新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

7月7日といえば…

2012-07-07 10:46:12 | MISIA

今年も「7月7日」がやってきました。
きょうの関東地方はどんよりと曇っていて、小雨が降っています。
これでは到底星空は望めないでしょう。関東地方の天気予報はこんな具合…

120707_1_01

幼少のみぎり、笹飾りを用意したものの、夜の天気が気になってヤキモキしたものでしたっけ…。そして、期待に反して星は見えず…ってことが多かった気がします。

そもそも、こんな梅雨のタイミングに星祭りなんて無理があるわけで、その辺の経緯はこちらで書いたように、

考えてみれば、新暦(グレゴリオ暦)の7月7日は、日本のほとんどが梅雨の時季で、星空を眺めるにはイマイチですよ。それに比べて、旧暦の7月7日なら、夏真っ盛りで、夕涼みしながらの星空見物を楽しめますな。

というわけです。
それでもって、旧暦の7月7日は、新暦ではほぼ1か月遅れの8月初旬の感覚なんですが、今年はといいますと、

120707_1_03

8月24日 遅い ほとんど初秋ではありませんか
ちなみにここ数年の「旧暦の7月7日」は、

2010年 8月16日
2011年 8月 6日
2012年 8月24日
2013年 8月13日
2014年 8月 2日
2015年 8月20日

だそうで、8月の上旬・中旬・下旬と周期的に前後します。さすがは、太陰太陽暦、暦と季節がなかなか一致しませんナ

でも、夜空を楽しむには、少なくとも新暦の7月7日よりも8月に入ってからの方が、天候や日没時刻といった条件面で好都合のはず。

例えば、今夜8時頃の東京の空は、いつものStella Theater Proでシミュレートしますと、

120707_1_04_2

と、まだほの明るいし(日没は19:00)、牽牛(アルタイル)はかなり低い位置にあります。

一方、旧暦7月7日にあたる今年8月24日の午後8時の東京の空は、

120707_1_05

天の川が夜空を大きく横切り、織女(ベガ)ほぼ天頂に昇っています

空気の澄んだ場所で見たらさぞかし凄いことでしょうねぇ

120707_1_02 右の写真は、以前も紹介した復刻版の歌川広重「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」
この作品が作られた安政4(1857)年の暦を調べてみますと、7月7日新暦(グレゴリオ暦)の8月26日にあたります。

もう晩夏ですから、日が落ちる時刻も早くなってきていて、二十四節気でも暑さが峠を越える「処暑」立秋の次)に入っていて、藤原敏行

  秋きぬと  目にはさやかに  見えねども
     風の音にぞ  おどろかれぬる

が実感できる季節のはず(敏行の歌は「秋立つ日よめる」ですから半月前ですが

もっとも、「名所江戸百景 市中繁栄七夕祭」の原画が前年の七夕を描いたものだとすれば、新暦では一気に前倒しされて、8月7日になって、夏真っ盛り と、話がずいぶんと変わってしまいます

いずれにしても、旧暦で七夕を楽しむのも一興だと思いますヨ

   

さて、七夕の星空は楽しめそうにありませんが、今夜のお楽しみはこれ

120707_1_06_2

そう、MISIAのバースデーライヴ

おっと、遅くなりましたが、

Happy Birthday, MISIA

これを書いておかなければネ

今回のライヴ「MISIA BEST MUSIC AWARD ~since 1998~」に先立って、CLUB MSA会員から「ノミネート楽曲」が募集されていました。

一人3曲まで応募できるということで、私も応募しました。
私が選んだのは、まだライブで聴いたことのない(もちろん旧曲)あの曲と、もう一度別のアレンジ(別の人のコーラス付き)で聴きたいその曲と、all time my most favorite songの3曲。
3曲とも聴けるなんて大それたことは期待していませんが、1曲でも聴けたらうれしい

梅雨空を吹き飛ばすように楽しんで、そしてお祝いしてきます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする