長期運用を真剣に考えている方へ

素人、プロ、万人向け投資情報、金融商品説明など金融に関する教育サイト。明るい老後をめざし、負けない投資家になろう!

インド株は長期投資にピッタリ!

2024-09-01 | 今日の東京市場

インド株式市場では、ついにナショナルエクスチャンジ(NSE)がIPOに向け正式に動きだしました。

インドの主な証券取引所は、ムンバイ証券取引所と、NSEの2カ所です。インド企業の多くは、この2つの取引所に株式を上場しています。NSEはインド初の電子取引所で、現物取引の市場シャアは93.6%、デリバティブが98.5%(2023年3月末)です。

デリバティブの扱い量(コントラクト)は世界1。2022年のデータでは、CMEの5,846Mコントラクトに対し、NSEは38,114Mコントクトです。

2023年度の売上高は円換算で2,170億円(前年比43%増)、純利益が1,247億円(前期比41.5%増)です。JPXの営業収益が約1,530億円、純利益が620億円なのでNSEはJPXを上回る規模です。

NSEのEPSは約253円、PERを30倍(JPXのPER)と想定すると株価は約7,590円となり時価総額は3.8兆円と求められます。これはJPX1.76兆円の2.1倍の水準です。

 

インド株式市場では、主要指数が史上最高値を更新。日本からインド株への投資は、投資信託(ETF含む)です。

 

インドは2040年代に先進国入りを目指しています。また、2036年の夏季5輪の誘致に力をいれています。

インフレ整備が遅れていることに加え、冷蔵庫、エアコン、洗濯機などの白物家電の普及率も低く、所得の伸びとともに普及率が拡大傾向にあります。

 

日本からインド市場の投資は投資信託が主流です。つみたてNISAではインド銘柄は、ピクテitrustインド株式の1銘柄のみですが、成長枠では複数銘柄が対象です。

成長枠を使い、つみたてる方法もあります。

私のプランは、成長枠でインドファンドに毎年40万円(20年投資)する予定です。

私の年齢が61なので、20年後の80歳から100歳まで取り崩す予定です。

 

オルカンやS&P500も悪くわないですが、インドにも投資するようにしましょう。

〇インド銘柄紹介

先週、中型指数で最も騰落率が高かった銘柄は、タタ・エレクシーの12.87%。中型指数の上昇率が1.25%だったので11%以上指数をアウトパフォームしました。

この企業は、コンピューターやソフトウエアのメーカーです。時価総額は約8,700億円、売上高が650億円、純利益が141億円です(2023年度)。

 

〇日本株

今週の日本株は高配当銘柄を中心に堅調な動きとなるでしょう。堅い銘柄に投資しましょう。

 日本株指数の推移 先週は小型株が久々に買われました。逃げ場を探しましょう!

 

 

 

 

 

 

データ:Bloomberg

証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)

国際公認投資アナリスト(CIIA)

AFP

藤井理


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドル円相場が想定レートに接... | トップ | どこまで下がる、日経平均 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

今日の東京市場」カテゴリの最新記事