オペラファンの仕事の合間に パート2

大好きなクラッシック音楽やフィギュアスケート、映画などを語ります。メインは荒川静香さんの美しさを語るブログ。

今日聴いたCD 11月11日、そしてNHK杯

2011年11月11日 10時15分13秒 | 今日、聴いたCD
①シベリウス  ヴァイオリン協奏曲ニ短調 チョン・キョンファ(ヴァイオリン)アンドレ・プレヴィン指揮ロンドン交響楽団(1970年録音 デッカ盤)
②シベリウス  「カレリア」序曲 (1977年録音)
③シベリウス  「カレリア」組曲 ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団(1975年録音 RCA盤)
④ブルックナー 交響曲第2番ハ短調(ハース版) ギュンター・ヴァント指揮ケルン放送交響楽団(1981年録音 RCA盤)

朝一番にシベリウスのヴァイオリン協奏曲のCDを聴いて深い感動を憶える。この前の日曜、NHK・BSでのNHK交響楽団の放送で、この作品を聴きました。ヴァイオリン独奏の竹澤恭子さんの演奏は力演で立派な演奏でしたが、この作品全体に流れる北欧の冷たい空気が気薄だったのが残念でした。
この作品をCDで聴くとなると、やはりチョン・キョンファの録音になってしまう。厳しく、孤独、純粋そして内に秘めたる情熱あふれる演奏は今も私をとらえ続けている。
チョン・キョンファの新しい録音が途絶えて、かなり経ちました。ステージに立ったという情報も聞かなくなりました。もう引退同然なのでしょうか?私の一番好きなヴァイオリニスト。こんな残念なことはない。
10数年前、東京出張の折、幸運にも彼女のリサイタルと重なり、サントリーホールで生で聴くことが出来ました。そして終演後、楽屋口で、私の悪い病気?の出待ちをしてサインを頂きました。その時、彼女が、あまりにも小柄なので本当に驚きました。こんな小柄な体から、あの厳しい演奏を生み出すとは・・・正に驚きでした。
チョン・キョンファの演奏するベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲の新しい録音をぜひ聴きたいものです。いつまでも待ちます・・・。

ギュンター・ヴァントの死後、多くのブルックナーのライブ録音が登場して、私自身、訳が分からなくなってきた。ただ作品は後期の作品に集中しているようだ。初期の第1番から第3番の録音は、このケルン放送響との録音しかないようだ。
スケールの大きな後期の作品より、どうしても初期の作品のCDに手が伸びてしまう。シベリウスのヴァイオリン協奏曲と同様、アルプスから吹いてくる冷たい空気、自然の香りに魅かれるのだろうか・・・。
この第2番の演奏も音楽の流れに身を任すのみである。第2楽章は、いじらしいほど美しかった。


さて、いよいよ今日からフィギュアスケートのNHK杯!
午後3時からのBSでの生中継が楽しみである。アイスダンス、ペアの競技と続きます。これらをきちんと放送してくれるのは、さすが皆様のNHKである。
一番のお目当てはアイスダンスのマイア・シブタニ&アレックス・シブタニの兄妹コンビである。今年の春の世界選手権3位だっただけに、今シーズン、どれだけデイビス&ホワイト組、バーチュ&モイヤ組に迫れるか注目しています。
そして夜は浅田真央さんと鈴木明子さんの登場。鈴木明子さんが絶好調のようである。
また私の期待の星アグネス・ザワツキー、そしてキーラ・コルピの登場も楽しみです。
北欧美人のコルピの姿を見ただけでクラクラしそうです。