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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

トイレからの脱出 (第8章=国内編その1)

2009-04-10 22:31:06 | トイレからの脱出

「トイレからの脱出」の新シリーズ(?)「国内編」です。
2月2日の「トイレからの脱出(第1章)」(こちら)で書きましたように、私、トイレから出られなくなる「事案」を2回体験しました。2回目は第5章まで書き連ねてきたように、ロンドンのホテルで発生したわけですが、1回目は、当時私が引っ越したばかりのアパートで発生しました。よくよく考えてみれば、こちらの方が深刻度が高いできごとでした。
   
一時期、私は海外勤務に就いた友人が所有するマンションに住んでいました。いわゆる「リロケーション」というヤツです。その友人が帰任することになったものですから、不動産屋で新居を探し、新築のアパートを見つけました。そして、そのアパートの入居者第1号(これがミソ)として引っ越しを敢行しました。
レンタカーの1BOXのバンを借り(当時は家財が少なかったんだなぁ、と改めて思います)、友人2名の協力を得ての引っ越し作業です。
Photo_5 作業自体はすんなりと終了。レンタカーを返し、友人に昼食をご馳走して、一人、新居に戻りました。新居の間取りは右図(Excelで描いてみました)のとおり。1DKのシンプルな部屋です。
さて、これから荷ほどき作業と、家財の収納、そして大事なベッドの組み立て作業(これが終わらないと寝られない)が待っています。部屋に入り、ドアチェーンをかけ、まずはトイレ…。
ところが、トイレのドアの前にはど~ん布団袋が置かれていて、このままではトイレに入れません。布団袋を居室に入れようかとも思いましたが、居室の中もベッドの枠やら段ボールやらでごっちゃごちゃの状態ですので、とりあえず、布団袋を立てて、トイレのドアが開くスペースを確保し、トイレに入りました
そして、小用をたしていると、ドアの外でドスッという柔らかく低い音が…。
   
後になって知ったのですが、このアパートの辺りはかなり柔らかい地盤のようで(近所の建築現場で、掘り返しているところに出くわしたことがあるのですが、厚い粘土層が存在していました)、しかも、国道に面しているものですから、大型車が通ると、鉄骨モルタル3階建ての3階にある私の部屋はかなり派手に揺れます。引っ越した当初は、地震だと思いました。
そんなわけで、どうやらとりあえず立てた布団袋が振動で倒れてしまったようです。
ということは…、トイレから出るべくドアを開けようとしましたが、布団袋が邪魔になってドアが開きませんうんしょとドアを押しても、数cm程度しか開きません。
正真正銘の『雪隠詰め(せっちんづめ)』だな」と、つまらないことでフフッと笑ってみましたが、それが実は状況を打破する奇蹟の呪文…のはずもなく、完全に閉じ込められてしまいました
さて、どうする?
   
ということで、今回はこの辺で。続きは、また後日。


つづき:09/04/15 トイレからの脱出 (第9章=国内編その2)

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