新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

あの門の名前がわかりました

2010-06-01 07:44:26 | 日記・エッセイ・コラム

5月12日の記事「博物館をはしご(その3)」に、MOMOさんからコメントをいただきました。

MOMOさんは、昨年末の「年末関西旅行」以来の懸案になっていた平城宮のとある門(いきさつはこちらをご参照ください)の名前を調べてくださったそうですが、残念ながら判らなかった由。


ですが、MOMOさんの


質問なんですが、南門は「朝堂院の南門」ですよね。


というコメントが懸案解決の糸口になりました。


ふと思い立って、「朝堂院(ちょうどういん)」でググってみました。すると、怪しげなお方に関する多くの記事に混じって、Wikipediaの記述が引っかかり、それを見ますと主要な建物の名称入りの「平安京朝堂院再現図」が載っているではありませんか


この図によれば、私が「南門」と書いた平城宮の門は、平安宮(大内裏)では「会昌門」に、そして懸案の門は「応天門」にそれぞれ当たるようです。


問題は、門の名前が平安宮独自のものなのか、奈良~平安時代に共通するものなの?かという点。
「羅城門」「朱雀門」「朝堂院」「大極殿」といった主要な建物の名前は両宮に共通していますが…。

そこで、Wikipediaで「応天門」の項目をみますと、こんな記述が、、、


応天門(おうてんもん、應天門)は、平城京、平安京大内裏にあった門で、朝廷内での政務・重要な儀式を行う場であった朝堂院(八省院)の正門であった。朱雀門のすぐ北にあり、朱雀門・会昌門と並ぶ重要な門であった。


おおお…、BINGOoooooo

「なんとか門」は「応天門」でした。


ふ~~、すっきりしたぁ~


MOMOさん、ありがとうございました


図解してみました:2006/06/05 今度はフォト・レタッチ・ソフトに四苦八苦

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2 コメント

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徒然煙草さま (MOMO)
2010-06-01 22:43:19
徒然煙草さま


解決されて良かったです。
おっしゃっていらした南門は太極殿の南門=「会昌門」
懸案の門は朝堂院の南門=「応天門」
ということですよね。
私もすっきりしました。
早速調べてくださって有難うございます。
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MOMOさま (徒然煙草)
2010-06-02 07:28:44
MOMOさま


お世話になりました。m(_ _)m


国立歴史民俗博物館の模型では、「会昌門」に「南門」という説明板しかついていなかったのですよ。
せっかくですから、小さくても、詳細な平面図も展示してくれればいいのに、と思いました。
また奈良に行きたくなってきました(首都圏の電車の車内には奈良のポスターがたくさん[E:sign01])。
返信する

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