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小さな庭に、春の花がやっと咲き揃ったかと思ったら、今日はまた冷たい雨でした。
先日、すっかり若葉が揃った公園で、久しぶりに人の丈ほどもある「ヤマブキ」の花に出合いました。
私にとって、思い出深い、春の花のひとつに「ヤマブキ」の花があります。しかもヤマブキと春祭りは遠い記憶の中で、セットとなって鮮明に残っています。
春の明るい陽射しの中で聴こえる、軽やかな笛や太鼓の音、参道を埋める人と目移りしてしまうほどの出店の数々、それだけで子供心に晴れやかで、お祭りは待ちに待った特別な一日でした。
ただ、出店の「イカの姿焼」だけは「あれは大人が食べるもの」と買ってもらえず、お醤油の香ばしい匂いだけで我慢しなければならなかった、それは楽しかったお祭りと一緒に、必ず思い出す少しほろ苦い思い出なのです。お祭りなのにと、子供心に少し心が沈んだのか、神社の緑深いところに鮮やかに咲いていたヤマブキの花が印象に残っています。まるで私の駄々っ子を諭すように、咲いていたヤマブキの花。
まぁ、ただの食いしん坊な私の郷愁に過ぎないのですが・・・
先日、すっかり若葉が揃った公園で、久しぶりに人の丈ほどもある「ヤマブキ」の花に出合いました。
私にとって、思い出深い、春の花のひとつに「ヤマブキ」の花があります。しかもヤマブキと春祭りは遠い記憶の中で、セットとなって鮮明に残っています。
春の明るい陽射しの中で聴こえる、軽やかな笛や太鼓の音、参道を埋める人と目移りしてしまうほどの出店の数々、それだけで子供心に晴れやかで、お祭りは待ちに待った特別な一日でした。
ただ、出店の「イカの姿焼」だけは「あれは大人が食べるもの」と買ってもらえず、お醤油の香ばしい匂いだけで我慢しなければならなかった、それは楽しかったお祭りと一緒に、必ず思い出す少しほろ苦い思い出なのです。お祭りなのにと、子供心に少し心が沈んだのか、神社の緑深いところに鮮やかに咲いていたヤマブキの花が印象に残っています。まるで私の駄々っ子を諭すように、咲いていたヤマブキの花。
まぁ、ただの食いしん坊な私の郷愁に過ぎないのですが・・・
私は 山吹と言ったら、子どもの頃の運動会を連想します。 毎年運動会は桜咲く4月29日(昭和天皇誕生日)でした。 小学校1、2年年生の時、徒競走で1位だったのですが、3年生になって 今までビリだった子が1位になりました。
くやしくて、その子にどうして足が速くなったのか聞いたところ、その子いわく「山吹の汁を足に塗ったの!」と???
4年生になっての運動会には 私は山吹の汁をいっぱい足に塗って望みました。 結果 やはりその子には勝てませんでした。 山吹の汁のことは迷信?ウソ?だとは その頃は気づきませんでした(笑)
少しセピア色になった思い出がヤマブキの鮮やかさに引っ張られて
幼い記憶を持って来てくれましたね。
私のヤマブキの記憶は、前に住んでいた家の向かいの家に
こぼれ咲く鮮やかな山吹色をした花で・・・
いつか、手に入れたい花でした。
そして、小さいけれど今庭に植わっています。
咲くにはもう少し時間がかかりそうですが。
映画のひとコマを見るように、その時のAkikoさんの様子や
気持ちがよく伝わってきます。
子供心にこんなにも印象深く残っているヤマブキの花、
Akikoさんにとって生涯忘れられない春祭りのひとコマでしょうね。
こちらでも時々見かけますが、私にとっては田舎道でいつも見ていた
子供時代のヤマブキが脳裏に浮かんできます。
春祭りなんですね。私は秋祭りしか知らないなあと思いつつ、お祭りの色々を思い出していました。なつかしいです。
「ヤマブキの花の汁を塗ると・・・」、確かに子供だった頃、こんなおまじないがあったように思います。ヤマブキかどうかは忘れてしまったのですが。スカートの下の脛が、いろいろなおまじないで色がついていた思い出。でもそのお友達もひそかに、ヤマブキの花の汁を塗って運動会に臨んだのでは・・・ほんとに微笑ましい思い出ですね。
>はなこさん
ヤマブキの花の色は鮮明です。クレヨンに山吹色ってあったように思うのですが、今もあるのかな?長く垂れた枝に、ヤマブキの花がたわわに咲く様子は魅力です。庭にスペースさえあれば、私も是非ほしいところです。お庭に咲いたら、ぜひブログに載せてくださいね。
>Rikoさん
華やかな桜の季節も終わった頃、出番を待っていたように咲きだすヤマブキの花。だからこそいっそう鮮やかにも見えるのですね。
やはり、ヤマブキは日本の風土に似合っているのでしょうか。だれもが、子供時代を過ごした場所には、ヤマブキの花があったように思います。
>あやさん
そうですね。ヤマブキの花は園芸種では種類が少ないのかも知れません。昔は神社や山など、春になるとどこでも見かけたように思います。私が育ったところは、お祭りは春でした。収穫を祝った秋祭りも盛り上がるのでしょうね。住民参加型のお祭りも多くなって、大人になってもお祭りはやっぱり楽しいイベントですね。
そんな時思い出すのは 母が良く口にしていた「七重八重 花は咲けども 山吹の みの一つだに なきぞ悲しき」---のうた--と 太田道灌とやまぶき の話です。
ヤマブキの花は、私たちが子供のころから身近にあった花なのでしょう。誰もが子供の頃の思い出の中にあるようです。
大村さんはお母様がよく詠まれていた和歌の中のヤマブキの花ですね。深層な山奥に、この花は際立っています。