百姓通信

自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
①土づくり②循環型③無農薬・無化学肥料④永続性を大切に!

溝底播種

2009-03-05 20:18:47 | 農業
今日は、熊本からのお客さんがあった。
それは株式会社果実堂のフードサイエンス研究所の所長の大坪さんで、この方が結構面白い。大学で学ばれたことは違うらしいが、現在は、植物の含むミネラルの内容や味覚障害を起こす原因になる亜鉛不足を調査し、これからの食のあり方、農のあり方をベビーリーフを通じて見直そうとされている。
果実堂の社長の井出さんもユニークな方だが、周りにおられる方々も大変面白い方々が多く、いつお逢いしても大変楽しい。
今日は、大坪さんに東北で考案された『溝底播種』について少し教えていただいた。
『溝底播種』とは、畑に溝を切り、その底に播種して被覆資材をべたがけしておくだけで、真冬でも葉物がスクスク育ってしまうという画期的な技術のこと。
これは、夏の暑い時期にも結構効果的で、夏はもちろんべたがけは不要だが、溝上に比べて溝底は涼しく、湿度も保たれることから、ニンジンなどの発芽がよいという。
⇒詳しくは、ルーラル電子図書館「現代農業」用語集 参照

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