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新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

「ビバ初め」札幌旅行記 #2-11

2017-04-15 22:05:39 | 旅行記/美術館・博物館・アート

「『ビバ初め』札幌旅行記 #2-10」のつづき、札幌旅行記2日目編の最終回です。
最初に「最終回」と書いておかないと、ズルズルと続きそうで…

もっとゆっくり&のんびりと見物したかった北海道開拓の村ですが、そもそも「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP」参加するための北海道遠征ですから、そちらを優先するのが前提条件でありまして、バス時間を気にしながら、したがって、ここから先は建物の内部を拝見することなく市街地群を通り抜けました。

前回もそうでしたが、旧藤原車橇(しゃそり)製作所の屋根に掲げられたソリ車輪のディスプレイがイイ

その昔、東京・溜池にあるコマツ(小松製作所)の本社ビル(下の地図で「りそな銀行 赤坂支店と表示されているビル)の屋上に巨大ブルドーザー(の模型)が鎮座していました(こちらのサイトをご参照方)。

そのブルドーザーがなくなってかなり経ちました。恐らく、「ブルドーザーだけのコマツじゃないということで撤去したのでしょうけれど、もったいないことをしたものだと思います。
お店や企業が、自社の代表的な商品の模型を店頭や屋上に掲げたら、街がもっと楽しくなると思うのですけどねぇ~。
その点で、赤いクリップを掲げている伊東屋さんは良かったよなぁ、と思います。リニューアル(こちらの記事)後はトンとご無沙汰していますが… 

商品に関するディスプレイをしなくても、北側大きな窓を持つ建物は、その佇まいで写真館だと判ります。

旧広瀬写真館

素人的な考えだと、南側の方が日当たりが良さそうな気がしますが、一日を通して安定的な明かりを得られるのは北側の窓なんですな。
かつて典型的な工場の建物といえば、ノコギリ屋根のイメージでしたが、このノコギリ屋根も、北側の窓から光を工場内に取り入れる工夫だったとな。 

照明技術が発達して、また、デジカメが全盛となった現在では、外光を取り入れる必要性は薄れてしまったでしょうけれど、かつては、写真館北側大きな窓を備えていたようです。
明治村髙田子熊写真館(1908年頃)は、上に載せた旧広瀬写真館(1924年)と同じ屋根窓タイプでしたし、

江戸東京たてもの園常盤台写真場(1937年)は、北側の大きな窓が設けられています。

興味が無い人には、ふ~ん… なんでしょうけれど、建物に込められたこんな工夫楽しいのですよ、私にとっては

機能性を離れて、Visualな視点(な表現)からは、旧開拓使工業局庁舎色遣いがたまらなく魅力的ですし、

木造の店舗の正面からレンガ造り煙突が立ち上る「いかにも北海道」旧三〼河本そば屋楽しい

そんなこんなで、北海道開拓の村のエントランス、旧札幌停車場に戻り、路線バスに乗り、新札幌駅へ向かいました。

そして、バス新札幌駅に到着するとき、駅前に気になるホテルを発見

地下鉄に乗り換える前に、その気になるホテルの写真を撮りました(ブログにアップするべくiPodTouchで撮影)

HOTEL emisiaって、、、、え、MISIA

ってわけはなく「ホテルエミシア札幌」Wikipediaによれば、「emi=笑み」「siawase=幸せ」と組み合わせた名称なのだそうだけど、私にはやはり「え、MISIA」に読めてしまう…

ということで、新さっぽろ駅から地下鉄・東西線に延々と乗り、大通駅地下鉄・南北線に乗り換えて私が泊まっているホテルに戻りました。

ホテルの自室で、それにしても、北海道開拓の村を満喫するには時間が足りなかったな… と反省しながら一息ついたのち、「THE TOUR OF MISIA LOVE BEBOP」札幌2日目出撃

前夜の余裕あり過ぎとはうって変わって、雪道駆け足することになってしまったことは、翌朝のダイジェストに書いたとおりです

でも、晴天の下、澄み切った空気を呼吸しながらを踏みしめた一日、リフレッシュできました。

コメント
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