ヘッジファンドに予測されていた為替介入。金曜の日経平均は大幅安。
11日の米国消費者物価指数により米国利下げ期待が高まったタイミングでの為替介入(3.5兆円規模)により円が急伸。翌日12日はSQ。日経平均が先物主導で釣り上げられていたこともあり急落。日経平均は1日で1000円を超える下げとなりました。
11日のドル円の動き
日経平均とドル円
日経平均構成銘柄で下落率1位はディスコの8.77%、28が7&IHDの6.49%、3位が東京エレクトロンの6.18%、4位がアドバンテストで5.57%。
寄与度では1位が東京エレクトロン230.47円、2位がユニクロ214.78円、3位がSBGの102.98円、4位がアドバンテストの99.64円、上位4銘柄だけで647.87円と日経平均下落(1,033.34円)の62.69%を占めています。
日経平均は算出方法が単純平均で値がさ株の影響が大きいため価格コントロールされやすいという性質があります。HFは今回の下げで大儲けできたことでしょう。
それにしても酷い1日でした。
上げて一気に突き落とす!
10日の42000円乗せで大喜びした42000円CALL投資家。一夜にして紙屑となってしまいました。
1日本株
日本株は買い。先週は大型が売られ資金は小型株に流れました。小型株投資は夢があるので
若い方やギャンブラーには良いと思います。半面リスクが高いので、参加したい方は小型株ファンドに投資しましょう。
日本株はPBR1倍割れ、高配当、売上高や利益が増加傾向にある銘柄に投資しましょう。
2トルコ
トルコのインフレ率は71.41%(コア)と依然として高いもものの下がる気配が見えてきました。急激な円高でリラが売られていますが、今がチャンス。為替はリスクが高いので間接的に投資できる米国ADR銘柄が良いでしょう。
3インド
先週のインド株式市場は、大型・中型が買われました。
中型指数の上昇率1位は、オイル・インディアの26.17%、次がインド鉄道金融公社の15.43%でした。
インドは2036年の夏季五輪開催を目指しています。政府は鉄道や道路網などインフラ整備を勧めています。インフラファンドが良いでしょう。買ったら最低10年は保有しましょう。
・インド銘柄紹介 オイル・インディア
オイル・インディアは石油や天然ガスの探査や生産から輸送を手掛けています。
時価総額は1.89兆円、売上高が約6,350億円、純利益は約1,120億円です。
データ:Bloomberg
証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)
国際公認投資アナリスト(CIIA)
AFP
藤井理
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