FXと暗号資産(Crypto)とゴールド(金)についての随想です。コメント欄は承認制になっています。
やまはFX・Crypto



ISMと雇用統計で、またぞろ米国利下げ期待が強くなり、ドル安に株高となっている。テクニカル的には、ドルインデクスの日足はまだ軽いフラットの動きの中での下げで、大きく変動する様子は見えない。したがって、今回は、まだドル高に戻る可能性が高いとみている。ただ、かなり波動が縮小してきており、上下どちらかにブレークするのも遠くはなさそうだ。ここは注目しておきたい。

ドル円が下がってきているが、これは上記のドル高是正による調整的な動きで、円売りの縮小ではない。その証拠に、クロス円の下降はほとんどなく、また、本ブログで、円安を測定するのに使っている、ドル円・ドルインデクスレシオの日足を見ても、あいかわらず上昇(=円安)である。むしろ円売りが強くなっているというのが実状だ。

ということで、現状では、ドル単独の波動によるドル安で、またドル高に戻ってドル円が上昇開始する方のシナリオを有利としておきたい。ロングポジションも警戒しつつ維持、4時間足での上昇がしっかりしてくるのを観察しておきたい。

ドル安に伴って、ゴールド・原油が高くなっているのは理屈通りだが、暗号通貨が下げているのがやや不審。ただ、マウントゴックスの資金返済など特殊要因があるので、一時的なものだろう。ビットコインについては、ETFとして巨大資金が関与を始めているので、大きな下げはないと考える。自分は、あとは上がるのを待つばかりというスタンスだ。



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雇用統計はいろいろな数値があるが、失業率が4.1とやや上がったことに注目されて、ドル円は弱めが継続しているようだ。ただ、雇用自体の数値はまあまあであり、その点で、ドル円もそんなに大きく下げたわけではない。この後、NYでどういう解釈が出てくるか、株価への影響などを観察してみたい。

ただ、ISMとバイデン撤退か?のニュース以来、全体に相場は軟調になってきている。無理せず、ドル円ロングを少なめで保持していきたい。全体に相場は踊り場に来ている感じで、次の大きな動きを待っていると感じる。


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昨日のドル円の下げは、トランプ報道と重なって混乱したが、やはりISM指数が低かったことによるドル売りがメインだったようだ。これは訂正しておきたい。ただ、ISM単独にしては、今日も軟調が続いていることから、ややおかしいような気がする。複数の要因による円売りの軽い巻き戻しと考えておきたい。

チャート的にも、日足から4時間足などのミドルレベルのタイムスパンで、大きく陰線になっており、今日も弱かった。単純に押し目買いをするのは躊躇される。4時間足がしっかりと反転するまでは、ドル円ロングは縮小した状態で様子見としたい。




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明日は米国休場で、金曜日は雇用統計。ひとまずポジションを小さくしようと思ったところで、23時すぎにバイデンが撤退を検討という噂報道が流れてきた。初動はドル安のようだが、これはかなり大きなファンダメンタル要因なので、ドル円ロングはとりあえず大幅縮小して次に備えている。週末の雇用統計なども待ってあらたなポジションをとっていきたい。バイデンが本格撤退の場合は、次の候補が気になるが、いずれにせよ、にわか仕立ての感は免れず、トランプ有利ではある。いよいよ米国は怪しくなってきたという感が深い。時代の大きな転換期ということだろう。

ドル円についていえば、投機筋が積み上げてきている円売りのポジションが、リスクを感じて巻き戻されるかどうか、非常に注目される。いずれにせよ、バイデンの行方がはっきりするまでは、ドル円の頭が重くなることは間違いないだろう。





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今週は雇用統計が週末にあり、それの良し悪しで大きく動く可能性がある。また、それにより円安が加速すれば介入ということもあり得る。雇用統計が近づいたら、ポジションを小さくして備えたい。さすがに介入警戒も強くなっておりドル円の頭も重く、雇用統計までは162円止まりではないだろうか?

しかし、通貨ペアを改めて見ると、ドル円161円、ユーロ円173円、豪ドル円107円など驚異的な数字が並んでいる。ドル円が75円だった頃(2011年)には、このまま50円になるだろうと言われていたのがウソのようである。本当に長期的な為替のレート予測は困難であることを改めて実感している。



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円売りが続いている。現状、実はドル円よりもクロス円の方が割がいいのだが、あれこれ考えるのも面倒なので、ドル円ロング継続している。しかし、豪ドル円107円とか本当にすごい。が、落ちる時もすごいので、介入時には注意が必要だ。

今のところ、個人的にはただちの介入は警戒していないので、絶えずそれなりのレバでポジションを継続している。ただ、万万一に備えて、現在よりも2円下(今は159円ロー)に逆指値でドル円の売りを置いてある。介入が来ればかなり本腰を入れてくるはずで、5円の下げはあると思うからである。160円あたりだとちょっとした下ヒゲでひっかけてしまう恐れがあるため、2円下にしてある。

