ゆみちゃんの365日

日々の出来事を綴っています。

桜はもうすぐだ

2008-03-28 11:05:07 | 

2008_03280003 2008_03280004 2008_03280006 井出町にある地蔵院の枝垂桜は、京都府指定天然記念物「名勝 しだれ櫻」になっている。満開の時期になれば、この桜を見ようと沢山の方が来られる。今日は平日で、しかも7時台に到着したので観光客は2008_03280008 2008_03280011 2008_03280014 二人のみであった。寺の周りには大きな枝垂桜が4本ある。2本ならんでいるのが夫婦桜である。余命いくばくもないかと思われるくらい老木だ。天気が曇りなので安物のデジカメでは綺麗に撮れない。腕ではなくカメラのせいである。週末には駐車できないくらい人が押し寄せることであろう。井手町の桜祭りは4月3日より予定されている。観光客は玉川の土手の桜を見てから地蔵院の枝垂桜を見るのがセットのようだ。今朝の新聞の桜だよりでは井出玉川は「つぼみ」だ。下の画像を見てどこがつぼみだと突っ込みたくなるはず。要するに自分の目で確かめるのが一番確かな情報という事である。

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早くも山吹が咲いていた

2008-03-28 10:25:07 | 

2008_03280019 2008_03280020 家から車で10分ほど走れば、井出町がある。秋はみかん狩り、春は桜祭りに近隣から沢山の方が来られる。早起きしたので桜の開花状況を見てきた。桜は後4,5日すれば満開になりそうだ。桜が咲いている玉川の堤防の土手には早くも黄金色の「山吹」が咲いていた。
[豆知識]
(1)和歌:井手町の歴史に欠かせないのは、奈良時代の左大臣橘諸兄である。当地には橘諸兄ゆかりの史跡が多い。玉津岡神社や井堤寺跡などがそれにあたる。井手町を二分して流れる玉川の堤に山吹を植えたのも諸兄だと伝えられている。特に小野小町の歌は、有名である。
 色も香もなつかしきかな蛙なく
      井出の渡りの山吹の花

古今和歌集には
 蛙鳴くいでのやまぶきちりにけり 
    花のさかりにあわましものを

(読人しらず)の歌がある。
 新古今和歌集には
 あしびきの山吹の花散りにけり
    井出のかわずは今や鳴くらん

 山城の井出の玉水手に汲みて 
    たのみしかいもなき世なりけり

という歌がある。

 王朝人の和歌のイメージを継承した人々の中に俳人がいる。芭蕉俳句集に二句とられている。
  山城へ井出の駕籠かるしぐれかな
  山吹や井出の長者を年の宿
芭蕉を師と仰いだ蕪村にも井出を詠んだ俳句がある。
 山吹や井出を流るる鉋屑(かんなくず)
 葱洗う流れもちかし井出の里

(2)山吹 :
・薔薇(ばら)科。                         
・学名  Kerria japonica                     
          Kerria   : ヤマブキ属            
          japonica : 日本のKerria(ケリア)は、19世紀のイギリスの植物学者「Kerr さん」の名前にちなむ。 
・山の中に生え、花の色が蕗(ふき)に似て金色で美しいことからこの名前に。また、しなやかな枝が風にゆれる様子から「山振」の字があてられ、じきに「山吹」になったとも。                              
・”やまぶきいろ”と呼ばれる鮮やかな黄色。                  
・イギリスでは「イエロー・ローズ(黄色いバラ)」「ジャパン・ローズ(日本のバラ)」と呼ばれる。                              
・八重山吹と違ってこちらは一重(ひとえ)。 
・一重の山吹には実がつくが、八重山吹には実がならない。

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雪柳も見頃だ!

2008-03-28 01:05:39 | 

2008_03270145 2008_03270146 畑の雪柳(別名:小米花(こごめばな))が咲いてきた。まるで白い柳である。この時期になればいつも思い出すことがある。数年前に庭の雪柳を剪定したのだがチョンチョンに「角刈り」にして女房からごうごうの非難を浴びた。「雪柳は垂れてナンボ」ですよ!分かったよと言えばいいものを「だって通行の邪魔だもん」と言い訳をしたが、言われてみれば雪柳の名前が泣くと言うもんだ。近くで見ればきれいな5弁花だった。

[豆知識]
・薔薇(ばら)科。                         
・学名  Spiraea thunbergii                  
          Spiraea    : シモツケ属          
          thunbergii : スウェーデンの 植物学者「ツンベルク」さんの Spiraea(スピラエ)は、ギリシャ語の「speira(螺旋(らせん)、輪)」が語源。 
・開花時期は、  3/15頃~  4/15頃。 
・中国原産。                               
・葉が柳の葉に似て細長く、枝いっぱいに白い花を雪が積もったように咲くところから。花がいっぱい散ったあとの地面も雪がパラパラと積もったように見える。      
・群生していると見事。                     
・冬の紅葉もきれい。                        
・別名  「小米花(こごめばな)」白い小花を米に見立てた。         
・2月26日の誕生花。                     
・花言葉は「愛嬌(あいきょう)」。         

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貝母百合、白木蓮

2008-03-28 00:19:14 | 

2008_03260149 庭の「貝母百合(ばいもゆり)」が咲き始めた。花は地味な薄黄色をしている。私に似ていつも恥ずかしそうに下を向いて咲くのがいじらしい。
それに比べ近所に咲いている白木蓮(ハクモクレン)は、見て見2008_03270161 2008_03270163 2008_03280002 てと言わんばかりに咲いている。アップで撮れば20代の女性のように肌がピ~ンと張り綺麗だ。好きになりそう・・・。浮気をしてはダメと遠くで奥方の声が聞こえてきそうだ。
[豆知識]
(1)ばいもゆり(貝母百合): ゆり科.多年草、球根.中国原産.
   葉は長さ約10センチの広線形で互生または輪生、先端は蔓となって巻き  つく.
   花は淡黄色の鐘形花で、葉腋に開く.
   花被片は6個、外面に緑色のすじ、内面に紫色の網目がある.
   高さ60センチ~1米.
   漢名は貝母.”あみがさゆり”、”はるゆり”、”はつゆり”、”ばいぼ”.
(2)白木蓮(ハクモクレン):木蓮とは異なり、木蓮と似た花木にコブシがある。
   白木蓮とコブシは花が先で後で葉が出てくるが、木蓮は花と葉が一緒に出る。
   「更紗木蓮(サラサモクレン)」は、「木蓮」と「白木蓮」を掛け合わせて作り出された品種である。

   木蓮(a magnolia)もくれん : 木蘭。紫木蘭(しもくれん)。木蘭花(もくれんげ)。2月24日の誕生花。
    学名は「Magnolia quinquepeta」。中国原産のモクレン科、モクレン属の落葉低木。
    古く渡来し、庭木とされる。春、濃紫色で内面が淡紫色の大きい六弁花を開く。葉は倒卵形。
    南からの日光を受けた蕾の南側がふくれて開花するので蕾の先は北を 向くことから、「コンパスプラント」とか「磁石の木」と呼ばれている。

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