
─── 経営をもっと身近に、もっと確かに ───
おはようございます。中小企業診断士の竹内幸次です。今日は川崎市の北部市場で仲卸業者の診断をします。夜は東京田町の中小企業のWEB構築コンサルをします。
今日は新聞配達についてです。先日、ある経営者の方から、「竹内さんは、大学を出て、上場企業でスタッフ職を経験して、経営コンサルタントになって。なんの苦労もなく、すいすいと人生を進んできたように思いました」と言われました。
そのように見て下さり、嬉しい限りです。でも。
私は北海道奥尻島から出稼ぎに来た父の息子です。裕福とは無関係の、むしろ(色々な意味で)貧しい家庭で育ちました。多くは書きませんが、多方面の人生経験をしてきたつもりです。
思い出すのは空手の道場の月謝。中学~高校時代は空手の道場(糸洲会総本部)に通いましたが、ある時期から月謝を払えなくなりました。自分が働いてはいけない年齢のため、月謝を捻出することができず、悔しい思いをしました。
そこで。当時両親は共稼ぎでしたので、昼食のパン代として200円を毎朝親から貰いました。その200円は使わず、月の小遣いと合わせて空手の月謝に充当しました。育ち盛りですから昼はハラペコです。当時クラスの仲間が弁当を少しずつ恵んでくれたこと、本当にありがたかったです。
また、高校3年間の新聞配達。今でも寒い日や大雨の日には、カッパを来てオンボロのカブで新聞を配った日を思い出します。濡れても雪で滑っても、自分が配らなければ誰も配ってくれないのです。
当時は気づきもしませんでしたが、このような経験は掛替えのない財産だったのですね。粘り強く、決めたことは貫く。それだけで生きているのが今の私です。浅学菲才ですから。
タイムマシンに乗って10代の自分に会えたら、「いい経験だぞ、今のうち思いっきり苦労しとけ」って言いたいですね。
今のすべては未来への通過点に過ぎない。
関連記事
竹内幸次の経営のヒント系ブログ
株式会社スプラム代表取締役 竹内幸次 Takeuchi Koji
中小企業診断士 経営士 イベント業務管理者
情報満載のスプラム公式WEB:http://www.spram.co.jp

Copyright:© 2007 SPRAM All Rights Reserved.
【ブログポリシー】

