百姓通信
自然と素直に向き合い、全身で風を感じて私は百姓しています。
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初物  


季節の最初にとれたものを“初物”と言ったりするが、いつ頃からそういう文化があったのか?
初鰹などは江戸時代に、・福を呼ぶ・旬の先取りで体調が整う・先取りが希少性があり価値がある等の理由で重宝されてきたようだが、日本人は昔から季節の先取りを好んでしてきたように思う。というのは、着物等の柄や色彩に季節の少し先を取り入れることを昔から好み、それがお洒落だとされてきた。
野菜の促成栽培は実はハウス栽培が盛んになる随分以前、江戸の初期に江戸の砂村(江東区)で始められたという。その当時『野菜はその収穫の季節以外に売買してはならぬ』というお触れがでていたようだが、初物を料理屋が競って高値で買い求めたことから栽培に熱が入っていったようだ。

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