合わせ、ということですかね。