「久しぶりの水戸(その2:山口晃展編)」のつづきです。
水戸芸術館現代美術ギャラリーでの「山口晃展 前へ下がる 下を仰ぐ」に至極満足した私は、次の目的地・偕楽園に向かいました。もちろん徒歩
です。
水戸駅内の観光案内所で入手した観光リーフレット(私の旅行のパターンです)を持っていましたが、もっぱらケータイ
のGoogleマップを利用しての行動です。
で、国道50号線(黄門さん通り)を横断して、偕楽園の方向に歩き出したとき、目に止まったのはこちらの銀行
。
三菱東京UFJ銀行水戸支店なんですが、いかにもいわくありげな立派な建物
じゃありませんか
もう1枚、正面から。
帰宅してから調べると、これは、川崎銀行水戸支店として建てられたもので、竣工はなんと1909(明治42)年100年以上も昔の建物が現役の銀行として使われているなんて、凄くないですか?
旧・川崎銀行といえば、、、、
明治村に川崎銀行本店のごく一部が保存されていましたっけ…(こちらの明治村訪問記をご参照方)でも、ですよ、明治村の川崎銀行本店の竣工は1927(昭和2)年ですから、後から建てられた建物が博物館入りしているってのに、旧・川崎銀行水戸支店は未だ現役ですぞ
旧・川崎銀行自体が水戸と縁が深い(創業家は『黄門さま』こと徳川光圀公の治政以降、代々水戸藩と深い繋がりをもっていたらしい)ことが関係してるのかもしれませんな。
戦災も東日本大震災もくぐり抜けたというこの建物、ずっと現役であり続けていただきたいものです。
こちらのブログには、
が載っているんですが、私はまったく気づきませんでした
三菱東京UFJ銀行水戸支店の向かい側に立っている案内地図で道順を確認して、最短距離で偕楽園を目指しました。
泉町3丁目交差点で左に曲がって、突き当たりを右へ・・・と歩いて行こうとすると、、、、そこは風俗街でした
まだ午後3時
を回ったばかりで、陽も高い(曇っていた
ので太陽
は見えなかったケド
)というのに、客引きのおじさん&お兄さんが立っていて、
さ、どうぞ
なんてやっているんだから…。歩いていたのは私一人だったんだけど…
これが昼間の街、それも日本の街だったからよかったものの、もし、海外旅行中の夜の散歩でこんな場所に足を踏み入れていたとしたら、かなぁ~り怖い思いを味わったかもねぇ…
土地鑑がないというのは危ない
ですなあ
まだ偕楽園に到着しませんが、今夜はここまで