オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 11月2日

2011年11月02日 14時31分45秒 | 今日、聴いたCD
①リスト ハンガリア狂詩曲第2番 ウィーリー・ボスコフスキー指揮フィルハーモニア・フンガリア(EMI盤)
②ヨハン・シュトラウス2世 喜歌劇「こうもり」序曲
③ヨハン・シュトラウス2世 ワルツ「春の声」 キャスリーン・バトル(ソプラノ)ヘルベルト・カラヤン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1987年元日ウィーンでのライブ録音 ドイツグラモフォン盤)
④シベリウス 交響曲第4番イ短調
⑤シベリウス 交響曲第5番変ホ長調 ヘルベルト・ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団(1989年録音 デッカ盤)
⑥シベリウス 組曲「恋人」ユハニ・ラミンマキ指揮エスポー市室内管弦楽団(1989年録音 フィンランディア盤)
⑦ディーリアス 「春初めてのカッコウを聞いて」「川の上の夏の夜」「間奏曲とセレナード~歌劇『ハッサン』より」「夜明け前の歌」「ラ・カリンダ」「去りゆくつばめ」「夏の歌」など ジョン・バルビローリ指揮ハレ管弦楽団(EMI盤)

昨日、BSで放送で見たスケート・カナダでの鈴木明子さんの「こうもり」の余韻が残っているのか、朝から「こうもり」序曲を聴いてしまった。聴いていて頭の中で鈴木明子さんが舞っていた。放送では単に「こうもり」序曲としか曲名しか紹介しませんでしたが、しっかりと作曲者のヨハン・シュトラウス2世の名前も紹介して欲しかった。
ウィンナーワルツが、かもし出すウィーンへの憧れ、ウィーンの香り。これを大好きな鈴木明子さんが、今シーズン、氷上で演じる。こんな喜びはない。こんな喜びを味合うことが出来るのも、長年、クラシック音楽を聴いてきたお蔭である。
今日、聴いたのはカラヤンが1987年の元日、ウィーンフィルのニューイヤーコンサートのライブ録音。私がオペラ以外で持っている唯一のカラヤンのCDである。当日、私は衛星生中継も見ている。キャスリーン・バトルの真っ赤なドレスを着ての「春の声」は忘れることが出来ない。

シベリウスの交響曲と言えば第2番が超有名である。正に何とかの一つ覚えである。しかし私は第2番は全く興味ない。聴く気もしない。私にとっての真のシベリウスの交響曲は第4番から最後の第7番である。
30代半ば、ヘルシンキ郊外ヤルヴェンパーの「アイノラ荘」に、ひきこもったシベリウスは、自然の持つ孤独感を感じながら、宇宙を見た!
私は第4番と第5番を続けて聴くのが大好きです。暗くシンと静まった真夜中のフィンランドの自然を描写したような第4番。そして夜明けから日の出に向かう壮大な第5番。シベリウスの交響曲を聴く醍醐味ここにありである。
ブロムシュテット指揮サンフランシスコ交響楽団のCDは、私の好みに合ったカップリングで愛聴しています。
シベリウスは交響曲以外に多くの小品を書いていますが、私のお気に入りは組曲「恋人」です。あまり他人様に教えたくないのですが・・・。
ディーリアスの作品もシベリウスの「恋人」と同様。

昼すぎから、どこかのおじさんの影響で映画「モスラ」のDVDを見る。CGなど、この世にない1961年の特撮怪獣映画である。今となっては「特撮」という言葉が懐かしい。この頃の特撮怪獣映画は子供向きという考えはなく、大人の目線で制作しているので、今、見ても面白い。
モスラが東京タワーを破壊する場面は凄いものがあります。
「モスラ」と言えばザ・ピーナツが歌った「モスラの歌」が有名です。作曲者は古関裕而。この映画の音楽も担当している。
出演はフランキー堺、香川京子、志村喬、上原謙といったそうそうたる顔ぶれに、当時、人気絶頂だったザ・ピーナツ、そして音楽は古関裕而である。完全な大人の映画である。
古関裕而は歌謡曲の作曲家として有名ですが若い頃はリムスキー・コルサコフやストラヴィンスキーの音楽に傾倒し、1929年、日本人として初めて管弦楽曲で海外の作曲コンクールに入賞した履歴があるらしい。
映画「モスラ」は古関裕而のオーケストラ曲を聴くことができる貴重な映画かもしれません。
怪獣映画も奥が深い!