日本において、ニュースの露出が高い国といえば、第一に米国、その次を東アジアと西欧という感じであると思います。
そういうわけで、中南米のニュースや情報は圧倒的に少ないと思いますが、今後注目をしていくべきだと改めて感じさせるレポートを紹介します。
IPS (2012.4.11)
Green Economy or Clean Energy With Equity for Latin America
By Humberto Márquez
http://ipsnews.net/news.asp?idnews=107391
(国連大学のOurWorld 2.0から翻訳文:
ラテン・アメリカが目指すグリーンな経済成長
By ウンベルト・マルケス
http://ourworld.unu.edu/jp/green-economy-or-clean-energy-with-equity-for-latin-america/)
ラテン・アメリカの国々は、経済も教育もまだまだ、という国も多く、麻薬の問題などもあって、未だ後進国と呼ばれる国も多いのですが(実際、先進国に搾取されている部分も・・・)、豊かな土地や資源もあり、そして欧米流資本主義社会の失敗を教訓としているとなれば、今後は、ブラジルに続けとばかり、経済的・政治的にも大きくなっていくのではないかと思います。
(そういえば、緊張の続いたイランを軟化させたのはブラジル、そして最近はアルゼンチンがスペインの会社を国営化、というような記事がありましたね。)