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おはようございます。スプラムの竹内幸次です。いい天気ですね~。今日は休日的な話題です。
先日、横浜駅のホームで3歳くらいの女の子が母親に何かをせがんでいました。母親は「だめでしょ。・・・」と諭していましたが、この頃の子供は自分の意思を持ち始める頃で、「いやだ~」と大声で泣き、母親に訴えます。多分、飴が欲しいとか、ジュースを自分で開けたかったとか、だろうと思います。
興味深かったのは周囲の反応です。
(1)20代くらいのビジネスマン風の人は「うるさいな…」という顔つき
(2)50代以上の女性は「可愛いな…」というほのぼのとした顔つき
中小企業診断士で独立した12年前、食っていけないかもしれないという思いから、私は独身でした。職域を広げて、誰よりも素早く完璧な報告書を書くことに必死だった当時の私は(1)のように捕らえていたように思います。
今、自分が子育てをして、2人の娘の寝顔を見て、子供の可愛い面も、子育ての大変な面も体験すると、完全に視点は(2)になりました。
泣いて親にせがむ子供のシーンが、この上なく可愛く、涙がでるほど美しいシーンに感じるのです。子供にとっては65億人の人類がいても、たった1人の母親。母親からすれば、自分の命を替えてでも守りたい存在の子供。愛しているからこその「だめ」という厳しい言葉。この強い絆が横浜駅のシーンから感じたのです。
経営意欲や勤労意欲、社会的なマナーは、教育やテクニックの問題ではなく、もしかしたら「親になること」が一番効き目がある、と感じます。守るべき対象があるとき、人は自分を見つめて、社会の相互信頼の中で生きていることを実感します。
色々な配慮から明言することは減りましたが、環境が許すなら「親になろう」。子供って本当によいものです。
私が運転する車の後部シートで熟睡する娘、電車の中で不安そうな表情で私の脚にしがみつく娘。その小さな手のぬくもりが、どれだけ私に活力を与えてくれたか。
今日は長女の運動会。一眼レフデジカメに望遠レンズを付けて、行ってきます!
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