介入の最大警戒は165円を超すポイントであると考えているので、163円を超えたあたりからは絶えず注意していきたい。月末の日銀会合まではまだ時間もあるので、現状では、介入以外にはドル円が大きく下がる可能性はないだろう。

他の要因としては、バイデンが撤退する場合だが、これは代わりに立つ人によって大きくわかれる。ミシェル・オバマだったりするとかなり盛り上がる。ただ、いずれにしても、ドル円に与える効果はわかりにくいので、起こってみないとなんとも言えない。

当面のトレード方針は上に書いたとおり。急騰したらすこし利食い、下げたら買いで、軽く利食いしながら、メインは続けている。



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神田財務官はもう1期あるかと思っていたが、順送り人事で今回で勇退となった。任期は前に書いたように7月なのだが、ぎりぎりG20や日銀会合などを見ての交代で31日までのようだ。これで先がわかったので、7月に介入の置き土産も可能といえば可能だ。次の財務官の三村国際局長は、神田氏ほど個性的な感じもしないので、実務的な動きになると予想する。ネットでの皆さんの予想では、大きく動いて、ドル円165円までには介入が来るだろうというところだが、自分もそれに反対することはない。
 
トレードはPCEに備えてすこしポジション整理をしておいたが、160円ローで再度ロングを作り直した。再度161円を超えて行く相場だと思う。このところ、少し仕事が楽なので、割とこまめにポジをいじっているので、結果的には利益は多い。いずれにしても、一方向に動いている限り、為替は簡単だ。流れが変わるところを見つけるのが難しいが、大きな動きではポジ縮小、そして下で作り直すことを丁寧にやれば、そんなに大きく外すことはないだろう。

このところかなり儲かっているので、昨晩は、都内のグラン(ド)メゾンで、久々に美味しいワインが飲めた。ありがたいことだ。



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またぞろ介入という声が聞こえてきたが、すこし冷静に考えてみよう。これは吉田氏による日米金利差とドル円のチャートだが、5月の介入時以来、金利差の縮小を無視した円売りの投機がかえって激しくなっているのがわかる。なぜこうなるかは、ちょっと考えて見ればわかる。単調にドル円が上がる場合は同じ価格帯は1度しか通過しないが、介入で一旦下がると、同じところを往復するので、ショート&ロングで二度儲かる。つまり介入は投機筋には非常に美味しいのである。そのたびに円売りをする意欲が増してくる。

投機筋にとって真に介入が恐いのはそこで中期反転してしまうことである。たとえば、5月の介入で158円で反転し、そのまま150円以下まで行ってしまうとすべての円売りポジションは損切り、焼け野原になるしかないが、今回のように153円手前で止まれば、5円程度の値幅は長期ポジではがまんできる。その間でうまく立ち回れば、利益になるわけで、スムージング介入などはほとんど意味がない。時間を稼いでも、今のように国際的金利状況が変化しなければ、実質的効果はゼロである。まして、米国債を売って(米国金利上昇要因)ドルを作っているようでは、ホントに逆効果。

日銀も国債買い入れ減額+利上げをがんばるというが、フラフラしている日経、実質的賃金下落、GDP下落、総裁選、そして世界的に利下げという声の中で、二周遅れの利上げがどれだけできるのか?非常に疑問である。
 
ということで、反転できない介入は、大手投機筋にとっての好機としか言いようがなく、160円以上で介入があれば素晴らしい。我々個人投機家も、大手に提灯をつけてどんどん円売りしていこうと思う。



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159.5そして159.8、さらには160といくつかのレジスタンスがあったが、いずれもブレーク後はそれなりの上昇。とにかく、円を売っていれば儲かる相場である。こういう時は遠慮無くハイレバで取る以外にはない。ずっと書いてきているように、来月初旬の任期(予定)までは、神田介入はまずは不可能である。
 
160.5まで来ているので一度は押すかもしれないが、週末の米国PCEでさらに上昇する可能性もある。まずはこのあたりまではドル円ロングを引っ張りたい。


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159.5のレジスタンスが思いのほか強く、手こずっている。やはり、159までの上昇が急だったこともあって、やや時間がかかりそうだ。1時間足での上昇トレンドはまだ効いているが、これが崩れると4時間足のMA60の158円ローあたりまでの調整も考えられる。丁寧に観察していきたい。そのあたりまで落ちれば、その後の上昇幅も大きくなるので、ありがたい。

自分のトレードは、159円以下で増やしたロングは一時手仕舞い。ややポジは小さくして、159.5の完全ブレークを待っている。これがだめで、下に落ちた場合には、1円下くらいでうまく拾いたい。


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