
好きな花はいっぱいあるのですが、「どの花がいちばん」と言われたら、迷わず私は秋明菊をあげるでしょう。強烈な印象を受けたのは、奥多摩(御岳山頂上近く)の旅館の庭先。山は紅葉にはまだ少し早く、深い緑の静寂の中、長く伸ばした茎の先に真っ白い秋明菊が咲いていたことを忘れることができません。
他にピンク色もあるようですが、白い秋明菊の苗を買ってきて庭に植えてみました。春の間はこんもり葉を茂らせ、秋の開花の期待が持てるのですが、夏に思ったより花の咲く茎が伸びず、それでもこの秋、何本か咲いてくれました。この真っ白い花びらに見えるのは萼(ガク)であって、花びらは退化してしまったという長い歴史を持つ花。古く中国から渡来したそうです。少し寂しげで、でもその姿は凛として、秋明菊は私の中でとても魅力的な花のひとつです。
他にピンク色もあるようですが、白い秋明菊の苗を買ってきて庭に植えてみました。春の間はこんもり葉を茂らせ、秋の開花の期待が持てるのですが、夏に思ったより花の咲く茎が伸びず、それでもこの秋、何本か咲いてくれました。この真っ白い花びらに見えるのは萼(ガク)であって、花びらは退化してしまったという長い歴史を持つ花。古く中国から渡来したそうです。少し寂しげで、でもその姿は凛として、秋明菊は私の中でとても魅力的な花のひとつです。
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