オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

2011年NHK杯、女子フリー

2011年11月12日 20時56分06秒 | 2011-2012年シーズン
NHK杯の女子フリーの放送を見終えたばかり。
今回くらい感慨深く、胸が一杯になったことはありません。
まず、2位の浅田真央さん。
真央さんのフリーの演技が終わったあと、昨年のNHK杯のエキシビションの放送の「豊の部屋」で、樋口豊先生が号泣したのを思い出しました。
あれから1年経ったのかと思うと何とも言えない気持ちである。
バンクーバー冬季オリンピック以降、真央さんが選んだ道とは言え、本当に苦しかったと思います。
今まで自身が、やって来たことを何か噛みしめるように思いをこめたジャンプを見て、感慨無量である。
技術だけで跳んでいるのではない。心で跳んでいるのである。
そういう意味で「愛の夢」は最高のプログラムである。
本当のスタートは、これからかもしれません。最終章のソチ冬季オリンピックに向けて、大きく歩みだしたことは本当に嬉しい。
明日の「豊の部屋」で真央さんを前にした豊先生の第一声が楽しみです。

そして優勝の鈴木明子さん。ファンとして本当に嬉しい!
本当におめでとうございます。
私が鈴木明子さんの演技を初めて生で見た時、「この方はただ者ではない」の直観がありました。私自身、鈴木明子さんは自分が見つけたスケーターという意識が強い。
2007年、大阪での全日本選手権のフリーでした。
私自身、彼女の病気のことなど意識しないで白紙の状態で、その演技を、じっくりと見たのが良かったのかもしれません。
あれから5年。遂にNHK杯優勝。遂にここまで到達したかと言う気持ち。そして、この5年間のいろいろな思いが頭の中をよぎります。またまた感慨無量。
SPのハンガリーラプソディは最高だった!
そしてフリーは私の大好きなヨハン・シュトラウスの音楽に乗っての演技。
ジャンプのミスはありましたが、私の大好きなこの作品の持つ華やかさ、躍動感を氷上で見事に表現してくれた鈴木明子さん。
GPファイナル、全日本選手権、そして、その向こうに世界選手権を見据えているはず。
見ていて熱くなる演技に、これから、もっと磨きをかけて究極の「こうもり」を期待しています。

今、アイスダンスのフリーダンスの録画を見ながらパソコンの前にいます。
マイア・シブタニ&アレックス・シブタニの演技が最高だった。
グレン・ミラーの名曲に乗っての素晴らしい演技。
アイスダンスを見る喜びを最高に与えてくれた演技。
多くの方に、この兄妹コンビの演技を、この機会に、ぜひ見て欲しいものです。