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先週の株、債券市場

2008-06-14 | 今日の東京市場
おはようございます。昨日のNY株式は反騰、+165.77 12307.35ドル、ナスダックは+50.15 2454.5ポイントでした。ちょっと安心。ただ債券市場は相変わらず派手な動きをしています。原油は134.86ドルと若干売られましたが小麦、ニッケル、コットンなどが急騰しています。米国債券市場はこの一週間で2年債+32bp、10年債25bp上昇。日本市場もこの混乱を受け2年17bp、10年13bp上昇しました。予断ですが今の金利カーブは(日本)昨年7月のカーブと形状がにています、当時と比較すると10年で4bp、5年で8bpまだ低い水準にあります。

とろろで、誰がこんな相場にした?ここからは個人的憶測と見解です。
これはもうドル高宣言のでしょう。現在政策当局が使っている為替モデルにマンデルフレミンングがあります。簡単にいうとその国の通貨を強くするには金利を上げればいい。ポールソン財務長官やブッシュ大統領がドル高宣言をしましたが、市場はドル金利の上昇予告ととらえています。原油など基礎素材の上昇がインフレを引き起こし金利引き上げにも大義名分が立ちます。
これを聞いた、ヘッジファンドはドル金利上昇=>「金利が上がる前にお金を返さなきゃ!
めんどうだからとりあえず現金化だ!!株も債券も通貨も手持ち全部売ったれ!」
その結果、ポールソンの思惑どおりドルの買い戻しが入ってドル一人勝ち!
ドルにお金が戻ってきました。ただHFの資金がでかすぎて世界市場がぼろぼろというのが現状です。
そのドルの待機資金の一部が「原油はちょっと目つけられてるから、小麦ととうもろこしでもこうたろか!!まだ金あまったからニッケルでもこうたれ!!」という流れです。
また目ざといHFの一部は「そろそろ排出権だがや!排出権もこうたれ!!世界経済をうごかすのはわしらHFや!!」徐々に排出権の舘玉が増え価格も上昇基調にあります。
“たこ”が“自分の足”を食べはじめて7年、あしの伸びる速度よりも食べる速度が加速しています。この“たこ”は自分の足のおいしさに感動してすでに5本を食べきりました。おろかなたこはどこにいくのでしょうか?おろかなたこはまで気がついていないようです。

彼らの撃退方法は板をすかすかにする(参加しない)。HFに道徳の学習をさせる。証拠金を上げる。

HFのファンドマネジャーの問題は道徳の問題ではないかと個人的に思っています。

今日は個人的に忙しい日です。フラメンコギターの発表会に出ます。たかが3分一曲ですが仕事に追われていて練習サボってたのでちょっとまずいです。錦糸町のホールで13時から。そのあと、先生と軽く飲みに行って、かえってきたらチャートテキスト。締め切りが月曜なので結構ぎりぎりです。

チャートに興味があるかたいたらこのブログでも見方など紹介します。

それと、6月18日はポール・マッカートニーの誕生日です。ちなみに私の誕生日も同日でございます。お誕生日のお便りおまちしております。





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