新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

2020年最初の関西旅行 3日目ダイジェスト

2020-01-27 19:38:03 | 旅行記

一昨日から関西に来ているのですが、なぜかダイジェストは、きょう3日目から始まります。

今回の関西旅行、当初は2泊3日で、きょうには帰宅するつもりだったのですが、せっかく関西まで行くんだし、もう1泊して観光しよう と思い立ち、今夜は京都に泊まって、あす帰宅します。もちろん、の具合にもよりますけど…。

さて、例によって行程から。

ホテル(大阪)⇒徒歩新大阪駅JR京都線京都駅⇒徒歩ホテル(京都)⇒徒歩京都駅JR奈良線宇治駅⇒徒歩平等院⇒徒歩(昼食)宇治駅 JR奈良線京都駅⇒徒歩本願寺伝道院⇒徒歩ホテル

ご覧のとおり、きょうの観光スポットは、平等院本願寺伝道院2か所のみでした。
「世界遺産 平等院」は判るにしても、「本願寺伝道院」って何よ? とお考えの方もいらっしゃることでしょうけれど、2週間前の記事「博物館と美術館に初もうで (後編)」で、

そうだ 今月末「Misia Soul Jazz Big Band Orchestra Sweet & Tender」大阪公演への遠征のときに行ってみよう

宣言しているわけでして、それを雨模様にもかかわらず律儀遂行した次第です。

   

さて、新大阪駅うまい具合にやって来た新快速 野州行きに乗り、

ノンストップ京都駅に到着した私は、そのまま宿泊予定のホテルに行き、荷物を預けると、コンビニビニール傘を購入しました。
折り畳み傘は持ってきてはいるのですが、非常用として使うのはともかくも、まともな雨が予想され、さらに風も強いらしいと聞いていたこともありましたので。
思い起こせば、約9年前の京都旅行のときも、京都駅ナカのコンビニビニール傘を買い、そのビニール傘去年まで現役を務めておりました。(基本的に物持ちが良いのです、私は。)

それはともかく、身軽になった私は京都駅に戻り、いざ 初めて平等院

乗ったのは各駅停車(宇治駅で後発のみやこ路快速を待ち合わせ)で、国内では絶滅危惧種うぐいす色103系車両でした。
かつて埼京線でも山手線お下がりとして走っていた103系ゴトゴトとクッションの効かない走りが、なんか懐かしかったな…

おっと、こんなペースではダイジェストになりませんので、一気に平等院に跳びます

   

拝観料600円をお支払いし、表門をくぐると、すぐに鳳凰堂「横顔」が見えてきました。

あれれぇ~、キレイ
正面に廻っても、

あれれぇ~、キレイ
とても約960年前に建てられたとは思えない鮮やかさ&華やかさです

ただ、阿字池の水を抜いての整備作業が行われていて、ちょっと臭う

初めて平等院鳳凰堂を拝見して、いろいろ思ったり考えたりしたのですが、それは旅行記本編に廻すことといたしまして、この平等院でも、観光地ではありがちなことながら、耳に入ってくるのは中国語ばかり
平日ですから、一層、外国人比率が高まるのでしょうけれど、冗談ではなく、私以外に日本人はいるのか? と思ったくらいです。

ところが、宝物館の鳳翔館に入ると、状況は一変して、聞こえてくるのは日本語の会話がほとんどでした
どうやら中国の人たちは、写真撮られないとなるとおとなしくなるみたい…

その仮説はさておいて、鳳翔館の展示には驚きました

一般的に、寺社の宝物館の展示というものは、期待ハズレが多いものですが、鳳翔館例外でした
ただお宝の現物を保存&展示しているのではなく、創建時の復元を試みたり、鳳凰堂の内壁で舞っている雲中供養菩薩たち(総勢50名以上のバンド&ダンサー)が手にしている楽器の解説をしていたりと、野心的で、意欲的で、画期的で、啓蒙的で、素晴らしい展示だと思いました。

しかも、この展示を、拝観料だけで拝見できるなんて、なんと太っ腹なんでしょ、平等院

その中でも、鳳凰堂内部の彩色再現した展示室は、一歩足を踏み込んだとたんに、を見開き、をほわぁ~~と開けてしまう見事さ
私のちょっと後に入室してきたおばちゃんなんかは、

あらあら、凄い
あらあら、凄い
あらあら、凄い

リフレイン3回で、MISIAのライヴでもこんな聴衆がいたりするなぁ…と思ったりして

普通の順路だと、「表門⇒鳳凰堂内部(300の追加)⇒鳳凰堂の正面⇒鳳翔館⇒鳳凰堂の裏側⇒表門」となるかと思いますが、

私は「表門⇒鳳凰堂の正面⇒鳳翔館」の順路で鳳翔館満喫したのち、「いつかは内部も拝観したいを込めながら養林庵書院外観を眺めた上で、

鳳凰堂の内部を拝観しました。
そして、意図したわけではなかったのに、この順番大正解

鳳翔館で、創建時の鳳凰堂内部の「極楽浄土ぶり」を垣間見たあと、現在の鳳凰堂内部を拝見する体験は、映画「タイタニック」往時⇔現状を往復するシーン彷彿とさせるようで、かなりお薦めです。

そうそう、鳳凰堂内部の説明を聞いて、「そういえばそうだと思ったのは、

平等院鳳凰堂は、1万円札10円玉にフィーチャーされているということ
同じ文化財が、2種類の紙幣・硬貨図柄に使われているって、凄くないですか? (1万円札に描かれている鳳凰のうなじに宝珠がついていて、その宝珠に火焔がついていない[=欠損してる] のは、平等院鳳凰堂の鳳凰の特徴)

   

ここでまた話が跳びまして、もうひとつのきょうの観光スポット本願寺伝道院は、西本願寺のすぐ近くにあります。

本願寺伝道院は、約9年前の京都旅行の際、たまたま近くを通りかかって、ほげぇ~となった建物で、当時は補修工事中でした(記事はこちら)
約9年前、こんなだった霊獣たちは、

今、どうしているか見届けよう というのが今回の目的です。

そして、本願寺伝道院では、、、、

いますぅ~~ (上の写真は西側の道路沿い)
北側の道路沿いにも、

通用口(?)脇にも、

そして、正面入口の両側にも、

いますぅ~~

降りしきるもなんのその、夢中写真を撮りまくりました。

このように、平等院本願寺伝道院も、期待以上満足を私に与えて下さったのでございました。

   

さて、明日はどこに行きましょうかね…

いや、それよりも、今夜から首都圏降雪が予想される中、予定どおり帰宅できるのでしょうか
もっとも、帰れなければ、明日帰れなくてもイイ、と半ば開き直っているのではありますが…

【追記】ドタバタと記事を書いてアップしたせいか、かなり不細工な記述がいくつも目につきましたので、一部修正いたしました。(2020/01/27 23:32)

つづき:2020/01/28 2020年最初の関西旅行 4日目(最終日)ダイジェスト
旅行記本編:2020/02/04 2020年最初の関西旅行記 #3-1 

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