2010年に公開された映画 THE RUNAWAYS
シェリー・カーリーの自伝が原作だとか…
何となく見てみたくなり、レンタルしてみた。
実は、THE RUNAWAYSというバンド、知ってはいましたが、詳しくはなかった。
知ってる曲は「Cherry Bomb」だけだったし…でも、日本に来たときの物凄いインパクトはよく覚えてます。
世界的に華々しく活動していたバンド…って勝手に思い込んでいましたが、日本では人気があったけれど、本国アメリカではそうでも無かったようですね。
見た目の派手さの裏では、十代の少女たちの葛藤が有ったようだ。
1970年代の半ば、青くて生々しいストーリー展開を見ていたら、古い記憶の中にある1975年頃の音楽や空気を思い出しました。
少し前に見たジミヘンの「栄光への軌跡」や「ロックスター」もそうだったけれど、見始めた時の上り詰めるまでの高揚感と、見終わった後の妙な切ない寂しさってのは何だろうか?
祭りのあとの静けさに似た物悲しい虚無感…みたいな。
ロック系の映画っていつもそんな気分にさせられます。