説明不足な点がありましたので、営業利益についてまた触れたいと思います。
前回の例でソニーと任天堂を例にとりました。
株価と営業利益について触れてみたいと思います。まず株というものは何か?
例えば私が会社を設立しようとします。友人5人に頼んで一人100万円で500万円を集め、それに自分の貯金500万円、合計1000万円で創立したとします。仮に5万円に付き1株を割り当てることにして1000万円÷5万円=200株、私の出資が500万円だから100株を、友人たちには一人に付き20株を割り当てます。よく一株あたり利益(EPS)や一株あたりかキャッフローとか聞く機会があると思いますが、市場で取引されている株価は一株の株式の価格ということになります。よだんですが、取引されている価格に発行済み株式数をかけたものを時価総額といいます。例えば上記例で私の会社が上場して株価が10万という値段ならば10万×200株=2000万円が時価総額です。株価の値段は毎日変動するので時価総額も変動します。
話をもとに戻します。なにがいいたいかと申しますとソニーと任天堂では発行されている株式数が違うということです。ソニーは1004.354百万株、任天堂は141.669百万株です。発行株式数にしてソニーは任天堂の7倍の株式発行されていることになります。
ということは、どういうことか?前回営業利益率に触れました、ソニーの営業利益率は0.9%、任天堂は23%でした。
仮にそれぞれの企業が10億円の売上高増が見込まれると予想した場合の一株あたりの株価に対するインパクトはどんなものでしょうか?
ソニー 任天堂
A 売上高増加額 1,000,000,000 1,000,000,000
B 営業利益率 0.90% 23%
A ×B 営業利益増加額 9,000,000 230,000,000
発行済株式数 1004.354 141.66(百万株)
一株当り利益増加額 .0089609839 1.623503(円)
上記からソニーの売上が10億円伸びても一株にあたえるインパクトは0.0089円、任天堂は1.62円です。任天堂の一株に与える利益効率はソニーの162倍です。
株式市場でよくPERという投資ものさしを使います。この意味は株価が利益の何倍の価格か?という数字です。株価÷一株当たり税引き後の利益=PER
株価はあくまで一株当たりの価格ですから利益感応度は発行済み株式数(ほんとは潜在株式=CBやワラントが転換して株価が増えたと過程して計算します。)が少ないほど、利益率が高いほど株価に強いインパクトがあるといえます。
今週はここまでです。理
前回の例でソニーと任天堂を例にとりました。
株価と営業利益について触れてみたいと思います。まず株というものは何か?
例えば私が会社を設立しようとします。友人5人に頼んで一人100万円で500万円を集め、それに自分の貯金500万円、合計1000万円で創立したとします。仮に5万円に付き1株を割り当てることにして1000万円÷5万円=200株、私の出資が500万円だから100株を、友人たちには一人に付き20株を割り当てます。よく一株あたり利益(EPS)や一株あたりかキャッフローとか聞く機会があると思いますが、市場で取引されている株価は一株の株式の価格ということになります。よだんですが、取引されている価格に発行済み株式数をかけたものを時価総額といいます。例えば上記例で私の会社が上場して株価が10万という値段ならば10万×200株=2000万円が時価総額です。株価の値段は毎日変動するので時価総額も変動します。
話をもとに戻します。なにがいいたいかと申しますとソニーと任天堂では発行されている株式数が違うということです。ソニーは1004.354百万株、任天堂は141.669百万株です。発行株式数にしてソニーは任天堂の7倍の株式発行されていることになります。
ということは、どういうことか?前回営業利益率に触れました、ソニーの営業利益率は0.9%、任天堂は23%でした。
仮にそれぞれの企業が10億円の売上高増が見込まれると予想した場合の一株あたりの株価に対するインパクトはどんなものでしょうか?
ソニー 任天堂
A 売上高増加額 1,000,000,000 1,000,000,000
B 営業利益率 0.90% 23%
A ×B 営業利益増加額 9,000,000 230,000,000
発行済株式数 1004.354 141.66(百万株)
一株当り利益増加額 .0089609839 1.623503(円)
上記からソニーの売上が10億円伸びても一株にあたえるインパクトは0.0089円、任天堂は1.62円です。任天堂の一株に与える利益効率はソニーの162倍です。
株式市場でよくPERという投資ものさしを使います。この意味は株価が利益の何倍の価格か?という数字です。株価÷一株当たり税引き後の利益=PER
株価はあくまで一株当たりの価格ですから利益感応度は発行済み株式数(ほんとは潜在株式=CBやワラントが転換して株価が増えたと過程して計算します。)が少ないほど、利益率が高いほど株価に強いインパクトがあるといえます。
今週はここまでです。理