新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「火の鳥」第1・4巻を持ち帰った

2009-09-02 06:24:53 | 本と雑誌

6月24日の記事「火の鳥、復活!」で、再版された「火の鳥」第1~4巻のうち、第2・3巻だけを買ったことに続けて、買わなかった第1・4巻について、このように書きました。


じゃぁ、今回買わなかった第1巻「黎明編」と第4巻「鳳凰編」はどうなのかといいますと、「火の鳥」シリーズのうち、この2巻だけ、B5サイズで刊行されたものを持っているんです。確か「朝日ソノラマ」から刊行された版だと記憶していますが、現物が実家にあるもので確認のしようがありません。


そこで、今夏の帰省の際、実家の本棚を探したところ(場所は見当がついていました)、無事に発見 そして、「帰省その2」で、こちらに連れてきました。


090902_1_1

表紙はさほどではありませんが、「背」とか本文の紙はかなり変色しています。

この朝日ソノラマ版の「火の鳥」はいつ刊行されたのかを見てみますと、

第1巻 「黎明編」 昭和53(1978)年7月1日
第2巻 「鳳凰編」 昭和53(1978)年8月1日

でした。

6月24日の記事では、


私のいとこの一人が手塚治虫の大ファンで、「火の鳥」シリーズを当時刊行されていた分は全巻(だったと思う)B5サイズ版で持っていました。母に連れられていとこの家(要するに叔母の家)に遊びに行くたび、「火の鳥」を読みふけりました。
そんな中で、幼い私の頭の中に深ぁ~く刻み込まれたのが、「黎明編」と「鳳凰編」でした。

それから30年以上経ち、書店で「火の鳥」シリーズを見かけた時、昔の記憶がよみがえり、財布と相談の上、この2巻だけ購入したというわけです。


と書きましたが、完全な思い違いでした。この記述のとおりならば、既に私は還暦過ぎのはず。が、そんなことはありませぬ


ま、それは置いといて、当時の定価は、両巻とも480円。これが再版されると、

火の鳥 1・黎明編 火の鳥 1・黎明編
価格:¥ 1,155(税込)
発売日:2009-05-20

火の鳥 4・鳳凰編 火の鳥 4・鳳凰編
価格:¥ 1,260(税込)
発売日:2009-06-19

と、ほぼ2.5倍のお値段になっています。物価水準の変化以上に値上がりしている気がします。出版物はこんなものなのでしょうか?
そういえば、再版本の表紙デザインは、30年前の「朝日ソノラマ」版とほぼ同一ですねぇ。
値上がりの件はは別にしても、この辺りは「良い仕事をしていらっしゃる」と誉めてよろしいのではないでしょうか。


あ、そうだ。読む方は全然追いついていないのに、8月20日に発行されたらしい第7・8巻を昨日注文してしまいました。

火の鳥 7・乱世編(上) 火の鳥 7・乱世編(上)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2009-08-20
火の鳥 8・乱世編(下) 火の鳥 8・乱世編(下)
価格:¥ 1,365(税込)
発売日:2009-08-20

それにしても、「火の鳥」も、作者の手塚治虫さんも、偉大です。Respect です。

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