新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

こういう日ですから、あえて…

2011-02-20 07:38:17 | 日記・エッセイ・コラム

放っておけば、勝手に気分が高まっていかんともしがたい状況ですので、敢えて別の小ネタを二つばかり…。

   

きのう、郵便受けにハガキが入っていました。
そのハガキの「主文」がこちら。

110220_1_1国税還付金振込通知書」と、恐ろしげな名前ですが、要は「税金を返しますよ」というありがたいお知らせです。

2月5日の記事「今年も確定申告の季節がやって来ました」で書いた「還付申告」が無事に受理されて、めでたく23,610円が私の銀行口座に振り込まれって、過去形

さっそくネットで銀行口座の入出金明細をチェックすると、確かに2月18日金曜日に振り込まれていました
これはこれでうれしい話ではありますが、「月□日に振り込みますよ お楽しみに」といった事前の通知の方が楽しい気がします…。

私の銀行口座に国税が還付されたのと同じ2月18日、某サラ金元最大手の創業者のご子息に対して行われた追徴課税は無効だという最高裁判決が下されました。その結果、「ご子息」には国税当局が一旦徴収した1,330億円が返還されるだけでなく、それに対する利息として400億円だかいくらだかを貰えるのだそうです。
現在の法律では、贈与する側か贈与を受ける側が、5年以内に一時的にでも国内に住んでいた場合は課税対象になりますけれど、「ご子息」がパパから1600億円もの生前贈与を受けた当時はそんな規定はなく、単純に「ご子息」の生活拠点は海外か日本国内かで、贈与税の課税対象か否かが判断されたわけです。
これは、まぁ、仕方ないと言えば仕方ないことかと思います。

ですが、この利息(還付加算金)には納得がいきません年率で4~5%もつくのだそうな。この超低金利のご時世、こんな利率なんて、それこそサラ金でしかお目にかかれない…。かなぁ~り憮然としてしまいます。
私がもらった「国税還付金振込通知書」は、100億円弱までしか記載できないフォーマットになっていますが、杉並税務署には、このフォーマットに手書きしてでも、ハガキで「ご子息」に還付額を通知してもらいたい などと、アホなことを思っています。

ちなみに、還付加算金雑所得として(銀行利子のように源泉分離の所得税15%+住民税5%ではなく)普通に、また居住者・非居住者の区別なく、所得税(最高40%)が課されるらしいです。

   

思いのほか力が入ってしまいましたが、次のネタは、またもやコメントスパム

2月17日の記事「コメントスパムのその後」で書きましたように、一旦はコメントスパムの嵐が収まっていたのですが、予想どおり、別のIPアドレスから、またもや大量にやってまいりました (そして私の作戦どおりに、自動的に「スパム籠」へ直行

18日(金)の23:04に始まって、きょう20日(日)の6:58までの約30時間に55件と、前回並みのペースです。
で、今回の襲来は二つのIPアドレスから、2系統6種類のコメントスパムです。

片方の系統3種類27件は、前回同様にエロ系サイトに誘導して会員登録させようというおなじみのもので、前回と同じ業者からのものであることはほぼ確実です。そのIPアドレス143.90.242.62をたどると、

110220_1_2

前回同様に大阪のソフトバンク・テレコムです

もう片方の系統の3種類28件は、初お目見えのHTML用のタグだらけで、海外のの通販サイトに誘う内容のようです。そして、こちらのIPアドレスはすべて95.141.35.231で、このアドレスがどこにあるかといいますと、

110220_1_3

私とは縁もゆかりもない北イタリアは、トレント自治県マルコ付近みたい。
いったいどうして北イタリアから私のブログにコメントスパムが飛んでくるのだ?

と、ヒントがあります。それは、このコメントスパムが、大阪のソフトバンク・テレコムのIPアドレスから送られてきているコメントスパムと同じ一本の記事だけに送られてきているのですよ。
この記事は、閲覧が集中しているわけでもなく、当然、炎上しているわけでない、ひっそりとした記事ですから、この2系統はつながっていると考えるのが自然です。
さては、エロ系コメントスパムを大量送信している業者が、ブログのコメント受付URLを融通しているか

前回の襲来後、画像認識を取り入れたり、OCNさんにチクって対応をとってもらったりしたものの、それがまるで功を奏しませんでした。
でも、自分で設定できる「スパム認定基準」に、IPアドレスではなく、「http:」を加えたところ、効果てきめんでした この対策でも、コメントスパムの投稿を元から絶つことはできませんが、自動的に「スパム籠」に放り込んで、その結果、私のケータイには「コメント投稿通知メール」が送られてこないわけで、かなりのストレス軽減になっています
そんなわけで、普通のコメントにURLが書かれていた場合、ブログへの掲載が遅くなる(削除することはありません)可能性がありますので、あらかじめご承知おきくださいませ。

ところで、「薬の宣伝」コメントスパムが発信された北イタリア・トレント自治県のことを調べてみると、イタリア最大の湖ガルダ湖の周りでは、ロッククライミングが盛んなのだとか。
コメントスパムのその後」で「崖っぷちの西郷さん」を紹介したと思ったら、妙な「崖つながり」です。

つづき:2010/02/23 コメントスパム対策のその後

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