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小沢一郎・安保法案を潰す秘策を話そう・7

 

小沢一郎・安保法案を潰す秘策を話そう

7・理念や原則論を質せば、安倍首相はほころびが出る。

  強行採決後に安倍政権の不支持率が支持率を大きく上回ったという。世論調査は当てにはできないと思ってはいるけれど、各社がすべてそういう傾向だということは、安倍政権のやっていることはおかしいというのが、国民の意識の大勢なんだと思う。

  安保法案は憲法に違反し、憲法をないがしろにして、事実上、内閣主導で海外派兵を出来るようにするものだ。ところが安倍首相は衣の下の鎧を隠すために、相変わらず意味不明の言葉遊びをしている。

  国民は本能的に、怪しい、胡散臭いという気持ちを持つようになっているのだろう。安倍首相はテレビに出演した際、集団的自衛権の説明を「火事」に例えたが、全く次元の違う話で、頭がどうかしている。本音を隠そうとするから余計へんちくりんなたとえになってしまうんだ。

 しかしそんなたとえは、官僚が、考えたのだろうか?とにかくこの国の官僚の劣化は深刻だ。安保法案は内閣法制局を筆頭に、外務省、防衛省の役人が認めた結果なんだろうけれど、鎧を隠すための衣の作り方までがあまりにも稚拙だ。

 官僚機構というのは、どうしようもなく、無駄が多くて、のろまで、威張り散らして、よくないばかりだが、それでもやっぱり優秀だと言うのが取り得。ところがこの始末だ。私は日本の官僚機構そのものの劣化を大変憂えている。続く

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