きのう、先週購入した「UENO WELCOME PASSPORT」(先週の記事:前編と後編)を使って上野公園にある「国立3館」、国立西洋美術館(西美)、国立科学博物館(科博)、東京国立博物館(トーハク)をハシゴしてきました。
パスポートのデザインにあわせて、3館の敷地内には、入国審査をイメージしたスタンプを設けました。3つのスタンプを集めると先着1万名様にオリジナルグッズをプレゼント。
というスタンプを揃えまして(西美⇔東博のスタンプを捺す場所を間違えた)、
東博で開催中の「博物館でお花見を」のスタンプラリーの成果と併せて、2つの缶バッジをいただいて来ました。
西美は別として、科博とトーハクは、各館の常設展だけで1日を費やせるだけの規模ですから、「1日で国立3館の常設展を全部観る」のは不可能に近い
と思います。「東京旅行の合間に『UENO WELCOME PASSPORT』を使おう
」とお考えの場合はご注意
あれ
ちなみにきのうの私は、科博は地球館(旧新館)、トーハクは本館(日本ギャラリー)だけに留めました。
それでも、科博の地球館(旧新館)の常設展を観るのは体力的にキツかった・・・
これというのも、科博の地球館(旧新館)では一部で改修工事が行われていて、動線がズタズタ しかもエスカレーターが使えない
ときたもんで、1Fから地下3Fまで階段を上り下り
して、さらに1Fから3Fまで階段を上り下り
しなくてはなりません。
しかも、科博の建物は各階の天井が高いですから、1階分の高さが普通のオフィスビル
の1.5~2階分はありそうで、階段を上り下りするのはかなり厳しい
ものがありました
(一応エレベーターもありますが、お年寄りやお子ちゃま優先)
でも、最上階の「大地を駆ける生命」の展示を観ると、そんな苦労も吹き飛びました
目の前に、活き活きとした動物の群れ(もちろん剥製)が広がります
「ノアの方舟」の中はこんな様子だったのかねぇ・・・
お気に入りの巨大なヒグマと久々にご対面
思わずニコニコしてしまいました。
国立3館をハシゴして感じたのは、3館の客層がかなり違うこと。
西美は、地方の美術館を訪れた感じと似ていて、美術好きの人がの~んびりと鑑賞している感じですし、科博は4年半前の「科博は楽しい♪ でも、やかましい」シリーズ(こちら)で書いたように小さな子どもを連れた親子が多くて、とっても賑やか
そしてトーハクは、外国人が多い。そして、日本人の観客もどことなく旅行中の人が多い感じです。
確かにトーハクは東京名所の一つといって間違いはないでしょ。私もお薦めしたいし・・・
久しぶりに科博に出かけて、「こんな博物館に気軽に来られる首都圏周辺の子どもたちがうらやましい」としみじみ思いました
むちゃくちゃ幅広い科学の入口だけをさらりと見ることができるし、興味を持った分野を深く勉強
することができるし、もしも私が小中学生の頃に科博に通うことができたら、進路が変わっていたかもしれません
はやぶさが小惑星・イトカワから持ち帰った微粒子(本物)を顕微鏡で観られる
なんて、こんな機会は田舎ではあり得ませんから
技術立国・日本の未来の一端を担う人々の何人かは、科博でそのきっかけを得ているのかもしれません。
そうそう、科博のミュージアムショップ(下の写真は「看板恐竜」のテラちゃん)も楽しい
数あるグッズの中でこれはと思ったのは、ダイオウイカのぬいぐるみ
イカのぬいぐるみなんて初めて見ました
ですが、調べてみると、結構あちこちで売られているんですな
![]() |
リアルぬいぐるみ ダイオウイカ Mサイズ |
カロラータ株式会社 | |
カロラータ株式会社 |
しかも、2年前に科博で開催された「特別展 深海」では、ダイオウイカの実物大(全長6m)のぬいぐるみが販売されたのだとか
こちらのサイトによれば、
売店では全長6メートルの実物大ダイオウイカぬいぐるみを20万円で販売。販売担当者は「売り上げの予測は全く立たない。1個も売れないか、たくさん売れるかどちらかでは」と話す。
とのこと。
実際の販売結果はどうだったのでしょうか?
ところで、「UENO WELCOME PASSPORT」もトーハクの「博物館でお花見を」さくらスタンプラリーも、缶バッジ引き替え済みの目印として、係員さんがスタンプを捺してくれます。
「博物館でお花見を」の方は、右に載せたように無難に「サクラ」の図柄(引き替え済みスタンプの図柄は毎年違う)だったのですが、「UENO WELCOME PASSPORT」の方は、、、、
これは何?
見当もつきません