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Various Topics 2

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※旧Various Topics(OCN)

トリノを結ぶ魔都市のトライアングル-1(チェコとバーバラ・ブッシュ)

2025年04月28日 | 人物

トリノに旅行に行く前だったか、帰ってきてからだったか、知り合いに、「トリノは魔のトライアングルが重なる都市。白魔術のトライアングルトリノ、リヨン、プラハ。黒魔術のトライアングルがトリノ、ロンドン、サンフランシスコ」と教えてもらったことがあります。

その後調べて、こういうことだとわかりました。

トリノ&ミステリー2 - イタリア大好きドットコム

トリノはよく"魔の都"とされ、サンフランシスコとロンドンと一緒に「Magia nera (黒魔術) トライアングル」を形成している三頂点の一つの都市であり、また同様に、同じヨーロッパの都市であるリヨンとプラハと共に「Magia bianca (白魔術) トライアングル」を形成している都市でもあるために、この二つの相反するエネルギーが交差する唯一の場所だと言われています。市内には(女性エネルギーを持つ)Dora川と(男性エネルギーを持つ)Po川が流れ、そこからはそれぞれ正(ポジティブ)エネルギーと負(ネガティブ)エネルギーが放たれ、トリノにはそれぞれのエネルギーの極点があるとされています。

古くはホメロスのオデッセイアやダンテの神曲にもあるように、厳とした境界線が存在する負のエネルギーが満ち溢れた黒魔術(ちなみに"黒"は錬金術師があつかう詐欺まがいの材料の色とされていた)のエリアの中心地はStatuto広場であり、そこは古い時代のトリノでは町の西側に位置し、伝統的にこの西側というのは太陽が沈む方向であったことから、"闇と結びつく地域"とされていました。

(後略)

私はトリノ、ロンドン、サンフランシスコに行ったことがあるので、黒魔術のトライアングルはクリアしていますが、白魔術の残り二つの都市は行ったことがありません。

この「白魔術都市」の「リヨン」は「ワルドー派」と結び付き、プラハは「フス派」と結び付きます。

フス派 - Wikipedia

抜粋:

15世紀前半、ボヘミアでのフス派の急進派の消滅後、チェコ人のフス派信仰者のうちの多くはポーランド南部に大量亡命した。18世紀終盤に「ポーランド分割」によりポーランド王国が滅亡すると、フス派の系統の人々はみな、外国による厳しい統治が始まったポーランドからアメリカにわたり、現在もアメリカで広く活動しているモラヴィア兄弟団などが残っている。彼らはヴァルド派など諸派を合流させた。ジョン・ウェスレーなど、既存のプロテスタント指導者にもフスの思想の影響を受けた者がいる。

 

前置きが長くなりましたが、最近、チェコからアメリカに逃げてきたフランキスト、ブランダイスの一族について書きましたが、

「シオニズム」とアメリカの福音派-4(ルイス・ブランダイスの父親と「フランキスト」) - Various Topics 2

Isidor Bush - Wikipedia

偶然、こんな記事を見つけました。

The Moravian Brethren Heritage of the Former First Lady Barbara Pierce Bush | Embassy of the Czech Republic in Washington, D.C.

Google翻訳:

ミラ・レフツィグル氏は、チェコとアメリカの興味深いつながりについて書いています。 ジョージ・H・W・ブッシュ大統領の妻で、元ファーストレディのバーバラ・ピアース・ブッシュは、デムスという名を持つモラヴィア兄弟団の家の7代目のアメリカ人です。

18世紀初頭にボヘミアからアメリカに移住したデムス家は、後にモラヴィア教会として知られる、再建されたユニタス・フラトルム教会の創立会員という栄誉に浴しました(1)。

当初ジョージア州に滞在した後、一族はペンシルベニア州に定住し、その後、いくつかの分派がオハイオ州に移住しました。その後、一族は大きく増加し、その子孫はヨーロッパに残った分派は言うまでもなく、アメリカ全土に散らばっています。

この国におけるデムス家の第一世代は、初期のモラヴィア人入植地の開拓者および建設者として重要な役割を果たしました。彼らは職業や趣味において、農民、大工、銃砲職人、商人、あるいは教師を務めていました。

モラヴィア教会は概して反戦の立場をとっていましたが、デムス家の何人かはアメリカ独立戦争と南北戦争において兵士として活躍しました。その後の世代では、デムス家は事実上あらゆる職業に就いており、特に医師の数は多かったようです。

ペンシルベニア州ランカスターにあるデムス家のタバコ店は1770年に創業し、アメリカ合衆国で最も古いタバコ店として知られ、現在もデムス家によって経営されています(2,3)。

この一族には才能ある芸術家が数多くおり、特にチャールズ・デムス(1883-1935)は風景画家として全国的に高い評価を得ました(4,5)。オリバー・ジェームズ・デムス(1860-1912)は政界に入り、オハイオ州タスカラワス郡の郡政委員、州上院議員、ニューフィラデルフィア市長を務め、後にオハイオ州シェーンブルン州立記念公園(6)の州管理者となった。

(中略)

ファーストレディ、バーバラ・ピアース・ブッシュのルーツ ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領(1924年-)の妻であり、現大統領ジョージ・W・ブッシュ(1946年-)の母であるバーバラ・ピアース・ブッシュ(1925年-)がチェコ系であることは、以前にもお伝えし、彼女の家系図をインターネットにも掲載しました。(19) この家系図は、雑誌『コスマス』(20)や、レフツィグルのモノグラフ『アメリカにおけるチェコ人とスロバキア人』(21)の一章にも掲載されています。

ファーストレディは、ボヘミアのカルロフ出身で、1736年にアメリカに移住したゴットリープ・デムート(1715年-1776年)の子孫です

(後略)

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