小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

ヒメツルソバの使命

2009-10-28 | ガーデニング
台風20号が太平洋岸を通過して、冷たい雨が降りましたが、また秋空が戻ってきました。
今年も、ヒメツルソバの季節がやってきました。


子供の頃、このヒメツルソバは、あまり馴染みがなかったように思いますが、ここ近年、花壇、公園、畑または道路のコンクリートの隙間と、いろいろなところで見かけるようになりました。そして、それは一株なんていうケチなことではなく、ほとんどが群生しています。
 

園芸店では、「ポリゴナム」という名前で、グランドカバープランツとして売られています。
タデ科の多年草で、明治の中期に日本にやってきた外来種らしいのですが、往々にして外来種はその地に根付くための本能なのでしょうか。その繁殖力は強靭です。
同じ外来種のセイタカアワダチソウと比べて、ヒメツルソバは小さく、花も可憐なところから、あまり邪魔にもされずにいつのまにか、その陣地を広げています。
まるで、ヒメツルソバの使命は、仲間を増やすこと、とせっせと仲間作りに精を出している、そんなふうにも見えますが。

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする