先日、豆腐を作ってみて思ったこと。何故、豆乳やおからって冷たいままだと駄目なのかなあ。大豆を8時間水に浸しておき、ミキサーで粉砕(水を多少加えながら)、それをガーゼ等で絞ると、豆乳とおからになるわけですが、そのままで食べては駄目なの?温めて、また冷やすのには何か意味があるのかなァと疑問を持っていたところ『生の大豆には赤血球凝集素やタンパク質分解酵素阻害物質などの毒性酵素があり、有害で食べられない。加熱すればこれらの毒性は消える』ということを友人の豆腐屋さんに教えてもらった。また通常、大豆のタンパク質の消化吸収率は、結構低く、消化不良を起こしがちで、世界でも食用に、あまり使われてこなかった理由が、そこにあるようで、その大豆を豆腐や味噌や醤油や納豆に菌をつかって加工し更なる栄養価のある食べ物へ加工するに至る先人達の知恵が私達日本人の食文化を支えてくれている・・・ようです。なかなか面白い!!